インターオフィス創業50周年記念 チャリティーオークション「長く使えるもの」をテーマとした「One Stool, One Story」
―安藤忠雄氏、深澤直人氏ら15組が手がけた、世界に一脚だけの作品が誕生―

株式会社インターオフィス(本社:東京都港区、代表取締役CEO:岩下雅則)は、創業50周年を記念し、「長く使えるもの」をテーマとしたチャリティーオークション「One Stool, One Story Interoffice 50th Anniversary Charity Auction」を開催します。
本企画では、アルヴァ・アアルトが1933年にデザインしたアルテックの「スツール60」をキャンバスに、これまでインターオフィスと協働してきた安藤忠雄氏、深澤直人氏をはじめとした建築家、デザイナー、アーティストら15組がそれぞれの視点で手を加えた特別な作品を制作しています。
完成した作品は、2026年1月以降、インターオフィス各拠点および同社のリテールストアMAARKET(マーケット)にて巡回展示され、サイレントオークション形式で販売されます。オークションの売上は全額、文化施設「こども本の森」へ寄付されます。本企画は、「長く使い続けられるデザイン」の価値を次の世代へつなぐことを目的とした、インターオフィス50年の歩みを象徴する企画・展示となります。
■ 50周年特設サイト:https://interoffice50th.jp/
「スツール60」というプロダクトについて
「スツール60」は、1933年の発表以来、世界中で使われ続けてきたプロダクトです。
アアルトによるデザインのシンプルな構造、バーチ材を直角に曲げる技術「L - レッグ」、修理や再利用を前提とした設計思想など、このプロダクトは時代や用途を超えて、多くの人々に親しまれています。完成度の高い名作でありながら、過度な主張を持たず、使い手や空間によって意味が更新されていく余白を備えていることも、このスツールの特徴です。
インターオフィスが創業50周年の節目に「スツール60」を本企画の起点として選んだのは、このプロダクトが体現してきた「循環性」と「普遍性」にあります。修理や再利用を前提とした構造と、世代や用途を超えて使い継がれてきた歴史は、「長く使えるもの」という50周年のテーマと重なります。
完成された名作でありながら、解釈や関わり方を更新し続ける余白を持つ「スツール60」。だからこそ、いま改めてクリエーターが向き合うことで、新たな物語が生まれると考えました。

一脚ずつ異なる解釈とアプローチ
本企画に参加するクリエーターは総勢15組。「スツール60」という共通のプロダクトに向き合いながら、素材に手を加え、構造を読み替え、あるいは視点をずらすことで、一脚ずつ異なる表情を持つ作品が生まれています。完成された名作に対して、何を受け継ぎ、どこに手を加え、どこに触れないのか。その判断の積み重ねが、一脚ずつ異なる表情となって現れています。

「青春」のイス
安藤 忠雄(建築家)/「青春」のイス
1941年大阪生まれ。独学で建築を学び、69年安藤忠雄建築研究所設立。代表作に「光の教会」「六甲の集合住宅」、「フォートワース現代美術館」、「地中美術館」「こども本の森 中之島」「ブルス・ドゥ・コメルス」など。79年「住吉の長屋」で日本建築学会賞、95年プリツカー賞、05年国際建築家連合ゴールドメダル、10年文化勲章、21年フランス レジオン・ドヌール勲章コマンドゥールなど受賞多数。イエール、コロンビア、ハーバード大学の客員教授歴任。97年から東京大学教授、現在、名誉教授。

Artek Stool 60 – 漆_japan
岸 和郎+象彦(建築家+京漆匠)/Artek Stool 60 – 漆_japan
K.ASSOCIATES/Architects 主宰。京都工芸繊維大学名誉教授、京都大学名誉教授。AIA Honorary Fellow。現在、京都美術工芸大学大学院特別教授。UC バークレー、MIT で客員教授を歴任。日本建築家協会新人賞、日本建築学会賞など、国内外において受賞多数。主な作品には日本橋の家、紫野和久傳、京都芸術大学望天館、新行政棟・文化庁移転施設など。各国より作品集多数出版。今回のスツール制作にあたり京漆の象彦が制作協力した。

押野見 邦英(建築家)/Artek Quadrant
鹿島建設設計部長を経て横国大大学院、東工大や芝浦工大等で教育に関わる一方、k/o design studio にて建築やインテリアや家具を手がけ、グッドデザイン賞やベストオブイヤー賞等の国内外デザイン賞を受賞、最近の作品に洗足学園のシルバーマウンテン&レッドクリフやヒノキタワーのインテリアや家具のキュビストシーティングがある。

