大手企業の8割以上が日本語研修を外部に委託 外国人採用には「日本語研修の充実」がカギか
〜6割以上が「会話に特化したオンライン日本語研修サービス利用」に意欲〜
仕事で活かせる日本語能力向上に特化したオンラインの日本語授業を提供する「ONE JAPANESE ランゲージスクール」(https://businessjapanese.jp)を運営する株式会社One Terrace(本社:東京都千代田区・代表取締役:石中達也)は、外国人社員を採用する大企業(従業員数1,000名以上)の人事担当者108名を対象に、外国籍社員の日本語研修に関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
- 調査サマリー
- 調査概要
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年9月30日〜同年10月1日
有効回答:外国人社員を採用する大企業(従業員数1,000名以上)の人事担当者108名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
- 大企業人事の70.4%が、「外国人社員の平均的な日本語会話レベルは高い」と評価
「Q1.あなたの会社の外国人社員の平均的な日本語会話レベルは高いと思いますか。」(n=108)と質問したところ、「非常に高いと思う」が21.3%、「やや高いと思う」が49.1%という回答となりました。
・非常に高いと思う:21.3%
・やや高いと思う:49.1%
・あまり高いと思わない:15.7%
・全く高いと思わない:9.3%
・わからない/答えられない:4.6%
- 外国人社員が日本語研修を開始後、活躍するまでの期間は、約4割が「1年未満」と回答
・1ヶ月未満:1.9%
・1ヶ月以上3ヶ月未満:4.6%
・3ヶ月以上6ヶ月未満:16.7%
・6ヶ月以上1年未満:14.8%
・1年以上1年半未満:12.0%
・1年半以上2年未満:6.5%
・2年以上:11.1%
・日本語研修は行っていない:14.8%
・わからない/答えられない:17.6%
- 大企業の8割以上が、日本語研修を外注
・外注している:50.7%
・一部外注している:31.5%
・内製化している:13.7%
・わからない/答えられない:4.1%
- 42.5%が「日本語学校への委託」や「eラーニング/オンデマンド授業の受講」を実施
・日本語学校への委託:42.5%
・eラーニング/オンデマンド授業の受講:42.5%
・日本語講師派遣サービスの活用:35.6%
・日本語学校以外の研修機関への委託:23.3%
・リアルタイムなオンライン授業の受講:20.5%
・社員による日本語教育を行っている:13.7%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:4.1%
- 一方、日本語研修に関して、約半数から「研修に時間がかかる」や「会話レベルが向上しない」など課題の声
・研修に時間がかかる:49.3%
・読み書き中心の教え方であり、会話レベルが向上しない:47.9%
・学習場所が限定されている:35.6%
・業務時間と研修の時間が被っている:34.2%
・研修の成果が出ているのかわからない:32.9%
・そもそもどのような研修を行えば良いかわからない:13.7%
・研修費が予算を圧迫している:9.6%
・その他:0.0%
・日本語研修に対しての課題はない:6.8%
・わからない/答えられない:4.1%
- 他にも「学習意欲に個人差が大きい」や「どのレベルを目指すかが不明確」などの悩みも
<自由回答・一部抜粋>
・36歳:学習意欲に個人差が大きい。
・65歳:どのレベルを目指すかが不明確。
・58歳:講師の手配。
・32歳:同じペースで進められない。
・51歳:対応していない言語がある。
・66歳:社員のやる気が上がらない。
・52歳:時間が足りない。
- 外国人社員の「日本人社員とのコミュニケーション」に関して、4割以上が課題の声
・日本語の資料の作成:45.4%
・日本人社員とのコミュニケーション:42.6%
・資料等の内容の理解:38.0%
・打ち合わせや会議の日本語の理解:38.0%
・その他:0.0%
・特にない:11.1%
・わからない/答えられない:11.1%
- 63.9%が、会話に特化した「外国人社員向けのオンライン日本語研修サービスの利用」に意欲
