国内初のモータ反力式フライトシミュレータ用操縦桿を展示(複座式軽飛行機向け・特許出願中)
エアロマート名古屋2019商談会・ワークショップ(9月25日・26日)弊社ブースにて
株式会社タマディック(本社:東京都新宿区/愛知県名古屋市、英文社名:TAMADIC Co., Ltd.)は、2019年9月24日(火)~26日(木)に開催されるエアロマート名古屋2019(Aeromart Nagoya)商談会・ワークショップにおいて自社開発による国内初の「モータ反力式フライトシミュレータ用操縦桿(複座式軽飛行機向け)」を展示いたします。
弊社は、戦後初の国産小型旅客機「YS11」より航空産業に参入し、設計開発・生産技術・解析業務を通して日本の航空産業の発展に貢献してまいりました。近年では、フライトシミュレータ操縦系統の評価試験、シミュレータ訓練装置の操縦系統・電子系統の性能評価試験業務を請け負い、それらの経験と知識を活かした6軸モーション搭載のフライトシミュレータの開発などを進めております。
今回は、「エアロマート名古屋2019」において、自社開発による国内初のモータ反力式によるフライトシミュレータ用操縦桿(複座式軽飛行機向け)を展示いたします。航空機は、上昇・下降・旋回などの動作において、操縦桿が重要な役割を果たしますが、従来の(国内メーカーが展開する)フライトシミュレータ用操縦桿は、バネ反力式製品しかなく、実機に近い操作感覚を再現できませんでした。本製品は、モータを用いて飛行速度による空気抵抗の差異を再現し、さらに設計から部品選定まで最適化を図り、低コストでの導入を可能にするものです
(※特許出願中)。
■研究・開発の背景
航空機は、飛行速度によって操縦桿の操作力が変わりますが、国内メーカーによるフライトシミュレータ用操縦桿はバネ反力式のものしかなく、異なる飛行状況下でも同一の操作力しか再現できません。また、海外メーカーでは、複座モータ式操縦桿が開発されておりますが、機長席・副操縦士席それぞれに独立したモータを使用し、プログラム制御により同一の動作をするよう連結されているため、左右で異なる操作をした場合、モータに高負荷が掛かり、機器が停止してしまうといったケースが見られます。
■本製品の特長
パイロット不足が社会問題となっている昨今、飛行訓練装置を保有する企業や機関は、より精度の高い訓練を実施するため、高レベルな操縦性の再現をシミュレータに求めています。弊社では、シミュレータ本体から機器・部品に至るあらゆる技術を研究・開発し、さらには機器の評価試験からメンテナンスまでを請け負い知見を深めていくことで、市場ニーズに応える高付加価値のものづくりを提供してまいります。
■展示イメージ
1. モータ反力式操縦桿に使用するモータの選定
・ピッチ最大操作力(機種上下) :30kgf
・ロール最大操作力(機体傾き) :15kgf
2. 左右席を機械的にリンクさせて、各軸を1モータで制御
3. 飛行状況(速度)に合わせた操作反力特性の変更可能なソフトウェア開発
4. ソフトウェアの変更のみで多機種への対応が可能な拡張性
■自社開発のフライトシミュレータについて
「タマディック フライトシミュレータ」
■「エアロマート名古屋2019」について
会期 :2019年9月24日(火)~26日(木)
会場 :24日 名古屋商工会議所2階ホール(名古屋市中区)
25日・26日 名古屋市中小企業振興会館 吹上ホール(名古屋市千種区)← 実機展示日
主催 :advanced business events、BCI AEROSPACE
HP :http://nagoya.bciaerospace.com/jp/
内容 :航空宇宙分野のビジネスマッチングにおいて世界的に実績のあるフランスのBCIエアロスペースが主催する
事前調整型ビジネス商談会
今回は、「エアロマート名古屋2019」において、自社開発による国内初のモータ反力式によるフライトシミュレータ用操縦桿(複座式軽飛行機向け)を展示いたします。航空機は、上昇・下降・旋回などの動作において、操縦桿が重要な役割を果たしますが、従来の(国内メーカーが展開する)フライトシミュレータ用操縦桿は、バネ反力式製品しかなく、実機に近い操作感覚を再現できませんでした。本製品は、モータを用いて飛行速度による空気抵抗の差異を再現し、さらに設計から部品選定まで最適化を図り、低コストでの導入を可能にするものです
(※特許出願中)。
■研究・開発の背景
航空機は、飛行速度によって操縦桿の操作力が変わりますが、国内メーカーによるフライトシミュレータ用操縦桿はバネ反力式のものしかなく、異なる飛行状況下でも同一の操作力しか再現できません。また、海外メーカーでは、複座モータ式操縦桿が開発されておりますが、機長席・副操縦士席それぞれに独立したモータを使用し、プログラム制御により同一の動作をするよう連結されているため、左右で異なる操作をした場合、モータに高負荷が掛かり、機器が停止してしまうといったケースが見られます。
■本製品の特長
飛行操作の際に発生する操縦桿への負荷をモータで再現し、かつ機長席・副操縦士席を機械的にリンクさせて各軸をひとつのモータで制御します。また、本製品の開発にあたり、飛行状況(速度)に合わせて操作反力特性を変更できるソフトウェアを新たに開発。これにより、単発機・双発機など、さまざまな機種への対応を可能にする拡張性を持たせました。
パイロット不足が社会問題となっている昨今、飛行訓練装置を保有する企業や機関は、より精度の高い訓練を実施するため、高レベルな操縦性の再現をシミュレータに求めています。弊社では、シミュレータ本体から機器・部品に至るあらゆる技術を研究・開発し、さらには機器の評価試験からメンテナンスまでを請け負い知見を深めていくことで、市場ニーズに応える高付加価値のものづくりを提供してまいります。
■展示イメージ
■開発要素
1. モータ反力式操縦桿に使用するモータの選定
・ピッチ最大操作力(機種上下) :30kgf
・ロール最大操作力(機体傾き) :15kgf
2. 左右席を機械的にリンクさせて、各軸を1モータで制御
3. 飛行状況(速度)に合わせた操作反力特性の変更可能なソフトウェア開発
4. ソフトウェアの変更のみで多機種への対応が可能な拡張性
■自社開発のフライトシミュレータについて
「タマディック フライトシミュレータ」
旅客機の操縦性を再現した模擬飛行装置。パイロット育成入門やエンターテイメント用に製作したもので、移動方向、向き、回転の6軸の各動きを電動モータで再現し、24インチ液晶モニタでリアルな映像を映し出します。訓練シナリオは実在する空港を設定することができ、本物さながらの操作性を実現いたしました。
(その他事例:https://www.tamadic.co.jp/news/detail.php?id=130)■「エアロマート名古屋2019」について
会期 :2019年9月24日(火)~26日(木)
会場 :24日 名古屋商工会議所2階ホール(名古屋市中区)
25日・26日 名古屋市中小企業振興会館 吹上ホール(名古屋市千種区)← 実機展示日
主催 :advanced business events、BCI AEROSPACE
HP :http://nagoya.bciaerospace.com/jp/
内容 :航空宇宙分野のビジネスマッチングにおいて世界的に実績のあるフランスのBCIエアロスペースが主催する
事前調整型ビジネス商談会
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