Apptio、製品ポートフォリオの機能強化を発表 デジタルファースト時代におけるテクノロジー投資意思決定プロセスを改善

ビジネスインテリジェンスレポートから、クラウド投資管理、アジャイル開発まで、製品ポートフォリオ全体の機能拡張により、より優れたテクノロジー投資の意思決定を支援

Apptio, an IBM Company

ベルビュー(米国ワシントン州)、2022年6月8日 ー 本日、TBMソリューションのリーディングプロバイダーであるApptioは、デジタルファースト戦略の採用とテクノロジー投資の意思決定プロセスを改善する、製品ポートフォリオの機能強化を発表しました。意思決定者は、新機能が可視化するテクノロジー支出から正確な見通しを得られるようになり、組織に最大の価値をもたらす投資に優先順位を付けることができるようになります。

対象製品:
・ApptioOne( https://www.apptio.com/ja/products/apptioone/ )
・Apptio Cloudability( https://www.apptio.com/ja/products/cloudability/ )
・Apptio Targetprocess( https://www.apptio.com/ja/products/targetprocess/ )
・Apptio BI( https://www.apptio.com/ja/platform/apptio-bi/ )

昨年、デジタルおよびクラウドベースのサービスの需要が高まりましたが、多くの組織は依然としてそれらのサービスを予算内で予定どおりに提供することに苦心しています。PwCのレポートによると、2022年に経営幹部の60%が、デジタルトランスフォーメーションを最も重要な成長ドライバーとして位置づけましたが、断片化されたテクノロジー支出のデータが原因で、組織がデジタルファースト戦略へと投資をシフトすることが困難になっています。ApptioとHarvard Business Reviewの調査によると、ビジネスリーダーの92%が、テクノロジーによるビジネス価値に関する見通し非常に重要であることに同意しましたが、データに自信を持っていたのは62%にすぎませんでした。
Apptioが提供する最新の機能により、組織は、データから導き出された見通しに基づいて行動する能力を向上させ、テクノロジー投資を経営戦略と結び付け、組織のテクノロジーインフラストラクチャ全体でデータをリンクすることで、デジタルファースト戦略を推進することができます。

データドリブンアプローチの促進
企業は、テクノロジーインフラストラクチャから膨大な量のデータを生成しますが、時間的制約やデータの複雑さにより、リーダーがこれらのデータを分析し、より多くの価値を生み出すために行動することを難しくしています。この課題に対処するために、Apptioは、チームが迅速にコスト削減の機会を発見し行動できるようにするために多くの新機能をリリースしました。
  • Apptio BIレポート 特定のサービスのコストや予実差異を表示するカスタムレポートやダッシュボードの作成は、時間のかかるプロセスであり、テクノロジー投資の改善案の実行を遅らせる可能性がありました。この課題に対処するために、Apptio BI標準レポートがApptio BIの新機能としてリリースされました。Apptio BI 標準レポートは、Apptio製品チームによって作成された事前定義レポートで、Apptioの製品ポートフォリオ全体のデータを活用し、毎月新しいレポートが提供されます。Apptioデータソースへのリアルタイム接続と自動生成されるアラートにより、レポートの作成と分析にかかる時間が短縮され、ITチームはコスト削減の機会の発見と改善活動に集中できます。
  • AWSのAuto Scaling グループおよびGPU系のインスタンスに対するEC2 ライトサイジング推奨レポート 新しいEC2のライトサイジング推奨レポートにより、クラウドリーダーは、AWSのAuto Scaling グループおよびGPU系インスタンスに関連するオーバープロビジョニングと不要なコストを削減できます。自動化された推奨レポートにより、個々のインスタンスの評価といった時間がかかるプロセスを削減し、AWSのお客様がクラウドのコスト削減の機会に即座に対応できるようにします。
  • Apptio Cloudabilityの日本語対応  既存のマルチ通貨機能に加え、Apptio Cloudabilityが日本語に対応しました。日本のユーザーもより容易にFinOpsをクラウド投資戦略に適用できるようになります。


テクノロジー投資と経営戦略の連携
テクノロジー投資を最適化するために、ITリーダーは、どのようにテクノロジー支出がビジネスのニーズを満たしているか完全に把握する必要があります。テクノロジー投資とその価値提供のギャップを埋めるために、ApptioはApptioOne、Cloudability、およびTargetprocessの機能を改善し、意思決定者に対して、従来のファイナンスツールでは対応できない、独自の洞察を提供します。