・非常にそう思う:24.1%
・ややそう思う:39.8%
・あまりそう思わない:12.0%
・全くそう思わない:7.4%
・わからない/答えられない:16.7%
- サービス利用により、71.0%が「会話レベルを向上させて欲しい」と期待
・会話レベルを向上させて欲しいから:71.0%
・業務に携わりながら日本語能力を向上させて欲しいから:52.2%
・研修の進捗状況が把握できるから:43.5%
・理解度に応じて学習ペースを調整できるから:30.4%
・気軽に授業を受けさせることができるから:30.4%
・移動時間や交通費を削減できるから:26.1%
・研修費用が安いから:7.2%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
- 外国人社員の入社の決め手、約4割が「福利厚生(日本語研修)」と回答
・雇用条件(給料):49.1%
・福利厚生(日本語研修):35.2%
・社内風土:26.9%
・通勤時間:19.4%
・外国人社員数:19.4%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:22.2%
- まとめ
人材不足が叫ばれる日本で、外国人人材を積極的に獲得する企業が増加傾向にあり、外国人社員を採用する大企業の8割以上が日本語研修を外注していることが分かりました。研修内容は42.5%が「日本語学校への委託」や「eラーニング/オンデマンド授業の受講」を実施していることが分かりました。一方で、日本語研修に関して、約半数から「研修に時間がかかる」や「会話レベルが向上しない」など課題の声が挙がり、他にも外国人社員の「日本人社員とのコミュニケーション」に関して、4割以上から課題の声が挙がりました。
そこで、会話に特化した「外国人社員向けのオンライン日本語研修サービス」について伺うと、「会話レベルの向上に期待が出来る」と63.9%の人事が利用に対して意欲を示しました。日中に業務を行う外国人社員にとって、日本語を学ぶために日本語学校に通うことは難しく、e-ラーニングなどのオンラインレッスンを取り入れる企業も増えています。一方で、日本で不自由なく働くためには、会話やヒアリング能力が求められますが、e-ラーニングなどのオンラインレッスンだけでは、会話を軸とした学びの機会を設置することが難しい実態があり、働きながらビジネスシーンでの会話に使える日本語の習得はハードルが高いと感じられているようです。なお、学習の習得スピード向上は個々のレベルに合わせたカリキュラムを組むことがカギとなりますが、隙間時間に日本語の会話スキルを個々のレベルに合わせて伸ばすことができる日本語研修であれば、より効果的に実務に使える学習に繋がるのではないでしょうか。
- 仕事で活かせる日本語能力向上に特化したオンラインの日本語レッスン「ONE JAPANESE ランゲージスクール」
ONE JAPANESE ランゲージスクール は仕事で活かせる日本語能力向上に特化したオンラインの日本語レッスンを提供しています。
民間企業として初めて、日本語にCEFR基準(外国語を学習している人の言語運用能力を客観的に示すための国際標準規格)を適用しました。
日本でスムーズにビジネスができることに特化してシチュエーションに合わせて会話・ヒアリングを伸ばすカリキュラムを提供しています。
詳しくはこちらからご覧ください:https://businessjapanese.jp/
- 会社概要
また、日本語教育機関向けの学生管理システム「WSDB」を提供し、外国人留学生の在籍や出席管理だけでなく、入国管理局への在留資格認定証明書取次申請に係る公的書類を各入国管理局の仕様に沿って作成できるようにするなど、手続きや管理の大幅な簡略化を実現しています。
これからも世界と繋ぎ、地方企業の採用支援とDX推進を行なっていきたいと考えております。
会社名 株式会社One Terrace(ワンテラス)
代表者 代表取締役 石中達也
設 立 2017年4月7日
資本金 6,925万円
所在地 東京都千代田区岩本町1-9-2
有料職業紹介:許可番号12-ユ―309282
登録支援許可番号:申請番号 19登東労三-000517
URL https://oneterrace.jp/
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