【開催レポート】日本を含む27の国と地域から369名が札幌に集結!

〜 統合医療機能性食品国際学会 第32回年会が開催されました 〜

株式会社アミノアップ

株式会社アミノアップ(北海道札幌市、代表取締役会長 小砂憲一、代表取締役社⻑ 北舘健太郎)は、7月20日(土)、21日(日)にグランドメルキュール札幌大通公園で開催された統合医療(*1)機能性食品国際学会(ICNIM: International Congress on Nutrition and Integrative Medicine)第32回年会(ICNIM2024)および同年会の一部を一般市民にも公開する公開シンポジウム「がんと共により良く生きる」を後援しました。

*1…統合医療:手術・放射線・化学療法などの従来の治療法に加え、サプリメント、ヨガ、漢方など、さまざまな補完的なアプ

      ローチを組み合わせて、QOLを向上させる治療手法。


<概要>

統合医療機能性食品国際学会 第32回年会

日時:2024年7月20日(土)~21日(日)

会場:グランドメルキュール札幌大通公園(旧ロイトン札幌)3Fボールルーム

   札幌市中央区北1条西11丁目

主催:統合医療機能性食品国際学会

後援:経済産業省北海道経済産業局/北海道/札幌市/(一社)日本統合医療学会/(一社)日本未病

   学会/(一社)北海道健康医療フロンティア/㈱アミノアップ

参加国数:日本を含む27の国と地域(米国、カナダ、メキシコ、チリ、中国、台湾、韓国、インドネシ

     ア、タイ、フィリピン、モンゴル、ドイツ、ベルギー、ポーランド、チェコ、ルーマニア、

     日本、他10か国)

参加者数:海外183名、国内186名 計369名

■公開シンポジウム

日時:2024年7月21日(日)13:00~15:00

テーマ:がんと共により良く生きる ~QOLを支える統合医療~

総合司会:伊藤壽記(統合医療機能性食品国際学会 会長、大阪がん循環器病予防センター

          所長)

パネリスト(敬称略):田中一(きのくに漢方クリニック 院長)、柳本泰明(神戸大学胆膵

           外科、低侵襲外科特命教授)、Claus Muss(セント・エリザベス

           大学、公衆衛生学科教授)

一般参加者数:281名(会場内25名、オンライン視聴256名)

<詳細>

ICNIM2024は、日本を含む27の国と地域から2日間で合計369名のICNIM会員及び関係者が参加、合計52演題(うち口頭発表14演題)が発表され盛会のうちに終了しました。主な発表内容は疾病予防や治療補助を目的とする機能性食品の利用に関する研究成果で、星薬科大学学長 牛島俊和先生による基調講演「がんとエピジェネティクス(*2)」に始まり、AHCC®(*3)の薬剤耐性菌に対する抗菌効果の検証、自然免疫記憶の誘導性検証、免疫系遺伝子の活性化検証や、、ETAS®(*4)による視細胞障害抑制効果検証など、身体が本来もつ機能に機能性食品が働きかけることで期待される様々な効果が報告されました。中でも、台湾のNational Cheng Kung UniversityのSue-Joan Chang氏は、ライチ由来の低分子化ポリフェノールOligonol®(*5)とBCAAの併用がサルコペニア抑制に有効であるとした研究結果を報告し、優秀研究報告賞を受賞しました。

また、公開シンポジウムでは上記の年会参加者に加え事前申込のあった281名(会場内25名、オンライン視聴256名)の一般の方が参加され、『がんと共により良く生きる』をテーマに、がん患者の生活の質(QOL:Quality of Life)を支えるために、統合医療を治療にどのように取り入れるかについての議論を聴講されました。まず、実際に医療現場で機能性食品を治療補助に取り入れている臨床医3名が、それぞれ臨床例を紹介しながら『がんとの共生』についての考え方を発表、続いてパネルディスカッションが行われました。機能性食品の役割に加えて、睡眠や笑いの大切さについても触れ、がん患者さんを支えるご家族にとっても有用な話題が展開されました。事後に寄せられたアンケートでは、「癌との向き合い方、考え方、家族の心構えなど、大変分かりやすくしかもとても具体的で良かった。」「知識としてだけでなく、患者さんやご家族の方が勇気づけられる、素晴らしい講演でした。ありがとうございます。」「3名の先生方の癌に対するアプローチが関心深く、それぞれのお考え、方針や共通の志向などを拝聴でき大変有意義だった。」といった声が聞かれ、一般の方にも分かりやすい内容で統合医療の考え方や専門的な知見を具体的に学ぶ機会になったと多くの参加者から好評を得ました。

*2…エピジェネティクス:DNAの配列を変えずに遺伝子発現を制御・伝達する仕組みやその研究分野のこと。

*3*4、*5… AHCC、ETAS、Oligonolは株式会社アミノアップの登録商標です。

基調講演「がんとエピジェネティクス」
ポスターセッション
ポスターセッション
本会会場は満員に
公開シンポジウムでは活発な意見交換が
一般の方にもわかりやすく好評だった公開シンポジウム

<背景>

統合医療機能性食品国際学会(ICNIM: International Congress on Nutrition and Integrative Medicine)は統合医療及び機能性食品に関する研究を通じて、その機能解明と疾病の予防・治療の進歩に貢献することを目的とする研究者の国際学会組織です。株式会社アミノアップは、1994年のICNIM設立当初から年次研究報告会(年会)の運営を後援しています。

<今後の展望>

統合医療機能性食品国際学会年会は今回で第32回目を迎えました。近年、基礎研究の成果報告には、機能性食品によるエピジェネティクス制御機構の解明や、最新のがん治療法との併用効果の可能性検証など、最先端の科学的知見に基づく有望な報告もあり、臨床での検証とその後の応用が期待されます。


株式会社アミノアップ

株式会社アミノアップは、1984年設立以来、北海道に拠点を置きグローバル展開する機能性食品・農業資材開発メーカー。独自開発した機能性食品「AHCC®」(担子菌培養抽出物)をはじめとする食品素材や、バイオスティミュラント「Dr. アミノアップ」などのアグリ事業を展開し、特許取得と論文発表に重きを置く。社内では医学・薬学・農学・理学・獣医学・工学など幅広い分野を専門とする研究チームが新製品の開発や科学的根拠の検証を続けていると同時に、世界100以上の医療機関や大学などとの共同研究を行なっている。さらに研究の促進、研究機関同士の連携などを目的として、統合医療機能性食品国際学会(ICNIM)を後援するなど、自社独自のグローバルネットワークの構築・交流にも精力的に取り組んでいる。環境対策にも力を入れており、自社製品の製造1トン当たりのCO2排出量 を10年前と比較して40%削減した。

商 号 :株式会社アミノアップ

所在地 :北海道札幌市清田区真栄363番地32

代表者 :代表取締役会長 小砂 憲一

     代表取締役社長 北舘 健太郎

資本金 :3億6900万円

事業内容:機能性食品・サプリメント原料および植物活力資材の自社開発・製造・販売

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社アミノアップ

営業部広報担当:関野・藤堂・岩松

TEL: 011-889-2555   FAX: 011-889-2375

Mail : au_pr@aminoup.jp

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会社概要

株式会社アミノアップ

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URL
http://www.aminoup.jp
業種
製造業
本社所在地
北海道札幌市清田区真栄363番地32
電話番号
011-889-2277
代表者名
北舘健太郎
上場
未上場
資本金
3億6900万円
設立
1985年06月