Stool60とシワ
SAKUMAESHIMA/Stool60とシワ
東京の原宿を起点に 2016 年に設立された建築設計事務所。
住宅や商業施設などの建築設計をはじめ、オフィス・店舗等の内装設計、展覧会の会場構成、プロダクトデザインなど、コラボレーションを大切にプロジェクトに取り組んでいる。
既存のものを活かし、余分なエレメントを再解釈しながら価値を最大化することを目指している。それぞれのプロジェクトが発生した背景、環境、そしてストーリーを大事にしながら、対話を重ね、デザインしている。

Birthday Stool 50
二俣 公一(空間・プロダクトデザイナー)/Birthday Stool 50
福岡と東京を拠点に空間設計を軸とする「ケース・リアル」とプロダクトデザインに特化する「KOICHI FUTATSUMATA STUDIO」を主宰。主な空間プロジェクトに、スキンケアブランド「イソップ」「ブルーボトルコーヒー」和菓子店「鈴懸」「DDD HOTEL」の内装デザインなど。プロダクトは、真空管アンプ「22」がサンフランシスコ近代美術館の永久所蔵品となっているほか、Artek「KIULU BENCH」、天童木工「SAND」、E&Y「ESKER」「No8」をリリースするなど、国内外の様々なブランドと恊働している。JCDアワード(現・日本空間デザイン賞)金賞やDesign Anthologyアワード インテリアデザイナーオブザイヤー等受賞歴多数。

Untitled
深澤 直人(プロダクトデザイナー)/Untitled
1956年、山梨県生まれ。デザイナーの個性を主張するのではなく、生活者の視点にたって人の想いを可視化する静かでありながら力強いデザインに定評があり、世界で最も影響力のあるデザイナーの一人とされている。日用品や電子精密機器からモビリティ、家具、インテリア、建築に至るまで、手がけるデザインの領域は幅広く多岐に渡る。イサム・ノグチ賞、Collab Design Excellence Awardsなど受賞歴多数。ロイヤルデザイナー・フォー・インダストリー(英国王室芸術協会)の称号を持つ。LOEWEクラフトプライズ審査委員。日本民藝館館長。多摩美術大学副学長。

Kami Series1-4
Artello(アーティスト)/Kami Series1-4
Artello(アルテロ)は、カナダを拠点に活動するJudi Chan(ジュディ・チャン)とKeith-yin Sun(キース=イン・サン)によるアーティストデュオ。かたちあるものと、かたちにならない感覚。そのあいだに生まれる関係性を手がかりに、視覚表現を通して、言葉を超えた物語を紡いでいる。あらゆる創造の領域に内在する普遍的な調和に関心を寄せ、コンセプチュアルでありながらクラフト=手仕事に根ざした手法で作品を制作。インターオフィスとは、Fittingboxのロゴマークのデザインやイラストの制作で協働した。

PLAY THE STOOL
AWATSUJI design/PLAY THE STOOL
粟辻デザインは、粟辻美早と粟辻麻喜を中心に、1995 年に設立されたデザインスタジオ。パッケージ、エディトリアル、サイン、空間計画など、幅広くデザインを手がけている。二人の父である粟辻博によるテキスタイルデザインの系譜も受け継ぎ、日常に根ざした明快で美しいデザインを追究している。インターオフィスのリテールストア「MAARKET」のロゴをデザインした。

Awaken your brain, imagine tomorrow.
川村 明子/Awaken your brain, imagine tomorrow.
愛知県豊川市出身。ニューヨークの美術大学 School Of Visual Arts, Graphic Design 学部卒業。Rhodes Family Award 受賞。帰国後、企業での勤務を経て、デザイン会社 Double Ow Eight を設立。2000年ヴィーガンカフェの草分け8tablishを創業。2014年株式会社Apollo&Char Company 設立以降は企業のブランディング、ロゴやパッケージデザインやコンサルティングを多く手がける。2000年、富山県射水市で地域創生事業に関わり、2024年10月建築・ライフスタイルショールーム House of Zutto TOYAMAを開設。建築・インテリアデザインからブランディング、グラフィックデザイン、イラストまでライフスタイル全般のデザインを手がけている。

