Cellid株式会社、第三者割当増資により、総額5億円の資金調達を実施、累計調達額は約7億円に
Cellidは、2020年12月のCellid SLAMローンチ以後、SLAMを応用したPosition Finder[1]やAR Tag[2]の実用に向けた技術検証を建設業や製造業などの広い領域で進めております。また、2020年12月に、Waveguide[3]方式で世界最大級となる対角視野角60度を実現したシースルー・ディスプレイと約1.2㎤の超小型プロジェクターを組み合わせたディスプレイ・モジュール(“Cellid Waveguide 60“)の開発以後、国内外の顧客へ販売を開始しました。
2022年1月には、Cellid Waveguide 60を内蔵したメガネ型モックアップのCES[4]への出展、SPIE[5]へのCEO白神賢の登壇が決定するなど、米国を中心とした本格的なマーケティングを予定しています。また2022年には、ディスプレイ・モジュール試作品の製造から、量産化へと開発フェーズの移行も予定しております。本ラウンドで調達した資金により、ディスプレイ・モジュール研究開発の強化、本格的マーケティング活動の開始、量産開始に向けた組織体制、開発体制の更なる強化に邁進していきます。
【引受先(敬称略、順不同)】
・アクサ生命株式会社
・株式会社エプコ
・一般事業会社(社名非公開)
[1] 単眼カメラの映像から、作業者の3次元位置情報を可視化することができるサービス。
[2] 3Dモデル上にデジタル情報を付与することができるサービス。
[3] Google Glassに代表されるプリズム形式、現在も多くの市販のARグラスが採用するバードバス形式と比較して、薄型化と広視野角化を同時達成できる技術的な優位性がある表示方式。
[4] CESは世界最大規模のテクノロジー見本市。https://www.ces.tech/
[5] SPIEは、光学、フォトニクス、画像工学の分野における知識の交換、収集、普及を目的とする非営利の国際的な学会。https://spie.org/conferences-and-exhibitions/ar-vr-mr/program/invited-talks
【投資家からのコメント】
・アクサ生命保険株式会社(執行役員 ジャパンアンドアジアCIO ボリス・ムティエ様)
「アクサ生命は、保険および資産運用分野の世界的なリーディングカンパニーであるアクサグループの日本における生命保険会社です。当社は、アクサグループの戦略と歩調を合わせ、世界の幅広い資産に分散投資を行っており、その一環として国内外のベンチャー企業への投資を、直接またはファンドを通じて行っています。Cellidは、次世代のコンピューターと人の接点となるものとして有力視されているAR(拡張現実)の技術をハードウェア領域、ソフトウェア領域の両面で支え、人々の生活の質の向上に資するものと期待しています。アクサ生命は、ARを次のコンピュータープラットフォームにする、というCellidの長期的ビジョンに賛同し、株主として同社をサポ―トしていきます。」
・株式会社エプコ(代表取締役グループCEO 岩崎 辰之様)
「エプコは、「質の高い住宅づくり」と、そこでの「快適で安心な暮らし」を支える事業を展開しています。Cellidの持つ、空間認識技術とARグラスの両面のノウハウを生かし、SLAMを活用した自己位置推定技術にBIM設計データを融合させることで実現する施工現場のオンライン検査やCRMクラウドシステムと連携させた維持管理利用など、デジタル技術を活用したDX化により住宅業界に関わる抜本的な業務変革を推進してまいります。」
【会社概要】
会社名:Cellid株式会社
代表者:白神 賢
設立:2016年10月
所在地:東京都港区六本木7-18-18 住友不動産六本木通ビル2F
URL:https://www.cellid.com/
事業内容:ARグラス用のディスプレイ・モジュールと空間認識ソフトウェアの開発および販売
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