宿泊施設向けオールインワンシステム「Check Inn」、スマート電子錠「LINKEY Plus」との連携を開始

チェックインから入室まで、非対面・非接触で完結する“スマート宿泊体験”を実現

Check Inn株式会社

2025年7月28日 11時00分

Check Inn株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役：田中健太郎、以下「当社」）は、株式会社ユーエムイー（本社：東京都港区、代表取締役社長：内野雅和、以下「UME社」）が提供するスマート電子錠「LINKEY Plus」とのシステム連携を開始いたしました。本連携により、宿泊施設における予約・チェックイン・鍵の発行・入室といった一連の流れが全て自動化され、無人オペレーションの実現をサポートします。

■ 連携の背景〜宿泊現場の課題に、テクノロジーで応える〜

近年、宿泊業界では人手不足や感染症対策への対応として、非対面・非接触の運営体制が求められています。一方で、従来の運用ではチェックインや鍵の管理に人的リソースが必要となり、無人化には高いハードルがありました。
本連携は、そうした現場課題に対し、"完全な非対面チェックイン体験" を実現するための仕組みとして開発されたものです。「Check Inn」の予約・顧客管理機能と、「LINKEY Plus」のスマートロック機能をAPI連携することで、宿泊予約の完了から鍵の発行・通知、入室、そしてチェックアウト後の鍵の無効化までを一貫して自動化します。

■ 連携の仕組みとゲスト体験の流れ

ゲストがCheck Inn経由で宿泊予約（自社予約サイトまたはOTA）
予約情報が「Finelife」（LINKEY Plusの管理システム）と連携
Finelifeがデジタルキー（暗証番号）を自動発行し、Check Innからゲストに通知
ゲストは当日、届いた暗証番号でスマートロックを解錠し入室
チェックアウト後、暗証番号は自動失効し、鍵の返却は不要

これにより、宿泊施設はフロント業務の大幅な削減、鍵の受け渡しに伴うトラブルの回避、セキュリティの向上など、複数の業務課題を同時に解決できます。

■ 導入による主なメリット

宿泊施設側のメリット

無人運営の実現：フロントスタッフの常駐不要で24時間対応が可能
鍵の管理工数ゼロ：鍵の紛失・複製リスクがなく、業務の効率化に直結
低コスト導入：「Check Inn」×「LINKEY Plus」の組み合わせにより、機器やシステム投資を最小限に抑えながら無人化を推進

ゲスト側のメリット

スマホだけでチェックイン完了：到着後すぐに入室可能、待ち時間ゼロ
非接触で安心・安全：暗証番号による解錠で、接触・対面の機会を最小限に
快適な宿泊体験：深夜・早朝などあらゆる時間帯でもスムーズに利用可能

■ LINKEY Plusについて

LINKEY Plusは、民泊や宿泊施設の無人運営に必要な機能を備えた、クラウド型のスマート電子錠です。

ゲストごとに異なる有効期限付きの暗証番号を自動発行・管理でき、有人対応と同等以上の利便性とセキュリティを実現します。

特長は、「使いやすく、リーズナブル」な設計と、「1台からでも導入可能」な柔軟性。

工事不要で設置できる独自構造により、既存の施設への後付けも容易で、小規模施設から大規模ホテルチェーンまで幅広く対応しています。

Check Innとの連携により、暗証番号の発行・通知が完全自動化され、鍵の受け渡し業務をゼロに。

非接触・非対面でのチェックイン体験の実現に加え、施設スタッフの業務負荷を大きく軽減します。

■ Check Innについて

Check Innは、「日本の観光を世界一に」をミッションに掲げる、宿泊施設向けのクラウド型オールインワンシステムです。サイトコントローラー、PMS（宿泊管理）、自社予約システムといった複数の機能を一体型で提供し、“ワンストップで宿泊運営を支える基盤”として多くの事業者に選ばれています。

在庫・料金調整、予約の一元管理、リピーター対応、会員管理、決済、データ連携など、日々の業務に必要な機能を網羅。

全国で導入が進んでおり、初めてでも使いやすい直感的なUIと高い拡張性を備えています。

■ 今後の展望

Check Innでは、スマートロックをはじめとする外部システムとの連携を今後も積極的に推進し、宿泊業界の現場における「省力化」と「快適性」の両立を支援してまいります。また、本連携を通じて得たフィードバックをもとに、さらなる機能拡充やUI改善を進め、誰もが使いやすい運営基盤の実現を目指してまいります。