モバイルアプリとPCR検査を組み合わせた感染症対策ソリューション「MyPass」第1回実証研究を実施
〜アートフェア「artTNZ」の安心・安全な開催をサポート〜
本研究は、MyPassの感染症リスク管理における有効性を実証することを目的としています。MyPassを通じた感染対策のためのデータ収集・研究・社会実装は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)による令和2年度 「ウイルス等感染症対策技術開発事業」に採択された「LINEと連携した新型コロナウイルス感染症自宅・宿泊療養患者向けSpO2測定スマホアプリモニタリングシステムの実証研究」(代表機関:株式会社アルム、共同研究機関:東京医科歯科大学 藤原武男教授)の一環として行われました。
MyPass実施の流れ
イベント前日まで:日々の体調入力と抗体検査の実施
参加者は、健康サポートアプリ「MySOS」をダウンロードし、イベント開催の10日前から体温/症状を入力、バイタル(SpO2、心拍数、呼吸数)を計測し、自宅に送付された抗体検査を自己実施した結果の写真をアップロードします。
画像:救命・健康サポートアプリ「MySOS」
イベント当日:入場判定とPCR検査(一部の人)
MySOSに登録された内容を総合的に判断し、一部の方にはイベント当日にPCR検査を受けていただきます。またイベント当日の検温の結果、熱のある方にもPCR検査を行います。 PCR検査は医師の指導のもと、看護師が唾液の採取・検査を実施します。検査には45分ほどかかり、検査結果はMySOSで通知します。
画像左:サーモグラフィーカメラによる検温、画像右:唾液によるPCR検査の様子
イベント後:健康相談フォローアップ
イベント後の2週間は、MyPass健康相談チャットで新型コロナウイルス感染症に関する健康相談を医療従事者がお受けします。さらに、イベント当日またはイベント後2週間以内に新型コロナウイルス陽性者と診断された場合には、一時金をお受け取りいただけます。
アルムは、今回のartTNZを足掛かりに、複数のイベントでの実証研究を重ねて参ります。陽性疑いの開催事前検知率や会場での検知率を定量的に分析し、興行開催の規制緩和に向けた、貴重な実績データを各行政機関に提供することを目指します。
■MyPassについて
株式会社アルムが提供する、救命・健康サポートアプリMySOSと各種検査を組み合わせた大型イベント向けの新型コロナウイルス感染症対策ソリューションです。感染リスクを最大限管理することで、イベント開催前後のすべての参加者の健康状態を把握できるシステムです。
■MySOSについて
株式会社アルムが開発・提供する、自身や家族の健康・医療記録を行い、救急時などのいざという時にスムーズな対応をサポートするアプリです。健康診断結果やMRI・CTなどの医用画像をスマホで確認することができるので、PHR(Personal Health Record)としても活用でき日々の健康管理に役立てることができます。
https://www.allm.net/mysos/
■会社概要
株式会社アルムは「すべての医療を支える会社(All Medical)」として、「Shaping Healthcare」をコーポレートメッセージに掲げ、医療・福祉分野におけるモバイルICTソリューションの提供をしています。また、医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」を始めとした医療ICT事業では、グローバル展開に積極的に取り組み、日本発の医療ICT企業として20カ国へのソリューション提供を行っています。
○ 社名 株式会社アルム
○ 本社 東京都渋谷区渋谷3丁目27番11号祐真ビル新館2F
○ 代表 坂野 哲平
○ 設立 2001年4月18日
○ 資本金 15億4,165万円
○ ホームページ https://www.allm.net/
<本リリースに関するお問い合わせ先>
株式会社アルム チームプラットフォーム部
広報担当 工藤
Email: press@allm.jp
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