卓球国際大会「2018 ITTF ワールドカデットチャレンジ」にて国際卓球連盟とパートナーシップ活動を展開

~東京2020年大会を目指すユースアスリートによる「スポーツの真実」のメッセージを発信~

 公益財団法人 日本アンチ・ドーピング機構(所在地:東京都北区、会長:鈴木秀典、以下JADA)と、国際卓球連盟 (所在地:スイス 会長:トーマス・ヴァイカット、以下ITTF)は、2018年10月23日(火)~10月31日(水)に開催された卓球国際大会「2018ITTFワールドカデットチャレンジ大会」にて、国際卓球連盟(以下 ITTF)とのパートナーシップのもと、ユースアスリートへのスポーツのインテグリティ、アンチ・ドーピングに係る教育活動を実施しました。

 JADAでは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた日本政府によるレガシー事業「スポーツを通した国際貢献事業/SPORT FOR TOMORROW(SFT)*1」の一環として、公正、公平、平等、フェアプレーなど様々なスポーツの価値を含む「PLAY TRUE/プレイ・トゥルー」をキーワードに、アンチ・ドーピングの基盤となるインテグリティを護り、その重要性を発信する取り組みである、「PLAY TRUE 2020*2」を推進しています。

 そのプログラムの一つとして、国際競技団体(IF)との連携のもと、日本国内で開催される国際競技大会の機会を活用し、アンチ・ドーピング活動の世界的な普及・ムーブメント化やスポーツのインテグリティを護り育むことに積極的に取り組んでいます。アスリートに対する活動はアンチ・ドーピングの教育・啓発だけではなく、アスリートからより多くの方へスポーツの価値を発信することなど多岐に渡ります。

 今回、JADAとITTFは、ユースアスリートおよびサポートスタッフへの教育・啓発活動として、アンチ・ドーピングの基本的なルールなどについてアクティブラーニング形式で説明し、その後スポーツのチカラについて考え、そのチカラをどのように護り・育てることが出来るかを話し合うグループワークを実施しました。
 また、東京2020年大会を目指す世界レベルのアスリートから、スポーツに興味を持つ多くの人に対して、クリーンなスポーツを護り育むことへのコミットメントを発信するために、アスリートが感じている「スポーツの真実/TRUTH」や「スポーツに対する想い」をメッセージシートへ記入し、チーム集合写真を撮影しました。作成したメッセージシートは大会期間中、競技会場内に展示され、アスリートの「声」として、来場する観客へ届けられました。

 


 参加したユースアスリートたちは、今回学んだ未来のロールモデルとなるために大切な、スポーツのチカラやアンチ・ドーピングについての観点を、スポーツの場面や日常生活における自身の行動に活かしていくことが期待されます。
 また、今回の国際卓球連盟とのパートナーシップを機として、一般の方へのアンチ・ドーピングの理解促進のためのクイズ「Find my PLAY TRUE*3」を掲載中です。卓球のルールに関するクイズと、アンチ・ドーピングに関連するクイズの合計5問に全問正解すると、景品に応募することが可能です。クイズは毎月更新され、テーマはアンチ・ドーピングのトリビアから、スポーツ競技に関するクイズなど、初心者でも楽しめる内容となっています。

 
 これまでに、JADAは国際パラリンピック委員会 (IPC)、国際バドミントン連盟 (BWF)、国際サーフィン連盟(ISA)や世界バレーボール連盟(FIVB)などの様々な競技団体と連携を行い、スポーツの「真実」についてのキャンペーンや、研修会やブース出展等の開催を通してアンチ・ドーピングのルールを知るということのみならず、アスリート自らが自身のスポーツの未来を考え、自身の言葉で表現する機会を設けてきました。

 今後もJADAでは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のホスト国として、スポーツにおけるインテグリティを護ることのみならず、スポーツの価値やチカラが未来に向けて育まれるための機会、プログラムを創出してまいります。


<本件に関するURL>

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1876671955716114&id=122700971113230

https://www.playtrue2020-sp4t.jp/quiz/

*1 “ SPORT FOR TOMORROW ”:
 2014年から東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を開催する2020年までの7年間で開発途上国を始めとする100カ国・1000万人以上を対象に、日本国政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業。世界のよりよい未来をめざし、スポーツの価値を伝え、オリンピック・パラリンピック・ムーブメントをあらゆる世代の人々に広げていく取組みです。
https://www.sport4tomorrow.jp/jp/about/

*2 “PLAY TRUE 2020”:
 日本国政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業“Sport for Tomorrow”における3つの柱の1つであるアンチ・ドーピング活動を通した国際貢献・協力事業。スポーツの価値・精神を基盤とし、アスリートのロールモデル育成をはじめとした、スポーツのインテグリティを護る活動としてのアンチ・ドーピング活動を、国際競技連盟・国内競技連盟、海外アンチ・ドーピング機構と連携し、展開しています。
http://playtrue2020-sp4t.jp/
https://www.playtrue2020-sp4t.jp/torchrelay/jp/ - プレイ・トゥルー・トーチリレー(アスリートからアスリートへスポーツの真実をつなげる、巻物をトーチとしてリレー)

*3 Find my PLAY TRUE
 スポーツに関するクイズを通して“スポーツの価値”と“アンチ・ドーピング”に楽しく触れることが出来るコンテンツ。同サイトとリンクしたアスリートのインタビュー記事(プレイ・トゥルー・トーチリレー)にまつわるクイズや、アンチ・ドーピングを題材としたクイズが毎月更新されます。クイズへの参加者は、5問全正解をするとインタビューに参加したアスリートや、トーチリレーゆかりのグッズへ応募することができます。
http://www.playtrue2020-sp4t.jp/quiz/jp/


【公益財団法人 日本アンチ・ドーピング機構(JADA)について】
■名称 :公益財団法人 日本アンチ・ドーピング機構(略称名:JADA)
■所在地:東京都北区西が丘3-15-1 国立スポーツ科学センター内
■代表者:会長 鈴木秀典
■URL:http://www.playtruejapan.org/

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会社概要

URL
http://www.playtruejapan.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都北区西が丘3-15-1 国立スポーツ科学センター内
電話番号
-
代表者名
鈴木秀典
上場
未上場
資本金
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設立
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