<国内外旅行におけるお金に関する意識調査> 旅行時のお金の使い方にみる「世代間ギャップ」

「令和世代」は新たなサービスを柔軟に取り入れタイパ・コスパを重視、「昭和世代」は余裕ある金銭感覚と旅行計画

REVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN株式会社

  • 両替時のクレジットカード利用は18-24世代(令和世代)が最小で、50-64世代(昭和世代)が最多

  • 18-24世代(令和世代)は家計簿アプリや割り勘アプリ、為替レートをチェックし、お得にスマートな旅行をする傾向

世界で4,500万人以上が利用する次世代型金融アプリ「Revolut(レボリュート)」サービスを日本で提供するREVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:巻口 クリスティナ 蓉子)は、国内外旅行におけるお金に関する意識調査を実施いたしました。

観光庁「旅行・観光消費動向調査」によると、2023年の日本人国内旅行消費額は21兆9,101億円(前年比27.7%増)となり、インバウンドが激増している一方で日本人の旅行者も増えていることがわかりました。*

本リリースでは意識調査の結果を元に、4つの世代(「18歳~24歳」、「25歳~34歳」、「35歳~49歳」、「50歳~64歳」)ごとの比較や各世代の特徴を分析しています。

* https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001740851.pdf

考察

今回の調査はすべての設問で複数回答が可能でしたが、18-24世代(令和世代)が多くの回答選択肢を選ぶ傾向が見られました。旅行の経験もまだ少ないと見られる18-24世代が試行錯誤しながら様々な形でより便利に、よりフレキシブルに旅行自体と旅行中のお金の管理について考えていることが分かりました。

一方で50-64世代(昭和世代)は、グループ旅行をすることがないとの回答が59%になったことや、両替時にクレジットカードを使う割合が他世代よりも高かったことから、旅行自体や使えるお金の自由度が高いことが推察されます。世代間で差が出ない回答選択肢もあり、どの世代でも旅行や旅行時のお金の使い方についてある程度の共通認識があることがわかりました。

また、若者を中心に金融アプリを利用していることが明らかとなり、どの世代にとっても利便性が高く、視認性に優れた金融サービスを利用することでより旅行を充実させられるとの認識が広まっていると考えられます。以下に代表的な設問と回答結果をご紹介します。

調査概要

  • 調査対象:18~64歳の日本に居住している方

  • 有効回答数:671人

  • 調査期間:2024年4月16日~4月23日

  • 調査方法:インターネット調査(YouGov)
    *特に明記がない限り数字はすべてYouGov Singapore Pte Ltd.提供

主な設問と解説

■若い世代ほど、旅行費用を納めるための様々な工夫を凝らす傾向

Q1. 旅行費用を予算内に納めるために、どのような工夫をしていますか?

全体では、「比較的料金の安い交通手段を選ぶ」が44.5%、「宿泊施設を事前に予約して早期割引を受ける」が38.2%と、比較的実行しやすい工夫をする人が多く、世代間でも大きな差はありませんでした。

一方で、「無料または低料金のアクティビティを調べて予約する(30.2%)」、「衝動買いを避け、買い物リストにないものは買わない(28.6%)」、「家計簿アプリやスプレッドシートで支出を記録する(15.9%)」などは18-24世代が各世代最多であり、特に「1日の支出限度を決める(18-24世代:27.0%、50-64世代:18.1%)」や、「為替レートを定期的にチェックし、最も有利な時に両替する(18-24世代:15.9%、50-64世代:4.5%)」は、10ポイント前後の差がありました。

予算内に納めるためのほぼすべての工夫で18-24世代が他の世代に比べてポイントが高く、年齢を重ねるほどに数値が下がる傾向にあり、50-64世代では約11%がこれらいずれの工夫も行なっていないことから、学生をはじめ若年層は予算を守る努力をしており、自由に使える金額の差によるものと予想できます。

■若い世代を中心に金融サービスアプリの認知が拡がり始めている

Q2. 海外旅行へ行く際、現地通貨への両替はどのようにしていますか?

