ウインドリバーのAUTOSAR Adaptiveソフトウェア、ISO 26262 ASIL-D認証取得プログラムに対応
2019年10月15日、カリフォルニア州アラメダ発 - インテリジェントエッジ向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは本日、次世代の先進運転支援システム(ADAS)と自動運転システムの基盤である、同社のAUTOSAR Adaptiveソフトウェアプラットフォームが、認証機関TÜV SÜDによるISO 26262 ASIL-D認証取得プログラムの承認要件を満たしたことを発表しました。安全認証取得については現在手続き中です。
TÜV SÜD Rail GmbHの一般安全部品の部門マネージャ、ギュンター・グレイル氏は次のように述べています。「TÜV SÜD Rail GmbHはウインドリバーの協力のもと、同社のAUTOSAR AdaptiveソフトウェアプラットフォームのISO 26262 ASIL-D認証取得プログラムを審査しました。TÜV SÜD Railは、事前審査においてソフトウェアの安全コンセプトと、ウインドリバーの計画・規格を評価したうえで、ASIL D ISO 26262:2018の要件を満たせると判断しました」
ウインドリバーのチーフアーキテクトおよびオートモーティブ担当バイスプレジデント、マット・ジョーンズは次のように述べています。「高度な自律性を実現するには、コンポネントレベルとシステムレベルの両方で、機能安全を達成する必要があります。ウインドリバーは、オートモーティブ分野に限らず、セーフティクリティカル分野において長年にわたりお客様を支援してまいりました。複雑な認証取得手続きに対応できることは、我々の強みです。その経験と確かな専門性は今回の認証取得プログラムに活かされています。今回のソフトウェアプラットフォームの認証取得は、総合的な安全性と認証取得分野の専門性を提供するウインドリバーの継続的な取り組みの一環です」
認証取得に対応したAUTOSAR Adaptiveソフトウェアプラットフォームは、高度なコネクテッドカー/自動運転車アプリケーション向けの柔軟で拡張可能なサービス指向アーキテクチャを提供します。最高水準の安全性をサポートするほか、VxWorks® リアルタイムOS(RTOS)やWind River Linuxなどの基本OSの能力を活用するよう構築されています。これにより、AUTOSAR Adaptiveソフトウェアプラットフォームは、対象環境全体でアプリケーションの移植性とアルゴリズムを実現し、システム全体のパフォーマンスを考慮して、生産性を最大限に発揮するようコンピューティングを配置できます。さらに、車両の自律性を高め、信頼性の向上に必要なコンポネントとシステムレベルの安全性の確保に向けて取り組むことが可能です。
AUTOSAR規格のフレームワークであるClassic PlatformとAdaptive Platformは、どちらも基本システムの機能と機能インタフェースの標準化を実現するものです。同社のAUTOSAR Adaptiveプラットフォームは、コネクテッドカー/自動運転車で高まるコンピューティングのニーズに応えるため、サービス指向アーキテクチャの要件を念頭に設計されており、高性能コンピューティングの電子制御ユニット(ECU)に適しています。たとえば、AUTOSAR Adaptiveシステムは、センサフュージョンデータ処理、OTAアップデート、路車間またはIoT機能向けに標準化されたソフトウェアフレームワークの提供を可能にします。
認証取得手続き完了後、AUTOSAR Adaptiveソフトウェアプラットフォームは、VxWorks Cert Editionの安全認証やCOTS認証取得用ドキュメントなどが含まれるウインドリバーの既存の安全認証リストに追加されます。VxWorksは、セーフティクリティカルなアプリケーション向けのRTOSで、世界中の認証機関に認定された最高水準の安全性に準拠して開発されたシステムで採用されており、様々な業界の350社以上の企業及び550以上の安全性認証プログラムで使用されています。
AUTOSAR規格ならびにVxWorks Cert Edition、ウインドリバーのオートモーティブソリューションについては下記をご覧ください。
AUTOSAR規格
https://www.autosar.org/standards/
VxWorks Cert Edition
https://www.windriver.com/japan/products/vxworks/certification-profiles/#vxworks_cert
ウインドリバーのオートモーティブソリューション
https://www.windriver.com/japan/markets/automotive/
ウインドリバーについて
ウインドリバーは、エッジコンピューティングソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。そのテクノロジは1981年から世界で最も安全でセキュアなデバイスに搭載され、20億を超える製品に使用されています。包括的なポートフォリオは、ワールドクラスのグローバルなプロフェッショナルサービスとサポート、広範なパートナーエコシステムに支えられています。ウインドリバーのソフトウェアと専門性は、最高水準の安全性、セキュリティ、パフォーマンス、信頼性が要求される重要インフラシステムのデジタルトランスフォーメーションを加速しています。詳細については、ウインドリバーのサイトをご覧ください。https://www.windriver.com/japan/
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※Wind Riverは、Wind River Systems, Inc. および同社の関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。
