佐賀大学芸術地域デザイン学部にて日宣の社員が「コミュニティ発想のマーケティング〜地域におけるその可能性〜」をテーマに講義を実施

コミュニティ・エコシステム・カンパニーを目指す総合広告会社の株式会社日宣（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：大津 裕司、以下「当社」）は、5月16日、佐賀大学芸術地域デザイン学部の「マーケティング論」に当社社員が登壇し、「コミュニティ発想のマーケティング～地域におけるその可能性～」をテーマに講義を行ったことをお知らせいたします。

▼実施の背景
本件は、佐賀県、佐賀大学と進めている産学連携の取り組みの一環として実施されました。佐賀大学芸術地域デザイン学部・山口夕妃子教授の「マーケティング論」の講義に、当社の事業開発リーダーである久田伸が登壇し、地域創生におけるコミュニティ発想のマーケティングの可能性についてお話しました。

▼当日の講義の模様
「マーケティング論」の講義は学部1年生の科目であり、当日は約120名の学生に参加いただきました。昨今の市場環境の変化、生活者の変化を踏まえ、「大衆」でも「個人」でもなく、「コミュニティ（＝共通の思考や態度があり、互いにつながっている集団）」との共創から市場創造することで、資本規模に頼らない自立したサステナブルな地域創生が叶えられるという当社の考えを伝え、佐賀県におけるコミュニティ発想での市場創造アイデアを提示いたしました。

後半には、当社が実証実験の準備を進めている、学生インターンを登用した地域のコミュニケーションDX支援事業［NEST］を紹介し、学生に参加を呼びかけました。［NEST］はNative Engagement Studioの略称です。デジタルネイティブ × 地元ネイティブである地域の学生を対象に、SNSマーケティングのスクールを開講し、そこでスキルを身につけた学生をインターンとして地域内の企業や自治体に派遣、マーケティングやPRを支援いたします。今回の講義で［NEST］の第0期生（β版の受講生）の募集を行いました。

▼受講生アンケートの声（一部抜粋）
講義後のアンケートでは、97%の学生がコミュニティ発想のマーケティングに興味を持ち、74%の学生が［NEST］への参加に意欲を示しました。自由記述の感想でも「自分も佐賀に貢献したいと思った」「SNSを活用したコミュニティ発想のマーケティングに可能性を感じた」などの好意的なコメントが多く寄せられました。これから夏に向けて［NEST］スクール（仮称）を開講し、修了した学生と佐賀県内の企業・自治体等のマッチングを図ることで、地域の魅力発信・ファンづくりを推進して参ります。

• 佐賀大学 リージョナル・イノベーションセンター様のコメント

佐賀大学リージョナル・イノベーションセンターは、研究力向上支援と共に、佐賀県を中心とする産業界や地域機関との連携の下、地域を志向した社会貢献・研究を推進しています。総合広告会社としてコミュニティ発想のマーケティングを行う株式会社日宣様と協力して取り組むことにより、さらに地域活性化に貢献できるよう進めて参ります。
 

• 佐賀県 首都圏事務所様のコメント

ご提案頂いた［NEST］構想の足掛かりとして、佐賀大学様のご協力による講義が実現しました。学生の皆さんの地域課題解決や地域貢献に対する関心の高さを実感し、この取組は地域コミュニティ主導による佐賀県の発展に大いに寄与するものと期待しているところです。今後とも［NEST］構想の実現に向け協力して参ります。
 

• 株式会社日宣について

東京神田に本社を構える創業75年の総合広告会社です。さまざまなクライアントのマーケティング課題に対し、戦略、企画、制作、実行、運用を一貫してご支援しています。生活者を「コミュニティ＝人と人の“小さなつながり”」として捉え、その発想を起点に、企業・地域・さまざまなプレイヤーを結びつけ、新しい連携や共創＝エコシステムをつくりだす「コミュニティ・エコシステム・カンパニー構想」を掲げています。

＜本件に関するお問い合わせ先＞
株式会社日宣　［NEST］開発グループ　担当
MAIL：[e-mail]　TEL：[phone]
WEBサイト：https://nissenad.co.jp/