【2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)】当社の「対馬オーシャンプラスチックバスケット」2 アイテムが大阪・関西万博への協賛品に決定しました。

公式ライセンス商品会場内オフィシャルストア〈計4 店舗(予定)〉用ショッピングバスケットとして使用されます。

株式会社リングスター

バスケットは、長崎県対馬市に漂着した”オーシャンプラスチック”を10%配合し、従来の製品と同じ耐荷重を実現した「再生プラスチックなのにずっと長く使える」がコンセプトの収納アイテム。プラスチックを扱うプロの企業だからこそ “正しく向き合いたい” という思いのもと、これまで約832kgの海ごみを削減。

創業より138年にわたり国内自社製造の工具箱を提供してきた株式会社リングスター(営業本部:奈良県生駒市、代表取締役:唐金 吉弘)は、長崎県対馬市へ漂着し、再生困難といわれていた海洋プラスチックごみ(オーシャンプラスチック)を耐久消費財として使用し「対馬オーシャンプラスチックシリーズ(現在計8アイテム)」として製造・販売しています。

この度、「対馬オーシャンプラスチックバスケット」シリーズのTOP-370、TOP-465 の2 アイテムを、2025 年4 月から開催される大阪・関西万博の公式ライセンス商品会場内オフィシャルストア〈計4 店舗(予定)〉用のショッピングバスケットとして公益社団法人2025年日本国際博覧会協会へ協賛(運営参加)することが決まりました。

◆ 商品概要

【商品名】TOP-465

【サイズ】465(L) × 385(W) × 280(H) mm

【内寸法】365(L) × 285(W) × 265(H) mm

【重量】1.4kg、容量:27ℓ

【耐荷重】均等荷重/460kgf 1点荷重/155kgf(逆さ時)

【ハンドル耐荷重】105kgf、ハンドル引張り強度:105kgf

【本体材質】超高耐衝撃性ポリプロピレン + 海洋プラスチック(10%配合)

【取手材質】高耐衝撃性ポリプロピレン

【原産国】日本

【商品名】TOP-370

【サイズ】370(L) × 320(W) × 245(H) mm

【内寸法】285(L) × 235(W) × 233(H) mm

【重量】0.85kg、容量:16ℓ

【耐荷重】均等荷重/604kgf 1点荷重/276kgf(逆さ時)

【ハンドル耐荷重】108kgf、ハンドル引張り強度:108kgf

【本体材質】超高耐衝撃性ポリプロピレン + 海洋プラスチック(10%配合)

【取手材質】高耐衝撃性ポリプロピレン

【原産国】日本

ハンドルを内側に倒せば、同じサイズのバスケットを、中身が入ったままスタッキングができます。ハンドルは頂点でロックがかかり自立するので、かがみ込みによる腰の負担を軽減します。

日常からDIY、釣りやキャンプなど、どんな場所でもお好きに使っていただけるバスケットです。

◆ 対馬オーシャンプラスチックシリーズの概要と実績

長崎県対馬市の海岸

長崎県対馬市は、島の形状や潮流の影響で多量の漂着物が集まる地域で、 「海ごみの防波堤」ともいわれています。

対馬市には年間約2万~3万㎥の漂着物が打ち寄せられ、その処理費用は約2億8千万円に上るといわれます。

海洋プラスチックには、今はまだ海に流出していないが将来的に流出する可能性がある「オーシャンバウンドプラスチック」 (OceanBound Plastic:OBP)と、既に海を渡り流れ着いた「オーシャンプラスチック」(Ocean Plastic:OP)の、2種類が存在します。

オーシャンバウンドプラスチックは比較的リサイクルしやすいのですが、オーシャンプラスチックは一度海に流れ出ているため汚損しており、回収からリサイクルまでのプロセスに膨大な時間とコストがかかります。

そのため、オーシャンプラスチックはこれまで積極的にリサイクルされることがありませんでした。

実際に漂着した"青いポリタンク"

株式会社リングスターでは、2023年4月より、オーシャンプラスチック(中でも、年間約2000~3000個以上が漂着するというポリエチレン製の“青いポリタンク”)を10%配合した「対馬オーシャンプラスチックバスケット」 「対馬オーシャンプラスチックボックス」 、さらに2024年4月より「対馬オーシャンプラスチックパーツケース」 (全8種)を販売しています。

