認知症の予防と健康寿命の延伸を目標とする第7回アートワークショップをなごやかレジデンス川越仙波にて開催
調剤薬局と医療モールを展開するイントロン株式会社(本社:埼玉県川越市、代表取締役社長:増子治樹)は、京都市立芸術大学ビジュルデザイン研究室と共催で、2020年9月28日なごやかレジデンス川越仙波(埼玉県川越市/以下、なごやかレジデンス)において、高齢者を対象とした「アートワークショップ」と「健康に関する相談会」を開催いたしました。
産学連携の試みであるこのワークショップでは、参加頂いた高齢者の方々同士がコミュニケーションをとりながら、アート作品の制作や鑑賞・回想という「日常とは異なる体験」をとおして、五感を刺激することで認知症の予防効果を見込んでいるものです。
7回目の開催となった今回は、約30名の方々に秋の紅葉の風景を描くオリジナルのエコバッグ製作を行いました。エコバッグは、昨今問題となっている「プラスチックが及ぼす環境問題対策」としても注目されており、私たちの生活に大変馴染みのあるアイテムとなっています。
あらかじめ小江戸川越の町並みをスタンプで描いたベースのバッグに、これから訪れる季節に想いを馳せ回想しながら、もみじやいちょう型のスタンプを使用して各々彩りを添えました。
ワークショップ終了後は「薬や健康に関する相談会」を実施しており、参加者の方々に実際に服用している薬や直面している健康に関しての疑問や質問を伺いました。なお、今回は質問を伺うだけでなく少人数のグループごとに、高齢者が日常の生活で悩まされることが多い症状や対処法をクイズ形式にし、当社スタッフがコミュニケーションを取りながら進行しました。参加者おひとりおひとりのライフスタイルに合わせて、薬剤師の専門的知見を活かしたアドバイスを行っております。
イントロンは、地域医療・高齢者医療に寄与する活動として、今後も継続的に「地域の皆さまと薬局がより身近となる未来」に向けて活動を展開して参ります。
■イントロン「高齢者施設向けアートのワークショップ」実施概要
開催を希望される高齢者施設において、定期的に、1回30〜40分程度のワークショップを開催します。制作するアートの作品は、施設が位置する地域の自然や文化をモチーフとしたものをご提案しています。
ワークショップで作られた作品は、地方行政機関やNPOの協力を得て開催する展覧会で発表するとともに、SNSなどの各種メディアでも発信します。なお、この夏からは当社の公式HP内、オンラインギャラリーへ掲載いたします。作品発表の場である展覧会が、作者である高齢者と鑑賞者である地域住民との交流の場となることで、健康寿命の延伸に効果があると言われるソーシャルキャピタル(社会生活資本)の醸成に繋げます。
■今後の展開
今後も、埼玉県・千葉県・東京都を中心に、アートのワークショップの開催を希望する高齢者施設からの依頼を、広く受け付けています。また、今後は全国展開を視野に入れ、オンラインでご提供できるようなコンテンツ・サービスの展開を予定しております。
■共同研究者
法人名 : 京都市立芸術大学
研究代表者 : 辰巳明久(専門:ビジュアルコミュニケーションデザイン)
所在地: 京都府京都市西京区大枝沓掛町13-6
創立: 1880年
URL: https://www.kcua.ac.jp
■会社概要
商号 : イントロン株式会社
代表者 : 代表取締役社長 増子治樹
所在地 : 埼玉県川越市脇田本町13-5 川越第一生命ビル
設立 : 1993年5月
事業内容 : 調剤薬局および医療モール(埼玉・千葉・東京・三重・熊本・宮崎)全44店舗の運営
資本金 : 1,000万円
URL : https://intron.co.jp
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