座りたい、触りたい、愛でたい。
NDC Graphics(グラフィックデザイン)/座りたい、触りたい、愛でたい。
NDC Graphics は、人と人・人とモノ・人と環境の間にあるさまざまな問題をデザインによって解決し、気持ちのいい生活を実現するデザイン集団。多様なデザイン分野を個別に考えるのではなく、それらを関係づけて、生活の視点で統合している。グラフィックデザインの分野を超えて、チームワーク、クラフトマンシップとネットワークで「快適な空間」をつくりだしている。

Stool 60 Cyanotype
嶌原 佑矢(写真家)/Stool 60 Cyanotype
1985 年生まれ 大阪府出身。2013 年より出版社勤務後、2018 年に独立。ファッションを軸に、ポートレイト、風景、静物まで幅広いジャンルの撮影を手がける。被写体の空気感や佇まいを丁寧にすくい取る表現を特徴とし、数多くの雑誌、広告、カタログで活躍。インターオフィスとは、MAARKET のスタイリング写真において継続的に協働している。

DESULTRY STOOL STUDIES: A VISUAL REFERENCE
長谷川 健太(写真家)/DESULTRY STOOL STUDIES: A VISUAL REFERENCE
1983年静岡生まれ。2005年東京工芸大学写真学科を卒業後、2005年より建築写真事務所ZOOMにて、白鳥美雄、淺川敏に師事。2010年独立。
建築やインテリア、プロダクトの撮影を主に活動する。 個人やその周辺、社会、空間が多層化、複雑化している状況を写真によって小さな単位として切り取る事で、事象を抽象化、単純化していくことをコンセプトに撮影をしている。

Long Trail Runnin’
黒田 美津子(インテリアスタイリスト)/Long Trail Runnin’
多数の女性誌、デザイン誌でデザイン・インテリア関連記事の編集、執筆、スタイリングを担当。現在は雑誌、書籍の編集や撮影のためのスタイリングをはじめ、広告美術、住宅や展示会、商業施設、店舗、美術館、個人邸など、さまざまな空間のインテリアと空間演出を手がけている。2024年には群馬県北軽井沢にアトリエLaboratoryy|Fern、キュレーションスペースLaboratoryy|Barnを開設している。

SAVOYの迷宮
織田 憲嗣(椅子研究家)/SAVOYの迷宮
1946年高知県生まれ。大阪高島屋宣伝部入社。1979年独立。その後、椅子の研究室「CHAIRS?」を妹尾衣子氏とともに立ち上げる。1994年椅子コレクションとともに北海道へ移住。北海道東海大学芸術工学部(当時)教授。特任教授を経て現職。北海道東川町文化芸術アドバイザー。東海大学名誉教授。

