サービタイゼーションへの移行から真のビジネス価値を引き出すために必要な技術はAIがトップに

IFSジャパン株式会社

  • 調査によると、AI (52%) 、自動化 (51%) 、機械学習 (49%) がビジネス価値を生み出す基盤であることが明らかになりました。

  • EAM(企業資産管理)、FSM(フィールドサービス管理)、およびエンドツーエンドでビジネス全体へのアクセスが可能になることにより、サービタイゼーションへの移行をさらに牽引します。

  • 日本の調査結果では、40%以上の企業がサービタイゼーションへの移行時期は今または間もなくと回答しています。その障壁になるものとして、「人材不足(33%)」「企業文化(33%)」と答えた割合が最も多くなりました。


2023年10月10日、東京 - 世界的なクラウドエンタープライズソフトウェア企業であるIFSは、企業がサービタイゼーションビジネスモデルに移行する中、ビジネス上のメリットと価値を高める上でテクノロジーが果たす役割に関する調査(※1)を実施しました。この調査は、フランス、ドイツ、日本、北欧、英国、米国、UAEにおける製造、サービス、通信、エネルギー・資源、建設・エンジニアリングおよびA&Dの各業界に携わる、バイスプレジデント以上のビジネスリーダー2,000人を対象に実施しました。


43%の回答者は、ビジネスモデルのサービタイゼーションへの移行を加速することは、経営幹部にとって明白な優先事項であると答えています。この調査では、移行の完了に向けて 「先行組」 と 「後発組」 の割合がそれぞれ19%と23%と隔たりがあることも明らかになっています。移行への勢いが不足している企業にとっての主な原因は、従業員、プロセス、およびテクノロジー環境への影響が明確に定義されていないことが挙げられています。


今やAIは、業界を問わず、業務効率の向上 (28%) 、新たな顧客層の獲得や新規市場への参入 (28%) 、顧客満足度の向上 (27%) 、顧客維持率の向上 (26%) 、高い利益率の確保 (25%) などにより、サービタイゼーションへの移行と価値実現を加速させるためには不可欠な技術となっています。


AIの導入を速やかに行う必要性が最も高い業種は、製造業とサービス業 (58%) で、以下、A&D (51%) 、通信 (50%) 、建設・エンジニアリング (48%) 、エネルギー・公益・資源 (48%) が続きます。イノベーションを推進し、それぞれの市場で継続的に差別化を図ることは、売上を増加し利益率を改善するための基盤と見なされていることに変わりはありません。 


財務の健全性とビジネスにおけるレジリエンスを促進することは、組織全体で優先的に対処すべき重要事項であり、CEO (54%) とCFO (49%) がその主導的役割を果たしています。これら2人のリーダーがサービタイゼーションをバックアップしていることは、デジタルトランスフォーメーションによるモダナイゼーションの必要性と、製品やサービスの設計と提供の中心に顧客優先を据えることで経営幹部が期待する財務的利益との間に明確な結びつきがあることを示しています。


経営役員によるリーダーシップチームがビジネスの進化に不可欠であることは明らかですが、この移行が人々とプロセスに与える影響を完全かつ実行可能な形で理解することが欠かせません(22%)。CHRO(最高人事責任者)は、特に潜在的な影響を認識しており、変革を管理するための基盤としてデジタル技術 (50%) を挙げ、具体的にはワークフローとプロセスを強化 ( https://www.ifs.com/ja/news/corporate/ifs-to-acquire-falkonry-ai ) するためにAIと自動化を使用しています。


日本では、41%の企業がサービタイゼーション・モデルを導入するのに適切なタイミングは今であり、市場はサービタイゼーションを必要としている/今すぐに準備が必要と考え、24%が導入の準備ができていると回答しています。導入が遅れてしまう理由として、製品重視からサービス重視への組織内の文化や考え方の転換の難しさ(33%)、サービタイゼーション・モデルを開発・実施するための社内リソースや専門知識の不足(33%)が挙げられており、これらの問題の解決がサービタイゼーション・モデルの導入を促進するカギになります。


IFSのプロダクトマーケティング、アナリストリレーション、およびコンペティティブインテリジェンス担当SVPであるAlex Rumbleは、次のように述べています。「お客様からは、デジタルトランスフォーメーションは技術の問題ではないという指摘をよく耳にします。この調査は、ビジネスを進化させ、積極的に企業を変革の道程へと導くという点において、経営幹部間で緊密な連携が行われていることを明確に示しています。サービタイゼーションとは、基本的に製品やサービスの設計、製造、提供、保守において顧客主導型の企業になることにほかなりません。このテーマは数十年前からありましたが、テクノロジーが追い付いてこなかったのです。サービタイゼーションとデジタル技術の爆発的な普及が相まって、企業がAI、自動化、機械学習の力を活用して、顧客ニーズの背後にあるビジネスを再設計して合理化し、ビジネス価値を提供するという大きなうねりが巻き起っています。それはIFSにとって心躍ることなのです。」 


※1: 英国、米国、ドイツ、アラブ首長国連邦、日本、フランス、北欧の製造業、サービス業、EUR、C&E、航空宇宙・防衛、電気通信の各企業のビジネスリーダー2,000人を対象に、Censuswideが2023年6月に実施した調査です。

  

IFSについて:

IFSは、エンタープライズ・クラウド・ソフトウェアのプロバイダーとして、「ものづくり」、「設備の維持管理」、「サービス中心のビジネス」を支援するためのソリューションを開発し、世界各地の企業に提供しています。IFSの業界固有の要件に対応した製品は、1つのプラットフォーム上で、本質的に単一のデータモデルに結び付けられており、組み込み型のデジタルイノベーションを使用しています。これにより、お客様は、顧客にとって本当に重要なとき、すなわち「サービスの瞬間」に最善を尽くすことができます。各産業に深く精通したIFSのコンサルタントと広がり続けるエコシステムによって、IFSは業界のリーダーとして認められ、お客様に高く評価されています。現在、IFSは5,500人以上の従業員を擁し、IFSのソリューションは全世界で6,500社を超えるお客様に導入されています。IFSは世界各地の直営拠点やパートナーとともに、これらのお客様を支援しています。さらに詳しくはifs.com をご覧ください。

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会社概要

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URL
https://www.ifs.com/jp/company/about-ifs/at-a-glance/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区 桜丘町26-1 セルリアンタワー15階
電話番号
03-5456-5480
代表者名
大熊 裕幸
上場
未上場
資本金
-
設立
1997年01月