眼底検査装置の「共焦点走査型ダイオードレーザ検眼鏡Mirante」SLO 機能に限定したモデルを追加発売
株式会社ニデック(本社:愛知県蒲郡市、代表取締役社長:小澤素生)は、昨年7 月に発売した「共焦点走査型ダイオードレーザ検眼鏡Mirante( 以下Mirante( 読み方:ミランテ))」の従来モデルに加えて、SLO 機能に限定したモデルを追加発売いたします。
※従来モデルのMirante は、微弱なレーザ光を用いて眼底の平面画像を撮影する「SLO」と、SLD(Super Luminescent Diode) 光源 を用いて網膜の断層を立体的に撮影する「OCT」の両方を組み合わせ、高画質・高精細に眼底撮影をおこなう眼底検査用の装置です。
■ SLO(Scanning Laser Ophthalmoscopy)とは
眼底を微弱なレーザ光でスキャンし、「共焦点方式」にてコントラストの高い平面画像を撮影する技術です。
■ Mirante のSLO 機能
Mirante の SLO 検査は、最大1670 万画素(4096×4096 ピクセル)のカラーSLO 撮影をおこなえます。また、赤・緑・青の3つの波長レーザ光を使って撮影することにより、眼の濁りが強い患者さまなど、従来の眼底カメラやスリットランプで直接眼底を観察・撮影するのが難しい場合においても適切な画像を撮影することができ、診断に貢献できます。
SLO 機能で撮影した眼底画像
■ 広角アダプタ(オプション)
広角アダプタを取り付けることで、眼底の広角撮影が可能です。撮影範囲は標準画角で対角 60°、広角アダプタで
Φ110°まで撮影できます。
弊社は、今後も技術力と柔軟な発想を活かした幅広い製品ラインアップを展開し、眼科市場のニーズにお応えしてまいります。
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