ハッシン会議が企業の広報担当者に実施した個別PRコンサルティング回数が600回に到達

近年高まる広報のニーズ。孤軍奮闘する「ひとり広報」の相談は多様化。

株式会社ハッシン会議

広報組織開発・人材育成を専門とする株式会社ハッシン会議(本社:東京・南青山、代表取締役:井上千絵、以下当社)は、当社が運営する広報担当者向けコミュニティの会員に対し実施した「個別PRコンサルティング」の回数が600回を超えたことをお知らせします。


600回を超える個別PRコンサルティングから知る、企業広報担当者の悩みの多様化

当社が運営する会員制広報コミュニティでは、サービスの一部として2020年のサービスの開始当初から個別PRコンサルティングを実施してきました。幅広い経験や知識をもったメンターに、1on1、1回30分オンラインで質問・相談できる場として、会員から好評のサービスです。

広報担当者むけコミュニティの個別PRコンサルティングページ

詳細はこちら:https://hasshinkaigi.net/services/onlinesalone/

5年間、600回を超えるコンサルティングを振り返る中で、企業の広報担当者を取り巻く悩みが多様化していることが見えてきます。

高まる広報のニーズと孤軍奮闘する「ひとり広報」

企業が抱える「コミュニケーション」の課題

近年、企業は社内外に向けたコミュニケーションの課題を多く抱えています。

社外コミュニケーションの施策はこれまで、メディアへのアプローチなど限られた手段が一般的でした。ところが2000年代後半から急速に発達したソーシャルメディアによって、ステークホルダーと企業の距離が大幅に縮まります。これによって、情報発信の精度が売り上げや採用に直結するようになりました。

また、コロナ禍のリモートワークをきっかけに社内コミュニケーションにも課題を感じる企業が増えました。株式会社月刊総務が実施した調査では、実に8割以上の企業が社内コミュニケーションに課題を抱えていると答えています。

こうしたコミュニケーションの課題を解決する部署が「広報」です。ところが多くの中小企業では広報に複数の人数をアサインするのは難しい状況にあります。そこで、「たったひとり」で広報業務を担当する「ひとり広報」が今、増えています。社内に蓄積された広報の知見もなく、本人もスキル不足を感じる中、ひとり広報の多くは孤軍奮闘しています。

ハッシン会議の個別PRコンサルティングではこうした「ひとり広報」の悩みを多く聞いてきました。

拡大し続ける広報業務

企業内で広報を担う人数は増えなくとも広報の業務は以前に比べ拡大し続けています。

ソーシャルメディアひとつ取っても、XやInstagram、 Facebook、YouTube、LinkedIn、などなど多岐にわたっています。

さらに、メディアごとに異なるステークホルダーを設定している場合、それぞれの投稿の内容を変える必要もあります。

ここにメディアアプローチや社内報が追加されると、優先順位をつけるのは容易ではありません。

圧倒的な広報の人材不足

広報に関する書籍や動画コンテンツは大量に発行されていますが、リアルな広報は「今」を扱うため、臨機応変な対応が求められます。しかし、そうした対応力を鍛えることができる場は限られており、広報機能がある企業ですら、広報担当者の教育は口伝的に行われることが慣例でした。たくさんの教材があるにも関わらず、ケースバイケースに対応できるような学びの場はまだ少なく、現場で悩み疲弊してしまう広報担当者は少なくありません。

こうした課題を解決するためにはPR会社など社外に広報業務を委託する方法もあります。しかし、そうした外部委託は短期的な成果を得ることはできるものの、広報担当者の安定的な育成につなげることが難しいのが現状です。

広報と経営層の接続エラー

広報に関する情報の広がりとともに、企業経営における広報の必要性を理解している経営層の数も増えてきました。しかし、広報をどのように活用するかは事業やサービス内容、その時の企業課題によって異なるため、自社にあった広報活動の方向性がわからずに広報機能を活性化できずにいる企業は数多くあります。また、広報活動そのものに対する理解が伴わず、プロセスを無視して結果だけを求められる、というパターンもあります。広報担当者もどのように経営層とコミュニケーションを取ればよいのか悩んでいます。

悩める「ひとり広報」を支えてきたハッシン会議コミュニティ

当社はこうした社会課題を解決すべく、2020年から100社以上の広報戦略策定・広報人材育成・組織開発に関わってきました。今回600回を超えた個別PRコンサルティングに対応すべく、多様な悩みに備えて、様々なキャリア・専門領域をもつメンターが在籍しています。

現在メンターは15人。継続的に一人のメンターのコンサルティングを利用するケース、悩みの種類に応じて毎回違うメンターに相談をするケースなど、利用の方法もさまざまです。

今後、我々が目指すコミュニティの姿

株式会社ハッシン会議 代表取締役 井上 千絵

「社内に広報の相談相手がいない」そんな広報担当者の切実な悩みを聞き、広報の経験者がメンターというカタチで力になれるのではないだろうか、との想いで2020年にハッシン会議のPRコミュニティを立ち上げました。当コミュニティの価値は、広報の一歩先を行く先輩やPRのプロに、いつでも相談できる点にあると考えています。この600回という個別PRコンサルティングの実施回数は、通過点に過ぎません。日本の特に中小企業やスタートアップ企業には、孤軍奮闘する「ひとり広報」や、広報に着任したばかりで手探りの方がまだまだたくさんいらっしゃいます。そうした方々が、広報の壁打ちや課題相談をもっと気軽にできる環境を整えることが、ハッシン会議のミッションです。これからもこのミッション遂行に向けて、コミュニティの環境をさらに整え、広報担当者の皆様の力になるべく邁進していきます。

ハッシン会議は個別PRコンサルティングが600回を超えたことを機に、兜の緒を締め直す思いで、さらに広報担当者に寄り添うコミュニティへと進化を続けていきます。

ハッシン会議の会員制広報コミュニティとは

広報によって社会から共感と信頼を獲得し、事業成長に貢献するための実践的なコミュニティです。

広報担当者が抱えるあらゆる悩みを解決する相談/学び・実践/交流の場をワンストップで提供しています。業界動向、時流・流行、スキルレベルなど、個人のフェーズに合わせたサポートで継続的な広報活動を可能にします。

株式会社ハッシン会議

代表取締役:井上 千絵
所在地:〒107-0062 東京都港区南青山 2丁目2番15号 ウィン青山942
事業内容:広報人材育成、PRコミュニティ運営、メディア事業
設立:2020年1月22日
Web Site:https://hasshinkaigi.net/
ハッシン会議代表著書「ひとり広報の教科書(日本実業出版)」
https://www.njg.co.jp/book/9784534059659/
広報と情報発信の学び場:伴走型e-ラーニング「Learney」:
https://learney.biz/

ハッシン会議は企業価値向上に貢献する広報組織・広報人材育成のエキスパートです。持続的な発信活動を行う自走型組織の立ち上げ・定着に強みを持ち、各領域のプロフェッショナルが組織づくりをチームで伴走支援。クライアント企業内に人材やリソース、知見を蓄積していくことをゴールとしており、独自の人材育成プログラムとeラーニング「Learney」、広報担当者のコミュニティ「ハッシン会議」が組織の成長を促進します。

すべての画像


会社概要

株式会社ハッシン会議

11フォロワー

RSS
URL
https://hasshinkaigi.net/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区南青山2丁目2番15号 ウィン青山942
電話番号
-
代表者名
井上 千絵
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2020年01月