monkey stool 60 人(サル)の腰掛け
齊藤 太一/monkey stool 60 人(サル)の腰掛け
1983年生まれ 岩手県出身 造園家 高校在学中から独学で造園を始める。 2002年に都内で園芸事業を創業し、2011年株式会社DAISHIZEN設立。 SOLSOやKEEPGREENなどの緑化ブランドの運営を行う傍ら、自然と建築と人との調和を目指した造園を得意とし、建築のコンセプト段階よりプロジェクトに参画。有名建築家と様々なプロジェクトを多数進めている。グリーンディレクションやランドスケープデザインなど植栽の第一人者として多くの案件を手がけ、自身のクリエイティブ活動にも注力している。
寄付先「こども本の森」について
オークションの収益は、建築家・安藤忠雄氏が設計・寄贈した文化施設「こども本の森」へ寄付されます。「子どもたちのまっすぐな眼差しや感受性を大切にした、本と物語のための場所をつくりたい」という思いのもと構想された「こども本の森」は、現在、全国6拠点に展開する文化施設へと広がりを見せています。
本を通じて子どもたちが自由に想像し、考えることのできるこの場所は、空間やデザインが人の思考や感性に作用するという、インターオフィスが長年大切にしてきた考え方と重なります。デザインを単なる消費の対象としてではなく、使い続け、考え続けるものとして次の世代へ手渡していくこと。本企画は、その姿勢をかたちにした取り組みです。デザインや創造の価値を次の世代へ手渡していくという思いから、子どもたちの想像力や思考を育む文化的な場である「こども本の森」への寄付を通じて、本企画の理念を社会へと還元します。
-
こども本の森 中之島 https://kodomohonnomori.osaka/
-
こども本の森 神戸 https://kodomohonnomori-kobe.jp/
-
こども本の森 熊本 https://kodomohonnomori.kumamoto.jp/
-
こども本の森 遠野 https://kodomohonnomori-tono.com/
-
こども本の森 松山 https://kodomohonnomori-matsuyama.jp/
-
こども図書館船 ほんのもり号 http://www.honnomori-gou.com/
■ 代表メッセージ
インターオフィスは2025年に創業50周年を迎えました。長年にわたりご支援いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。創業以来、世界の優れたデザインを紹介し、空間づくりの価値向上に取り組んできました。50周年を機に掲げたミッション「デザインを次の世代へ」のもと、これからも循環型社会の実現と豊かな暮らしの創出に向け、歩みを進めてまいります。
代表取締役CEO 岩下 雅則
私たちは、創業以来培ってきたネットワークと経験を生かし、これからの働き方と暮らし方を共につくる存在へ進化します。デザインを使い捨てない社会を目指し、長く愛される価値を次の世代へつなぐことが私たちの使命です。本企画「One Stool, One Story」は、その姿勢を象徴する取り組みとして、多様なクリエーションと未来への視点を示すものです。
取締役社長COO 片居木 亮
【企画概要】
■ タイトル
One Stool, One Story Interoffice 50th Anniversary Charity Auction
■ 開催趣旨
-
デザインの価値を次世代へ継承すること
-
「長く使えるもの」をテーマにした文化的活動の推進
-
売上を「こども本の森」へ全額寄付し、子どもたちの学びと創造性を支援
■ 展示会場・スケジュール
-
インターオフィス東京本社(東京・青山)/2026年1月15日(木)– 2月24日(火)(要予約)
-
インターオフィス大阪支店(大阪・北堀江)/2026年3月2日(月)– 4月3日(金)(要予約)
-
インターオフィス福岡支店(福岡・警固)/2026年4月8日(水)– 4月17日(金)(要予約)
-
MAARKET(東京・外苑前)/2026年4月23日(木)– 5月12日(火)(予約不要)




■ オークション開催期間 2026年2月12日(木)-5月31日(日)
■ オークション形式 サイレントオークション
■ 特設サイト https://interoffice50th.jp/
■ 参加クリエーター
本チャリティー企画には、これまでインターオフィスと協働したクリエーターの方々にご賛同・ご参加いただいております。*お名前(敬称略・順不同)、インターオフィスとの協働:[プロジェクト名/製品名/展示名]
安藤 忠雄(建築家/hhstyle.com/casa)
岸 和郎+象彦(建築家+京漆匠/インターオフィス大阪支店)
押野見 邦英(建築家/KO Collection)S
AKUMAESHIMA(建築設計/Mol.t)
二俣 公一(空間・プロダクトデザイナー/インターオフィス福岡支店)
深澤 直人(プロダクトデザイナー/NF 01+02)
Artello(アーティスト/Fittingboxロゴ&イラスト)
AWATSUJI design(グラフィックデザイン/MAARKET ロゴ&パッケージデザイン)
川村 明子(グラフィックデザイン/ノベルティグッズディレクション)
NDC Graphics(グラフィックデザイン/インターオフィスプライスリスト)
嶌原 佑矢(写真家/MAARKET イメージ写真撮影)
長谷川 健太(写真家/プロジェクト写真撮影)
黒田 美津子(インテリアスタイリスト/スタイリング)
織田 憲嗣(椅子研究家/バウハウス100展示協力 於:Knoll Japan Showroom)
齊藤 太一(造園家/グリーンコーディネート)
■ 株式会社インターオフィス会社概要
インターオフィス は1975年の創業以来、50 年にわたり、ハイクオリティな空間と家具を豊富な実績と経験によって提供してきました。豊かで快適なオフィス空間は、一人ひとりの発想力や生産性を高め、ビジネスにおいて確かな成果を導く力になります。また、オフィス空間のみならず、公共施設や商業施設、ホテルや住宅に至るまで、上質な家具とともに上質な空間をトータルで提案し、時代に即した機能的で快適な空間づくりをサポートしています。
創業 :1975 年11月
設立 :1983 年4月
代表者 :代表取締役CEO 岩下 雅則
事業内容:ヨーロッパ製オフィス家具などの輸入・販売。空間デザインの提案。
東京本社/ショールーム
東京都港区南青山1-2-6 ラティス青山スクエア6F Tel. 03-5771-7631
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
