製造業×AIのアダコテック、政府機関やメガバンクから4.2億円の追加調達を実施
シリーズBを完了 累計調達額は約20億円に
株式会社アダコテック(本社:東京都千代田区、代表取締役:河邑 亮太、以下、アダコテック)は、今年4月に実施した第三者割当増資による11億円の資金調達に加え、日本政策金融公庫、商工組合中央金庫、三菱UFJ銀行から合計4.2億円をデットにて追加調達しましたことをお知らせします。これによりシリーズBでの調達額は15.2億円となり、第三者割当増資とデットを合わせたこれまでの累計調達額は約20億円となりました。
アダコテックは、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)が開発した「高次局所自己相関(HLAC)特徴抽出法」を用いた画像解析技術を活用し、製造業の検査・検品工程の自動化に取り組んでいます。従来よりも効率的な異常検知を可能とする世界的に唯一無二のソフトウェアを提供しており、大手自動車会社をはじめ累計145社へ提供し、昨年度はドイツへの海外進出も果たしました。
2022年4月に11億円の第三者割当増資を実施し、事業拡大のための人材採用・事業開発に投資を開始しておりますが、この度の追加調達で更に成長を加速させていきます。2022年7月には本社の拡大移転も実施し、引き続き対象業界のさらなる拡大とグローバル進出を図ると同時に、新規事業の立ち上げも行っていきます。
アダコテックは今後、日本発のディープテックカンパニーとして、製造業の検品分野における技術的なグローバルスタンダードを確立し、業界全体のDXを推進して参ります。
■資金調達概要
<デットによる追加調達額>
4.2億円
<今回の調達先>
日本政策金融公庫
商工組合中央金庫
三菱UFJ銀行
■調達資金の使途
・新規事業として組み込み型のモデルを立ち上げ
・提供領域の拡大やグローバル展開を推進
・組織規模拡大のための採用
■2022年4月の第三者割当増資のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000046119.html
■調達先からのコメント(順不同)
▼商工組合中央金庫 東京支店 内田裕貴氏
「製造業における外観検査の自動化は、技術的なハードルが極めて高いと認識しております。アダコテック様のソリューションは多くの製造業の不良率低下・生産性向上を実現し、政府のDX推進を強く後押しすると考えます。私どもは事業性評価を通じてスタートアップ企業様の各種サポートに取組んでおり、今回はアダコテック様の成長戦略をご資金面でお手伝いする事ができ非常に嬉しく思います。アダコテック様のご発展をお祈り致します」
▼三菱UFJ銀行 成長企業営業部 山田智広氏
「アダコテック様は、少量の正常データのみで高速・高精度に異常検知を可能とする高い技術力を有していると認識しております。『モノづくりの進化と革新を支える。』という志を基に、河邑CEOを筆頭としたメンバーが一体となり、国内外の製造業の課題解決に資することを期待しております。三菱UFJ銀行は今後もグループ各社と協働し、同社の事業拡大に向けたソリューション提供を検討して参ります」
今回の追加調達を受けてアダコテックは、今後も「モノづくりの進化と革新を支える」というミッションを掲げ、日本発のディープテックカンパニーとして製造業の検品分野における技術的なグローバルスタンダードを確立し、業界全体のDXを推進して参ります。
◆株式会社アダコテック
本社所在地:東京都千代田区神田神保町2-11-15 住友商事神保町ビル3F
代表者 :代表取締役CEO 河邑 亮太
設立 :2012年3月
資本金 :1億円(資本準備金含まず)
事業内容 :検品の自動化ソフトウェアの提供
会社HP :https://adacotech.co.jp/
◆本件に関するお問合せ先
株式会社アダコテック 広報 出塚
電話:03-4346-4171 Email:pr@adacotech.co.jp
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