この商品の生産と販売により、これまで約832kgのオーシャンプラスチックを削減することができました。

さらに、オーシャンプラスチック100gにつき100円を、対馬市へ寄付しています。

2023年度、2024年度で合わせて約83万円を寄付し、長崎県対馬市の課題解決に大きく貢献したとして、比田勝尚喜市長より感謝状を賜りました。

▼ 尚、これまでの削減実績と寄付の合計金額は、下記のページで公開しています。

https://luxuriant-pepper-50c.notion.site/8fcb97dc97494acd8905f11b0083230a

◆ 環境省選定「ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業」について

ワークショップの様子
紙芝居

当製品シリーズがきっかけとなり、陸域の奈良県生駒市、海域の長崎県対馬市は令和6年度のローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業に共同申請で採択されました。共同申請での採択は全国初となり、また両県での採択も初となります。

株式会社リングスターが両市のハブとなり、ストーリーと製品を介して海洋ごみ問題への当事者意識を高めるための授業パッケージを製作、全国展開を目指します。

株式会社リングスターでは、ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業の一環として、奈良県生駒市内の小中学校を回り、奈良県から遠く離れた長崎県対馬市の海ごみの問題について当事者意識を持って考えたり、普段何気なく使用しているプラスチックについて改めて学ぶ機会の提供を行っています。

講座やワークショップ、グループワークを通して、プラスチックを完全に排除するのではなく正しい捨て方や向き合い方を考えたり、愛着をもって物を大切にするきっかけを作ることを目標としています。


▼ 令和6年度のローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業の詳細はこちら。

https://www.env.go.jp/press/press_20240614_1.html

◆ 株式会社リングスターのビジョン

とめどなく流れ着き、製品化にコストがかかり、再生によって耐久力も保証されないという理由から、企業が継続して扱うことが難しいとされてきたオーシャンプラスチック。

目の前で困っている対馬の人たちを助けるために、約138年に渡り工具箱を作り続けてきた「プラスチックのプロ」である私たちのノウハウがあるのではないか、と考え、製品化に至りました。

製品化に至るまでの段階で、株式会社リングスターとして何ができるのかを考えたときに、対馬の海を綺麗にするためのこの製品を通して、イメージのためのカタチだけの「SDGs」ではなく、全ての企業がさまざまな問題に本気で取り組む世界を作りたいと考えました。

株式会社リングスターはプラスチック製品をメインとして取り扱うメーカーだからこそ、 「正しく選ぶ、正しく捨てる、正しく向き合う」世界の実現を目標に、これからも活動していきます。

◆ 商品の詳細と取扱店舗

▼ 対馬オーシャンプラスチックパーツケースの取扱店舗リストは下記をご参照ください。

https://www.notion.so/d215959926924802b0d7e994d4bb9bfd?pvs=4

▼ 公式ネットショップでも販売しています。

https://ringstar1889.base.shop/

▼ プロジェクトの詳細なストーリー、また商品の概要については、下記をご覧ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000054147.html

◆ 会社概要

株式会社リングスターは、明治20年創業のプロ用工具箱メーカーです。

工事や建設現場で活躍する工具箱の他、多用途に使えるタックルボックス、アウトドアやキャンプに適したマルチボックスを開発・製造・販売しています。工具箱メーカーの先駆者として、品質・耐久力・機能性に一切妥協せず、これまでプロの職人たちと真摯に向き合ってきた経験を基に、” 次世代へ引き継ぐ”をコンセプトとして製品づくりを行っています。

製品は、過酷な現場で働く職人を支えることを使命に、二重構造やリブ構造といった独自の技術を採用。

プラスチックの強さだけに頼らない、基礎から強化された構造により、圧倒的な耐久力を実現しています。ただ便利さを追求するのではなく、使う人の生活や仕事を支え、次世代へと受け継がれる価値を提供し続けることが、私たちの矜持です。

業種:工具収納用プラスチックケース・工具収納用スチールケース・工具収納用バッグ・アウトドア収納ボックス・釣具用タックルケースの製造及び販売
代表者名:唐金 吉弘
設立日:1887年(明治20年)
所在地:奈良県生駒市北田原町1208-5
ホームページ:http://www.ringstar.co.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/ringstar_1889/
Facebook:https://www.facebook.com/ringstar1889/
公式LINEアカウント:https://page.line.me/?accountId=837hxfax

◆ プレスリリースについてのお問い合わせ

株式会社リングスター
マーケティング室  篠田 玲羅

〒630-0142 奈良県生駒市北田原町1208-5
TEL : 0743-72-0125
mail : r.shinoda@ringstar.co.jp

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会社概要

株式会社リングスター

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URL
http://www.ringstar.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
大阪府大阪市城東区東中浜3-19-16
電話番号
06-6961-0883
代表者名
唐金吉弘
上場
未上場
資本金
3200万円
設立
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