〈E-BIKEアクションしまなみ〉サイクリストの聖地・しまなみ海道で、サイクリング初心者がE-BIKEの魅力を体験
長距離や急こう配の坂道もラクに走れる、E-BIKEのスペシャルサイクリングツアーを開催
2019年10月19日(土)、「サイクリストの聖地」しまなみ海道でE-BIKEを使ったスペシャルサイクリングツアー「E-BIKEで亀老山チャレンジ!」を開催しました。現在、しまなみ海道ではサイクルメーカー8社と地方自治体が一体となって、E-BIKEの魅力を発信し、E-BIKEによる新たなサイクリングライフを提案していくプロジェクト「E-BIKEアクションしまなみ」を実施しており、プロジェクトのひとつとして今回のツアーを実施。体力に自信がなく今までサイクリングをしたことがない方や、長距離サイクリングや坂道が続くサイクリングをあきらめている方など、サイクリング未経験者を中心とした方々にE-BIKEサイクリングの魅力を体験いただきました。
ツアー当日、今治市側しまなみ海道すぐそばのマリーナパーク王浜に18名の参加者が集まりました。参加者は50~60代を中心とした年齢層で、男女比も半分、E-BIKEに乗るのは全員初めてでした。
このサイクリングツアーではマリーナパーク王浜を出発後、来島海峡大橋を渡り、大島の亀老山(きろうさん)展望台までE-BIKEで往復するコース。今回、初めてサイクリングをされる方でも安全に走れるように、ツアーガイドとしてプロのサイクリストである門田基志(かどた・もとし)さんをお招きしました。ツアー開始前には、門田さんによるE-BIKEの乗り方やサイクリングのマナーやルールの講習を実施。参加者たちは真剣な表情で講習を受けていました。その後、E-BIKEに慣れるために乗り方の練習を行いました。
いよいよサイクリングツアーがスタート。スタート早々いきなりの坂道でしたが、E-BIKEの電動アシストによって参加者全員がスイスイ走ります。途中、しまなみ海道の風景を撮影したり、お昼休憩をはさみながら目的地である亀老山展望公園へ向かいました。
亀老山は、サイクリストの間では「激坂」と呼ばれる急こう配の山道が続くことで有名な山ですが、参加者は立ち漕ぎをしたりE-BIKEを降りることなく、座ったまま激坂をスイスイ登っていきます。そして、無事に亀老山展望公園へ到着。幸運にも登った直後に霧が晴れ始め、しまなみ海道の絶景に参加者たちは歓声を上げました。参加者は「しまなみ海道を自転車で走ることが長年の夢だったので、今回叶ってうれしい。亀老山の坂では何度も降りようと思ったが、登り切ることができてE-BIKEってすごいと思った」「普通のクロスバイクでしまなみ海道を渡ったことがあるけど、E-BIKEだと軽々と走れるので全然違った。今度は奥さんを連れて一緒に走りたい」と亀老山を自分の足で登った達成感を語り、参加者同士でゴールした喜びを分かち合っていました。
今回のサイクリングツアーでは、参加者がE-BIKEの快適なサイクリングを体験するのはもちろん、ツアーを通じて参加者同士が交流するといった新たな出会いも楽しんでいただくことができました。E-BIKEではない自転車のサイクリングでは参加していなかった方にも多く参加していただくことができ、E-BIKEの新たな可能性を感じるものとなりました。
次回のスペシャルサイクリングツアー「E-BIKEで亀老山チャレンジ!」は、2019年11月23日(土・祝)に開催いたします。参加の詳細については南海放送アプリをご覧ください。
南海放送アプリ→https://www.rnb.co.jp/appli/
E-BIKEとは?
「E-BIKE」は電動アシスト機能が付いたスポーツタイプの自転車で、既に海外では人気が高まりをみせるなか、昨年、日本も「E-BIKE元年」と呼ばれ、ニュースやテレビ番組で取り上げられるなど、トレンドのひとつになってきています。マーケット拡大に向けた業界の動きも活発化しており、今後、国内においても、シニア層や女性層など、年齢、性別、体力に関係なく、幅広い層が楽しめるE-BIKEの需要が高まってくると予想されます。
E-BIKEアクションについて
自治体と民間企業が一体となって、サイクリングの人気スポットであるしまなみ海道からE-BIKEの魅力を発信し、E-BIKEでの新しいサイクリングライフを提案していきます。
- E-BIKEアクションしまなみ参画者一覧
〈自治体〉愛媛県、広島県、今治市、尾道市
〈メーカー〉グローブライド㈱、㈱ジャイアント、パナソニックサイクルテック㈱、㈱プロト、㈱BESV JAPAN、ボッシュ㈱、㈱ミヤタサイクル、ヤマハ発動機㈱ ※五十音順
〈レンタサイクル事業者〉今治市サイクリングターミナル サンライズ糸山、一般社団法人 しまなみジャパン
※E-BIKEアクションしまなみについては、公式ホームページをご覧ください
→https://e-bike-action.com/
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