オリエンタル白石が施工を行う実際の施工現場でケーソンショベル3台による6時間連続自動運転を達成

株式会社DeepX

DeepX(本社:東京都文京区、代表取締役:冨山 翔司)は、オリエンタル白石株式会社 (本社:東京都江東区、代表取締役社長:照井 満)が施工を行うニューマチックケーソン工法の実際の施工現場において、人による監視のもとケーソンショベル3台による6時間強の土運搬作業の連続自動運転を達成しました。

3台での自動運転の様子 (80倍速) 

■ニューマチックケーソン工法とは

ニューマチックケーソン工法は、橋梁・ダムの基礎や、下水ポンプ場、地下調整池、シールドトンネル立坑など、さまざまな地下構造物の施工に用いられる工法です。地上で構築した鉄筋コンクリート製の函(躯体)の下部に作業空間を設け、地下水が侵入しないよう地下水圧に見合った圧縮空気を送り込みながら、天井走行式のケーソンショベルで地盤を掘削・排土し、躯体を縦に沈下させて掘り進めます。

現在は無人の作業空間でオペレーターが地上から遠隔操作するスタイルが標準ですが、カメラ映像だけでは地山の状態を把握しにくく、熟練オペレーターへの依存や人手不足という課題が残っています。

■自動運転システムの概要

DeepXがオリエンタル白石株式会社向けに開発しているケーソンショベル自動運転システムは、LiDARをはじめとした各種センサーをケーソンショベルに搭載し、函内環境をリアルタイムにデジタルツイン化することで、地山の形状・高さ・開口率を自動計測しながら複数台のショベルを自律制御するシステムです。

主な機能として、(1)リアルタイムな3次元可視化、(2) 土運搬自動運転機能、(3)函内備品や躯体への接近検知と自動経路回避・緊急停止、(4)他ショベルとの衝突防止機能、(5)自動運転と手動操作のシームレスな切り替え、を備えています。これにより、熟練オペレーターによる目視・感覚への依存を減らし、現場への立ち入りを最小限に抑えながら、省人化と施工管理の高度化を同時に実現します。

■今回の実証内容

1)障害物回避・衝突防止機能の動作確認

 函内の棚などの備品を障害物として設定した状態で自動運転を実施し、障害物への接近時に自動で障害物を避ける移動経路を計画する機能、および衝突リスクが生じた際に自動停止する機能が正常に動作することを確認しました。

障害物(薄紫の立体)接近時に自動で回避する機能の動作を確認

2)3台同時・6時間連続自動運転の達成 

3台のケーソンショベルを同時に自動運転させる実験を1日にわたって実施しました。監視員配置のもと、6時間の継続稼働という目標を完全達成し、また稼働中に衝突などの事故は発生しませんでした。

■今後について

DeepXは、今回の実証結果を踏まえ、生産性等の改善や工法の完全自動化に向けた機能拡充を引き続き進め、複数現場への段階的な現場導入を進めます。建設業界が直面する深刻な人手不足と熟練技能者の高齢化という課題に対し自動化技術で応え、現場の安全性・生産性向上に貢献してまいります。


■株式会社DeepXについて

DeepXは、「あらゆる機械を自動化し、世界の生産現場を革新する」というミッションを掲げて活動する、東京大学松尾研究室発のAIスタートアップです。多くの産業で問題となる労働力不足、熟練作業者不足、過酷作業等の現場の課題の解決を目指し、AIをはじめとするさまざまな技術を駆使し、幅広い作業の自動化を推進してまいります。

– 本社所在地 東京都文京区湯島三丁目21番4号第一三倉ビル3階

– 設立 2016年4月22日

– 代表者 代表取締役  冨山翔司

– 事業内容 機械自動化や現場作業自動化の支援、AI技術を活用した事業開発、ソフトウェア開発、R&D

– URL https://www.deepx.co.jp/ja/

■オリエンタル白石株式会社について

オリエンタル白石は、プレストレストコンクリートやニューマチックケーソン工法、補修補強技術など数々の特化技術を活かし、橋梁や高速道路、鉄道、ライフライン施設など多種多様な 社会資本を構築する建設会社です。「人と技術を活かし、常に社会から必要とされる集団を目指す。」という経営理念のもと、着実な発展を続けて参ります。

– 本社所在地 東京都江東区豊洲五丁目6番52号

– 設立 1952年10月21日

– 代表者 代表取締役社長 照井満

– 事業内容 プレストレストコンクリートの建設工事および製造販売、ニューマチックケーソンの建設工事、補修補強の建設工事、耐震補強建築工事の設計・施工、建設資材の販売など

– URL https://www.orsc.co.jp/

■過去の関連リリース

DeepX、複数の建機を同時に自動化する自動運転システムをニューマチックケーソン工法の施工現場にて実証

■お問い合わせ先

info@deepx.co.jp

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会社概要

株式会社DeepX

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URL
http://www.deepx.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区湯島三丁目21番4号 第一三倉ビル3階
電話番号
03-6240-0261
代表者名
冨山翔司
上場
未上場
資本金
9億1000万円
設立
2016年04月