全体では、「クレジットカードで支払い、自国通貨建て決済サービス(DCC)を使う」が38.0%と最も多い結果となりました。中でも50-64世代が43.6%と最も多く、18-24世代は24.7%と最も少ない結果でした。

18-24世代は「旅行前に外貨両替ショップで現地通貨に両替する」が27.2%で他世代よりも多く、外貨両替ショップというアナログな手段が根強く残っているという結果となりました。また、「金融サービスアプリの外貨両替を利用する」は全体の割合でも下位でほとんどの世代が一桁でしたが、18-24世代の結果は12.3%と他世代に比べて最も多い割合でした。金融サービスアプリの利便性が若年層に認知され始めている事が予想できます。

■令和世代は利便性、昭和世代はセキュリティ

Q3. 以下の要素のうち、あなたが新しいデビットカードやクレジットカードを選ぶ際に最も重要なものはどれですか?

「セキュリティ対策(例:不正利用防止、ICチップ)」という回答が全体の32.6%を占めており、最も多い結果となりました。その中でも50-64世代が39.7%と他世代と10ポイント以上の差をつけて最も高く、セキュリティに対する意識の高さが伺えました。

25-34世代は「リワードプログラム」と回答した人が26.0%と最も多く、ある程度の自由に使えるお金を持ちながらも「ポイ活」等のトレンドを追う世代ならではの結果と考えられます。

 「セキュリティ対策」以外には、18-24世代は「デビットカードやクレジットカードの利便性」が24.7%、「海外決済手数料」が19.8%と最も高く、特に「デジタルウォレットとの互換性(22.2%)」は2位の25-34世代(11.4%)と10ポイント以上の差があります。「カード発行ブランドの評判や信頼性」が19.8%と最も低い結果で、若年層にとっては、知名度よりも自身が使う際の利便性に重きを置いていることが予想できます。

■全世代的に手数料は気にしていない傾向

Q4. 海外旅行の際、銀行手数料や利用手数料を最小限に抑えるためにやっていることを、次の中からお選びください。

「海外旅行の際、銀行手数料や利用手数料を最小限に抑えるためにやっていることはない」と回答した人が全体の56.2%、各世代で半数以上が回答しており、多くの人が海外での手数料は気にしていないか事が予想できます。

また、世代別での傾向を見ると、18-24世代は、「海外利用手数料のないクレジットカードを使う」「できる限り不要な取引やデビットカード、クレジットカードの利用を避け、手数料を抑える」など手数料を最小限に抑えるために複数の対策を満遍なくとっていることがわかりました。

■令和世代ほど危機管理意識が高い傾向

Q5. 旅行中にお金のトラブルを防止するためにどのような対策をしていますか?

全体では、「旅行中にお金のトラブルを防止するための対策は何もしていない」が23.2%、「旅行中の決済取引の安全性について心配していない」が28.0%と、約1/4の人が対策を取っていないことがわかりました。また、「銀行口座やクレジットカード口座に取引通知を設定し、取引をチェックする」が18.8%と、スマートフォン設定など比較的簡単にできる対策をとる人は一定数みられました。

世代別にみると、25-34/35-49/50-64世代では目立った差は見られませんが、18-24世代については「紛失や盗難が起きた場合にカードを利用停止またはロックできる機能を使う」(27.2%)、「インターネットバンキングや金融サービスアカウントで2要素認証(2FA)を有効にする」(25.9%)を始め、全ての項目で他の世代よりも多い結果となり、若年層の危機管理意識の高さが見える結果となりました。

■令和世代はお金にまつわる人間関係に配慮する傾向

Q6. グループで旅行する際にあなたが直面する懸念や課題にはどのようなものがありますか?

全体では、「グループで休暇旅行へ行くことはない」が約半数(49.3%)を占める結果となりました。

その中でも18-24世代は他の世代に比べて懸念や課題を感じており、多くの項目で最も割合が多い結果になり、年齢が上がるほど数値が下がる傾向にあります。「グループの人間関係を円滑に保ち、全員が受け入れられ、尊重されていると感じるようにすること」が22.2%、「お金やグループ全体での決断について誤解や対立を避けること」が21.0%、「共有の支出を平等に負担するようにすること」が17.3%、「グループでのアクティビティに参加しながら自分の予算や支出を管理すること」が17.3%と比較的高く、”割り勘”や”立て替え”などによるお金にまつわる遠慮や人間関係トラブルを気にする傾向が見られました。

■令和世代はアプリを駆使、昭和世代は現金での管理

Q7. パートナーまたは同居人、家族とグループで旅行する際、共有の支出は通常どのように管理していますか?

