製薬企業向けにAIを活用した日報・コールレポートのコンプライアンスチェックサービスを提供開始
製薬企業向けSaaSの「Shaperon」を提供する株式会社シャペロンが、最新のAI技術を活用し、製薬企業向けに日報・コールレポートのコンプライアンスチェックサービスの提供を開始しました
■製薬業界におけるコンプライアンスチェックの課題
製薬業界では、不適切な情報提供が患者の安全を脅かし、業界全体の信頼を損ねる恐れがあるため、厳格なコンプライアンス遵守が必要不可欠です。医療従事者とのコミュニケーションだけでなく、社内の日報・コールレポートについても綿密なモニタリングが求められています。しかし、これらのモニタリングに多大な工数がかかり、チェックの品質標準化も大きな課題となっていました。
■コンプライアンスチェックサービス概要と実績
当社は、この課題を解決すべく、2024年4月よりAIによるコンプライアンスチェックサービスの提供を開始し、既に複数の製薬企業にサービス提供を行っております。本サービスは以下の特徴を有しています。
-
約99%の高精度でリスク判定が可能
-
モニタリング対象のメッセージ数を98%以上削減
-
チェック品質の標準化により、個人差によるばらつきを解消
-
利用開始やメンテナンスが、手軽かつ迅速に実施可能
これにより、コンプライアンス担当者がより高度な業務に注力できるようになり、一貫したコンプライアンス管理を実現しています。
■新サービスの特徴
今回新たに提供を開始する日報・コールレポート向けのAIコンプライアンスチェックサービスは、これまでのメッセージチェック技術を応用し、製薬企業の営業管理システムに記録されるMRの日報やコールレポートを自動的にチェックします。本サービスもメッセージのコンプライアンスチェックと同等の精度を実現しており、製薬企業のコンプライアンス管理業務の効率化と品質向上に大きく貢献します。
現在、無償トライアルを受け付けていますので、ご関心のある企業は下記の「サービスに関する問い合わせ先」にご連絡ください。
■今後の展開
当社は、本サービスを幅広く展開していくとともに、さらなる機能拡充を予定しています。具体的には、当社が提供するShaperon EmailにAI機能を統合し、潜在的なコンプライアンス違反を即時に検知する機能を実装する予定です。これにより、製薬企業はリアルタイムでコミュニケーションのリスクを把握し、迅速に対応することが可能となります。さらに、ファーマコビジランス(医薬品安全性監視)をより簡単に実現できるような機能の開発も進め、製薬企業の安全性管理業務の質の向上と効率化を支援します。
製薬業界のデジタルトランスフォーメーションを推進する当社は、業界のイノベーションをリードすべく、先進テクノロジーを活用したサービスの開発に引き続き注力してまいります。製薬企業の皆様とともに、より安全で効果的な医療の実現に向けて邁進してまいります。
株式会社シャペロン
当社は、製薬企業向けエンゲージメントSaaSである「Shaperon」を提供するスタートアップ企業です。2017年の創業以来、製薬業界の働き方改革とデジタルトランスフォーメーションの実現に向けて、イノベーティブなソリューションを開発しています。
所在地: 東京都世田谷区三軒茶屋1-5-9-304
設 立: 2017年6月
代表者: 代表取締役CEO 阪本 怜
URL: https://shaperon-inc.com/
サービスに関するお問い合わせ先:
https://shaperon-inc.com/contact/
本件に関するお問合せ先:
株式会社シャペロン 広報担当
Email:info@shaperon-inc.com
すべての画像