※本プレスリリースは2019年10月15日に発表したプレスリリースの抄訳です。
https://www.windriver.com/news/press/pr.html?ID=22456
TÜV SÜD Rail GmbHの一般安全部品の部門マネージャ、ギュンター・グレイル氏は次のように述べています。「TÜV SÜD Rail GmbHはウインドリバーの協力のもと、同社のAUTOSAR AdaptiveソフトウェアプラットフォームのISO 26262 ASIL-D認証取得プログラムを審査しました。TÜV SÜD Railは、事前審査においてソフトウェアの安全コンセプトと、ウインドリバーの計画・規格を評価したうえで、ASIL D ISO 26262:2018の要件を満たせると判断しました」
ウインドリバーのチーフアーキテクトおよびオートモーティブ担当バイスプレジデント、マット・ジョーンズは次のように述べています。「高度な自律性を実現するには、コンポネントレベルとシステムレベルの両方で、機能安全を達成する必要があります。ウインドリバーは、オートモーティブ分野に限らず、セーフティクリティカル分野において長年にわたりお客様を支援してまいりました。複雑な認証取得手続きに対応できることは、我々の強みです。その経験と確かな専門性は今回の認証取得プログラムに活かされています。今回のソフトウェアプラットフォームの認証取得は、総合的な安全性と認証取得分野の専門性を提供するウインドリバーの継続的な取り組みの一環です」
認証取得に対応したAUTOSAR Adaptiveソフトウェアプラットフォームは、高度なコネクテッドカー/自動運転車アプリケーション向けの柔軟で拡張可能なサービス指向アーキテクチャを提供します。最高水準の安全性をサポートするほか、VxWorks® リアルタイムOS(RTOS)やWind River Linuxなどの基本OSの能力を活用するよう構築されています。これにより、AUTOSAR Adaptiveソフトウェアプラットフォームは、対象環境全体でアプリケーションの移植性とアルゴリズムを実現し、システム全体のパフォーマンスを考慮して、生産性を最大限に発揮するようコンピューティングを配置できます。さらに、車両の自律性を高め、信頼性の向上に必要なコンポネントとシステムレベルの安全性の確保に向けて取り組むことが可能です。
AUTOSAR規格のフレームワークであるClassic PlatformとAdaptive Platformは、どちらも基本システムの機能と機能インタフェースの標準化を実現するものです。同社のAUTOSAR Adaptiveプラットフォームは、コネクテッドカー/自動運転車で高まるコンピューティングのニーズに応えるため、サービス指向アーキテクチャの要件を念頭に設計されており、高性能コンピューティングの電子制御ユニット(ECU)に適しています。たとえば、AUTOSAR Adaptiveシステムは、センサフュージョンデータ処理、OTAアップデート、路車間またはIoT機能向けに標準化されたソフトウェアフレームワークの提供を可能にします。
認証取得手続き完了後、AUTOSAR Adaptiveソフトウェアプラットフォームは、VxWorks Cert Editionの安全認証やCOTS認証取得用ドキュメントなどが含まれるウインドリバーの既存の安全認証リストに追加されます。VxWorksは、セーフティクリティカルなアプリケーション向けのRTOSで、世界中の認証機関に認定された最高水準の安全性に準拠して開発されたシステムで採用されており、様々な業界の350社以上の企業及び550以上の安全性認証プログラムで使用されています。
AUTOSAR規格ならびにVxWorks Cert Edition、ウインドリバーのオートモーティブソリューションについては下記をご覧ください。
AUTOSAR規格
https://www.autosar.org/standards/
VxWorks Cert Edition
https://www.windriver.com/japan/products/vxworks/certification-profiles/#vxworks_cert
ウインドリバーのオートモーティブソリューション
https://www.windriver.com/japan/markets/automotive/
ウインドリバーについて
ウインドリバーは、エッジコンピューティングソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。そのテクノロジは1981年から世界で最も安全でセキュアなデバイスに搭載され、20億を超える製品に使用されています。包括的なポートフォリオは、ワールドクラスのグローバルなプロフェッショナルサービスとサポート、広範なパートナーエコシステムに支えられています。ウインドリバーのソフトウェアと専門性は、最高水準の安全性、セキュリティ、パフォーマンス、信頼性が要求される重要インフラシステムのデジタルトランスフォーメーションを加速しています。詳細については、ウインドリバーのサイトをご覧ください。https://www.windriver.com/japan/
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※Wind Riverは、Wind River Systems, Inc. および同社の関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。
※本プレスリリースは2019年10月15日に発表したプレスリリースの抄訳です。
https://www.windriver.com/news/press/pr.html?ID=22456
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