「グループでの支出を簡単に分割できる金融サービスアプリの割り勘機能」という項目に対して18-24世代が最も多い17.3%で、50-64世代が最も少ない3.8%という結果になりました。

また「個人間送金アプリを使い、支払いをした人にその場で自分の負担額を支払う」という項目に対して、18-24世代が最も多い14.8%で、50-64世代が最も少ない4.3%という結果となりました。

全体の割合では、「上記のいずれも該当しない」が約半数を占めるものの、「1人が会計係になり、グループで使うお金を集金して管理する」が20.9%と最も多く、世代別では50-64が23.1%と最も多く、18-24世代が18.5%と最も少ない結果でした。

年齢層が高くなるほど直接のお金のやり取りを好み、若年層になるほどアプリを駆使し気を遣わず平等に分割する傾向があると考えられます。新興の金融アプリやサービスを躊躇なく利用する若い世代にとっては、金銭のやり取りについても手間をかけず平等に支払いができる新たな機能が求められている事が伺えます。

■Revolutを活用した令和世代にもマッチした最新の海外旅行

Revolutを利用すると、旅行前の忙しい期間に時間や場所に縛られることなく、お客さまにとって為替レートが有利な時や、移動中などのすきま時間にアプリ内で35以上の現地通貨へ簡単に両替できるので、空港で現金を両替する手間も省けます(*1)。旅行先では、事前両替の有無に関わらず、世界150カ国以上での決済が可能です。現地で現金が必要になった時はRevolutのリアルカードを使ってお得な為替レートで海外ATMから現地通貨を引き出すことができます(*2)。

また、決済ごとにリアルタイムでアプリ通知が届き、万が一Revolutカードを紛失した際もアプリで即時にカードの一時停止が可能です。残った外貨は帰国後にアプリ内で好きな時に円に戻して日常の決済にご利用いただけます。このように海外旅行の準備、旅先、帰国後それぞれのシーンで新しい価値をくまなくご利用いただけます。

(*1) 両替において無料で利用できる額はプランによって異なります。為替市場時間外(ニューヨーク時間で金曜日17:00から日曜日の18:00まで)の場合は、プランまたはご利用の頻度に応じて1.0%の外国為替手数料が発生します。スタンダードプランの場合、無料利用枠を超えた部分に0.5%の手数料が必要になります。
(*2)  ATMの引き出しにおいて無料で利用できる額はプランによって異なります。この無料枠を超えた場合は2%の手数料が必要になります。銀行振込(デビットカード、クレジットカードまたはプリペイドカードは不可)でチャージされた残高のみ、ATMから現金を引き出すことができます。 手数料に関する詳細についてはRevolut公式HP「手数料」ページ(https://www.revolut.com/ja-JP/legal/fees/)をご参照ください。

Revolut(レボリュート)について

RevolutについてRevolutは、世界で初めて真にグローバルな金融版スーパーアプリを構築するというビジョンのもと、設立されました。2015年7月に英国・ロンドンで海外送金・外貨両替を提供するサービスを開始。現在10,000人以上の従業員を抱え、多くの革新的な商品サービスを38カ国に提供、全世界で4,500万人以上のお客様にご利用いただいています。Revolutは個人向け・法人向けのアカウントサービスを通じて、お客様のパーソナルファイナンスの管理を強化するとともに、世界中の人々をシームレスに繋ぐ支援を行なってまいります。https://www.revolut.com 


REVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN株式会社について

REVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN株式会社は、Revolutグループの日本法人として第二種資金移動業者として登録されており、日本のお客様に中核となる外貨両替、国内外送金サービスに加えデビットカード、予算管理と分析、個人間決済など、随時新しい機能とサービスを拡充しています。https://www.revolut.com/ja-JP/ 

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会社概要

REVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN株式会社

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URL
https://www.revolut.com/ja-JP/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都港区六本木 1-4-5 アークヒルズサウスタワー
電話番号
-
代表者名
ニコライ・ストロンスキー(本社CEO)巻口蓉子(日本法人CEO)
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年12月