【AIOps導入企業の情シス担当者に調査】約7割が業務負荷の削減に成功 一方で、AIの誤動作対応で9割が新たな負担を実感
〜株式会社ボスコ・テクノロジーズ、『AIOps導入企業の自動化実態調査』を発表〜
株式会社ボスコ・テクノロジーズ(本社:東京都港区、代表取締役:林 經正)は、AIOpsまたはAIを活用したIT運用自動化ツールを導入している企業の情報システム担当者110名対象に、AIOps導入企業の自動化実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

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01|AIOps導入企業の情報システム担当者の約7割が導入後に業務負荷が軽減
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02|6割以上(66.4%)がAIによる誤検知や誤動作を経験
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03|誤検知・誤動作への対応が負担と感じる割合が約9割(89.0%)
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■調査概要
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調査名称:AIOps導入企業の自動化実態調査
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調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
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調査期間:2025年11月12日〜同年11月13日
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有効回答:AIOpsまたはAIを活用したIT運用自動化ツールを導入している企業の情報システム担当者110名
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社ボスコ・テクノロジーズ」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
■AIOps導入目的第1位は「IT運用の属人化解消」59.1%、アラート対応迅速化も5割超
「Q1. AIOpsまたはAIによる運用自動化を導入した主な目的を教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「IT運用の属人化を解消するため」が59.1%、「運用コストを削減するため」が54.5%、「アラート対応を迅速化するため」が52.7%という回答となりました。

・IT運用の属人化を解消するため: 59.1%
・運用コストを削減するため: 54.5%
・アラート対応を迅速化するため: 52.7%
・監視精度を高めるため: 50.9%
・障害の予兆検知を強化するため: 47.3%
・常時監視体制の実現のため: 41.8%
・手動ミスを削減するため: 40.0%
・その他: 0.0%
・特にない: 5.5%
・わからない/答えられない: 3.6%
■AI運用自動化で75%が業務負荷軽減を実感、導入効果が明確に
「Q2. AIOpsまたはAIによる運用自動化導入前後で、あなたの業務負荷はどう変化しましたか。」(n=110)と質問したところ、「大幅に減った」が24.5%、「やや減った」が50.9%という回答となりました。

・大幅に減った: 24.5%
・やや減った: 50.9%
・やや増えた: 10.9%
・大幅に増えた: 0.9%
・わからない/答えられない: 12.7%
■AIで運用業務が激減!第1位は「ログの目視確認作業」で67.5%が削減
「Q3. Q2で「大幅に減った」「やや減った」と回答した方にお聞きします。AIOpsまたはAIによる運用自動化の導入によって削減・軽減された業務を教えてください。(複数回答)」(n=83)と質問したところ、「ログの目視確認作業」が67.5%、「定型的な監視レポートの作成」が61.4%、「深夜・休日のアラート対応」が53.0%という回答となりました。

・ログの目視確認作業: 67.5%
・定型的な監視レポートの作成: 61.4%
・深夜・休日のアラート対応: 53.0%
・障害の一次切り分け作業: 53.0%
・インシデント記録やチケット管理: 53.0%
・障害原因の調査・分析作業: 53.0%
・関係部署への報告・連絡業務: 33.7%
・その他: 2.4%
ーレポート更新
ー情報収集
・わからない/答えられない: 0.0%
■AI誤動作対策の仕組み、約7割の企業がすでに導入済み
「Q4. AIの誤動作に伴う影響を極力抑えるための仕組みは導入していますか。」(n=110)と質問したところ、「導入している」が67.3%、「導入していない」が15.5%という回答となりました。

・導入している: 67.3%
・導入していない: 15.5%
・わからない/答えられない: 17.3%
■AI運用自動化導入企業の約7割が誤検知・誤動作を経験
「Q5. AIOpsまたはAIによる運用自動化の導入後、AIによる誤検知や誤動作を経験したことはありますか。」(n=110)と質問したところ、「よくある」が25.5%、「ときどきある」が40.9%という回答となりました。

・よくある: 25.5%
・ときどきある: 40.9%
・あまりない: 16.4%
・ない: 10.9%
・わからない/答えられない: 6.4%
■AI誤動作への対応、第1位は「事後検証」64.4%で6割超が実施
「Q6. Q5で「よくある」「ときどきある」と回答した方にお聞きします。AIの誤検知・誤動作が起きた際、どのように対応していますか。(複数回答)」(n=73)と質問したところ、「AIが実行した結果を事後的に検証している」が64.4%、「その都度、手動で停止・修正している」が63.0%、「AIの実行前に人が内容を確認している」が61.6%という回答となりました。

・AIが実行した結果を事後的に検証している: 64.4%
・その都度、手動で停止・修正している: 63.0%
・AIの実行前に人が内容を確認している: 61.6%
・誤動作を記録して設定を調整している: 39.7%
・その他: 0.0%
・特に対策を講じていない: 0.0%
・わからない/答えられない: 0.0%
■AI誤動作への対応、約9割が「負担」と回答 日常業務に影響か
「Q7. Q5で「よくある」「ときどきある」と回答した方にお聞きします。AIの誤検知・誤動作への対応は、どの程度負担になっていますか。」(n=73)と質問したところ、「非常に負担になっている」が35.6%、「やや負担になっている」が53.4%という回答となりました。