  • Integrated Investment Planning (統合投資計画)  ApptioOneの新機能であるIntegrated Investment Planning: IIPは、組織がテクノロジー投資計画を複数年にわたり管理することに役立ちます。この機能は、ウォーターフォール型とアジャイル型両方の投資パターンをカバーし、これらの投資の「運用」コストと「開発」コストを分離して管理することができます。プロジェクトポートフォリオ管理(PPM)またはエンタープライズアジャイルプランニング(EAP)システムと直接接続することにより、リソースの割り当てと稼働率の情報が自動的に提供され、予実管理や調整を実施できます。
  • Cloudability TotalCost クラウドファースト戦略のメリットを最大限に活用するために、ITリーダーはクラウドの全コストを把握する必要があります。Cloudability TotalCostは、パブリッククラウドの支出を、人件費、モニタリングツール、サードパーティサービスなどの直接費、間接費、シェアードコストと結び付け、クラウドの支出をより正​​確にその提供価値と関連付けます。チャージバックツールを使用することで、ITチームはこれらのコストをユーザー部門に割り当てることができます。また、アラートを作成して、コストが予算のしきい値を超えたときにフラグを立てることもできます。
  • Apptio Targetprocessとチームレベルのツールとの統合 Apptio TargetprocessとJiraなどの一般的なチームレベルのアジャイル管理ツールとのネイティブな統合を強化することで、ポートフォリオマネージャー(PM)やビジネスリーダーは、既存のプロセスに影響を与えることなく、複数のチームの活動をより正確に把握することができるようになりました。複数のJiraインスタンスとのシームレスなデータ同期により、Apptio Targetprocessは、組織全体のアジャイル開発と戦略を連携させることができ、PMはプログラムレベル、ポートフォリオレベル、組織レベルでのアウトプット改善のために、より多くの時間を確保することができるようになりました。
  • Apptio Targetprocess検証ルール Targetprocess の検証ルールは、自動化されたワークフロー内でチェックポイントを自動的に適用するために作成することができ、データの整合性を高め、組織固有の要件との整合性を確保することに役立ちます。これらのルールは、前提条件の検証やオブジェクトの状態変化を防止に利用でき、数百ものチームにまたがるような複雑な組織における固有のガバナンス要件をサポートします。


データを統合し、テクノロジー投資の意思決定プロセスを改善
信頼性が高いリアルタイムのデータは、より的確にテクノロジー投資の意思決定を行うために不可欠です。複数のApptio製品をご利用のお客様は、製品間のデータ共有を簡素化・高速化する新機能により、より統一されたデータエクスペリエンスを享受することができます。

  • Apptio Automated Data Management(自動データ管理)  Apptioの新しい自動データ管理サービスは、Apptio製品間のデータの共有を容易にします。従来型のパブリッシュ/サブスクライブ型サービスとして、すべての製品は、新しいデータセットが利用可能になると、サービスにデータセットをパブリッシュすることができます。同時に、各製品はこのサービスをサブスクライブすることで、重要なデータセットの更新をリアルタイムに知ることができます。このサービスは、まずApptioOneのコスト管理とプラン管理に導入され、新しい実績値のデータが利用可能になり次第、プラン管理に取り込まれ、迅速な予実分析や新しいプラン作成に利用されます。
  • TargetprocessとAutomated Data Management(自動データ管理)の統合  Apptio TargetprocessのデータをAutomated Data Management (自動データ管理)に取り込むことで、Targetprocess上で実施されたリソースの需要やキャパシティの決定をApptioOneの全体計画や予算ツールに反映させるプロセスが簡素化されます。この統合により、人件費の資産化に関するデータのほぼリアルタイムでの更新と、その時点のリソースの需要とキャパシティを反映させることが可能となります。これにより、意思決定プロセスが改善され、組織がスプリント間の計画を正確に立案できるようになります。
 

ApptioのChief Engineering Officerである、Jeremy Ungは次のように述べています。
「デジタルファーストのアプローチが世界中の企業で最優先とされる中、意思決定者が、テクノロジー投資からビジネス価値を生み出すことを確実なものにする最善のツールを持っていることは重要です。従来の財務管理ツールは、今日の組織で見られるような複数のチームでテクノロジーを活用しようとしている場合には適していません。今回のApptio製品群の機能強化により、組織全体に存在するデータが連携され、テクノロジーインフラストラクチャ全体の財務データが可視化され、生み出されるビジネス価値に基づいた投資判断を行うための洞察が提供されます。このことにより、プロジェクトベースからプロダクトベースへ組織を変革することができます。これら機能は、デジタルファーストの世界おいて製品イノベーションを加速するための青写真を、意思決定者に提供します」

詳細については、( https://www.apptio.com/products/ )をご覧ください。
※当報道資料は、2022年6月8日(現地時間)に、米国ワシントン州において発表されたプレスリリースの抄訳です。詳細は下記URLをご確認ください。
https://www.apptio.com/company/news/press-releases/apptio-improves-technology-investment-decision-making-digital-first-businesses/ 

Apptioについて
https://www.apptio.com/ja/
TBMを支えるSaaSソリューションのリーディングプロバイダーです。2007年の創業から、世界18カ国の1,800社以上に製品を導入してきた実績を有し、さまざまな業界のリーディングカンパニーがApptioを活用しています。オンプレミスやクラウド上にある企業内システムの財務・運用データと、企業が利用しているパブリッククラウド、SaaSの情報を自動的に取り込み、単一のプラットフォームに統合することで、従来、担当部門で実施していたデータ収集・加工・整備の効率化を図ります。TBMがベストプラクティスとして定義するTBM Taxonomyを共通言語として分類・可視化に用いることで、利用部門ごと、プロジェクトごと、ソリューションごと等、多角的な視点からITコストの透明化を図り、事業環境に応じて迅速かつ正確な投資判断を行うことに貢献します。

【問い合わせ先】
Apptio株式会社 広報担当:内田 修
メールアドレス:Info-jp@apptio.com

 

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会社概要

Apptio株式会社

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URL
https://www.apptio.com/ja/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内1-6-5 WeWork 丸の内北口
電話番号
03-6555-3154
代表者名
塩塚 英己
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年03月