日本発・独立系コンサルティングファームのレイヤーズ・コンサルティングが「レイヤーズグローバルネットワーク」を構築
日本企業のグローバル展開を成功裡に導くために、世界7カ国の地域に根差したコンサルティングファームと戦略的提携
今年で41年目を迎える日本発・独立系コンサルティングファームである株式会社レイヤーズ・コンサルティング(東京都品川区、代表取締役CEO:杉野 尚志、以下:レイヤーズ)は、世界7カ国の地域に根差したローカルのコンサルティングファームと戦略的提携のための基本契約を締結したことを、2024年7月22日(月)に発表しました。
経済産業省の調査によると、グローバルにおける拠点数が10未満の日本企業は60%で、グローバル展開にはいまだ大きな余地があるとみられています。(出典:令和4年度我が国のグローバル化促進のための日本企業及び外国企業の実態調査報告書(経産省、2023/2)※回答企業数 外国企業:156社、日本企業:203社)
レイヤーズでは、2024年1月「グローバル経営賢人俱楽部」を発足させ、国内の上場企業の経営者の方々と共に、今求められるグローバル経営について議論を重ねてまいりました。近年コンサルティングファームが大型化し、ともすれば米国型価値観による画一的な支援となりがちな傾向がある中、あえて地域に根差したファームと提携することで、各々の強い実行力・ナレッジを引き出して日本企業に繋げ、そのグローバル展開、経営にも力強く伴走し、成長を加速させる支援を実行してまいります。
■締結の背景
日本における15~64歳の人口は今後10年ごとに約10%ずつ減少が見込まれるという試算がでています(国立社会保障・人口問題研究所)。人口減少・少子高齢化等にともない、日本の GDP の世界全体に占めるシェアがますます低下する中、今後の持続的な経済成長を実現するためには、日本企業はグローバル化を通じて国際競争力を強化するとともに、海外の成長市場を取り込んでいくことが不可欠であるといえます。日本市場自体の縮小はもはや避けられない状況の中、これまでも数々の日本企業がグローバル経営に取り組んできました。
専ら国内市場におけるビジネスを展開してきた日本企業は、商習慣、人口動態、文化、宗教などの異なるグローバルでのビジネスにおける数々の障壁に苦慮しており、高齢化に伴う人口減少が顕著になる「2030年問題」の到来に向け、いよいよ現実的な対策を迫られるフェーズを迎えています。
1983年の創立以来、日本発・独立系コンサルティングファームとして「日本企業を強くすることで日本経済を強くし、ひいては世界経済の発展に貢献する」という想いから40年以上様々な日本企業の経営者と思いを共にし、伴走・支援してきたレイヤーズは、この状況に対して、今こそ「現地に根差し、現地の商流・商習慣を知り尽くした強いネットワークを持つローカルのコンサルティングファームとの提携」により、日本企業のグローバル進出を力強く支援すべきと考え、世界7カ国の地域に根差したローカルコンサルティングファームとの戦略的提携のための基本契約を締結し、「レイヤーズグローバルネットワーク」として始動していくことを決定いたしました。
■提携コンサルティングファーム一覧
<インド>
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Growbet Partners: https://growbetpartners.com/
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Transaction Square: https://www.transactionsquare.in/
<タイ>
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Research Asia Co., LTD: https://researchsasia.com/
<インドネシア>
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Skha Consulting: https://skha.co.id/
<ヨーロッパ>
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Berenschot: https://www.berenschot.com/
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Bonfiglioli Consulting: https://www.bonfiglioliconsulting.com/en/
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Bové Montero y Associados: https://bovemontero.com/
<中国>
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Spring Pillar : https://springpillar.com/
■グローバル経営賢人俱楽部について URL:https://www.layers.co.jp/kenjin-club/
レイヤーズ・コンサルティングが主催する、異業種少数参加のクローズド型倶楽部。原則として1業種1社、ひとつのカテゴリで10~15社程度で構成され、本音の意見交換を行うことで、他業種・他業界の知恵を交換し、高密度な人脈を形成する。CFO(財務責任者)、事業開発・デジタルマーケティング、ものづくり(生産・製品責任者)、CHRO(人事責任者)、CDO(デジタル責任者)の5つの賢人俱楽部に加え、2024年1月からは経営トップを中心としたグローバル経営賢人俱楽部が発足。
グローバル経営賢人倶楽部は、今後グローバル進出しようとしている、またはM&Aで進出するも現地経営に改革・改善余地が大きい企業に対する対策を議論し、日本企業がグローバル進出する際の成功の要諦を抽出する。「グローバルでの勝ち残り」を共通のテーマとし、業界を超えた知見をぶつけ合い、共に学び、本音で語り合うことで、新たな知恵を生み出し、共に成長・成功を実現する。
<メンバー>
会長 宮内 義彦 オリックス株式会社 シニア・チェアマン
特別顧問 石野 博 関西ペイント株式会社 前代表取締役社長
日本板硝子株式会社 独立社外取締役 取締役会議長 兼 指名委員会委員長
入山 章栄 早稲田大学大学院経営管理研究科 早稲田大学ビジネススクール 教授
山名 昌衛 コニカミノルタ株式会社 シニアアドバイザー 前取締役執行役会長
渡辺 章博 株式会社東芝 前取締役会議長
フーリハン・ローキー株式会社 会長
参加企業 https://www.layers.co.jp/kenjin-club/
<賢人俱楽部のミッション>
『学ぶ、交流する、創る、発信する、行動する』
学ぶ:今後新たに求められる役割・機能について、議論・研究する。最前線の方法論等を、事例を通じお互いに学びあう。
交流する:他業種・異業種間で、課題・役割について本音ベースで議論し、これを通じて新時代に向けた人材ネットワークを構築する。
創る:上記の議論を通じて互いに活用・実践できるナレッジを創出し共有する。
発信する:上記の議論及び成果をもとに、オピニオンリーダーとして世に発信する。
行動する:賢人倶楽部で培った知見・ネットワークにより、会員相互での事業創出、業務提携等の協働化を行う。
d49307-18-90ddfb1545292aecf07c1d7c34165eba.pdf株式会社レイヤーズ・コンサルティング
URL:https://www.layers.co.jp/
1983年に創業した510名のコンサルタントを有する日本発の独立系コンサルティング会社です。私たちは自らが「戦う創造集団」として、オープンイノベーションの実現や社内常識の打破を通じて、お客様が激しい環境変化の中、勝ち残るためのパワーエンジンとしてご支援することを使命としております。
経営管理制度の構築・導入、会計システム再構築、人事経理業務改革、人事・タレントマネジメントシステム構築、人事制度設計、原価企画、原価管理、製品開発プロセス開発、事業戦略再構築、新規事業開発、デジタルトランスフォーメーション推進などの幅広い領域で、国内有力企業約500社に対し、約1,000プロジェクトのコンサルティングサービスを提供しております。
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