・非常に負担になっている: 35.6%
・やや負担になっている: 53.4%
・あまり負担になっていない: 9.6%
・全く負担になっていない: 1.4%
■AI操作の記録、約8割の企業で実施も詳細記録は46%どまり
「Q8. AIが実行した操作について、その記録や証跡は残されていますか。」(n=110)と質問したところ、「すべての操作が詳細に記録されている」が46.4%、「主要な操作のみ記録されている」が31.8%という回答となりました。

・すべての操作が詳細に記録されている: 46.4%
・主要な操作のみ記録されている: 31.8%
・記録はあるが詳細は不十分: 11.8%
・ほとんど記録されていない: 1.8%
・わからない/答えられない: 8.2%
■AIに業務を任せることに約6割が心理的抵抗を感じている実態が明らかに
「Q9. AIに業務を任せることへの心理的抵抗をどの程度感じますか。」(n=110)と質問したところ、「強く感じる」が19.1%、「やや感じる」が41.8%という回答となりました。

・強く感じる: 19.1%
・やや感じる: 41.8%
・あまり感じない: 26.4%
・全く感じない: 10.0%
・わからない/答えられない: 2.7%
■AI利用に抵抗を感じる理由、第1位は「責任の所在が不明確」68.7%
「Q10. Q9で「強く感じる」「やや感じる」と回答した方にお聞きします。抵抗を感じる理由を教えてください。(複数回答)」(n=67)と質問したところ、「誤動作が起きた時に誰が責任を取るのか不明確だから」が68.7%、「どのような根拠でAIが判断したのか分からないから」が55.2%、「AIの動作を人間が制御できなくなりそうだから」が53.7%という回答となりました。

・誤動作が起きた時に誰が責任を取るのか不明確だから: 68.7%
・どのような根拠でAIが判断したのか分からないから: 55.2%
・AIの動作を人間が制御できなくなりそうだから: 53.7%
・AIが想定外の動作をした時に対応できないから: 52.2%
・過去にAIの誤判断で問題が発生した経験があるから: 28.4%
・その他: 0.0%
・わからない/答えられない: 0.0%
■まとめ
今回は、AIOpsまたはAIによる運用自動化を導入している企業のIT担当者110名を対象に、導入効果と課題に関する実態調査を実施しました。まず、導入後に業務負荷が「減った」と回答した担当者は75.4%に上り、特にIT運用の属人化解消やアラート対応の迅速化を目的として導入が進んでいることが明らかになりました。業務負荷が軽減された担当者の具体的な削減業務を見ると、最多は「ログの目視確認作業」で、次いで「定型的な監視レポートの作成」となっています。
一方で、AI の誤検知や誤動作が発生していると答えた担当者は66.4%に達し、その対応方法として「AIが実行した結果を事後的に検証」、「その都度、手動で停止・修正」など、複数の対策を並行して実施している実態が明らかになりました。さらに、誤動作への対応が「負担になっている」と感じる担当者は約9割に上り、AIへの業務委託に心理的抵抗を感じる担当者も60.9%存在することが分かりました。
今回の調査では、AIOpsによる業務効率化は確実に進んでいる一方で、責任分担の曖昧さが、新しい負荷として現場に残っていることが明らかになりました。効率化と同時にこうした負荷が生まれている背景には、AI と人が同じ環境で作業する際に、どこまでをAIに任せ、どこからを人が担うのかという整理が十分に進んでいない点があります。実際に、今回の調査ではAIの判断根拠が見えづらいことや、誤動作時の責任所在が不明確であることが心理的な抵抗につながっていました。今後、運用現場が安定して自動化を進めるためには、AIの精度向上だけでなく、人とAIの操作が混在する環境そのものに、一定のルールや制御を持たせる仕組みが必要になるのではないでしょうか。
本調査のダウンロードはこちら:
■AIOps を安全に運用するための基盤「SMART Gateway」とは

<手元端末・管理対象機器に特別なアプリケーション等の導入が不要のため、スピーディな導入を実現!>
AI活用が企業の標準になりつつある一方で、運用現場では「AIが誤って危険な操作を実行しないか」「人とAIの指示が混在したときに、どこで制御するのか」という新しいリスクが生まれています。
SMART Gateway は、こうした課題を解消するための“運用のガードレール”として働き、AIOps(AIを活用したIT運用自動化)を安全に機能させるための基盤となるツールです。
SMART Gateway は、特権ID管理、アクセス制御、URLフィルタ、操作の全録画といった統制機能を備えています。これにより、人が操作するときだけでなく、AIエージェントが自動処理を行う際にも、許可された機器・コマンドだけが実行される設計が可能になります。AIに任せたい業務だけを切り出し、過剰な権限や誤操作を排除することで、AIOps を“安心して回せる仕組み”に変えることができます。
詳しくはこちら:SMART Gateway 製品情報リンク|
https://www.bosco-tech.com/smart-gw/
権限の緩みが組織を脅かす 情報漏洩、内部不正を防ぐために 〜ICTオペレーション上の【ガードレール】:
https://www.youtube.com/watch?v=E9AJTN_DtwI
■株式会社ボスコ・テクノロジーズについて
自動化・仮想化・セキュリティの技術開発を強みに、国内最大手通信事業会社の基幹システム開発、官公庁のネットワークシステム開発に従事し、情報社会インフラ、交通社会インフラを支えてきました。また、ソフトウェア製品 SMART Gateway を開発し、官公庁、自治体、国内大手企業を始め多数の組織に展開しています。
URL : https://www.bosco-tech.com/
所在地 :東京都港区新橋5丁目23-5 ASOOM新橋12F
設立 :2012年2月29日
代表 :林 經正
事業内容:社会インフラ・サービス開発事業、技術コンサルティング事業
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