次世代型の体験コンテンツ~モビリティ・ツーリズム~の実証実験を開始!
- 実証実験の概要について
項目 | 内容 |
実験サービスの概要 | ■ARグラスをかけパナソニックのロボティックモビリティ「PiiMo(ピーモ)」に乗りながら美術館内を周遊する次世代型の没入体験コンテンツの提供 |
実施時期 | ■2022年11月30日(水)~12月2日(金) |
対象 |
■モニター参加者30名程度 |
検証内容 |
■PiiMo×ARグラスの観光体験に対するユーザーの満足度測定 ■PiiMo×ARグラスの観光体験を実施する際の観光施設、観光地側の課題抽出 |
参画事業者/役割 |
■パナソニックHD/ 本実証実験で使用するロボティックスモビリティ「PiiMo」の提供及び追加開発 ■エクスペリサス/ ARグラス×PiiMoの観光体験の企画・造成、実証実験モニター募集 ■ひろしま美術館/ 実証実験の実施場所提供、美術館内の紹介作品の情報提供 |
【実施イメージ】
- 背景・経緯
ビザなしでの海外からの個人旅行が再開されるなど、2025年の大阪・関西万博に向けて訪日外国人の更なる回復が見込まれています。
一方、観光庁によると欧米等ではコロナで失われたインバウンドの回復に向け、先行して取り込みに向けた活動が展開されており、多様な客層を獲得する観点から、今まで取り込めていない高付加価値旅行者への働き掛けを強め、消費額増加への取り組み強化、地方への誘客促進をより重視した受け入れ態勢を整えることが急務とされています。
日本にはまだまだ知られていない魅力的な観光資源が多く存在しており、既存の観光資源や観光施設にプラスアルファとなる顧客価値を加えることで、よりユニークで新しい体験を提供することが出来ると考えられます。
上記を踏まえて、モビリティとARグラスを掛け合わせることによる既存の観光資源の魅力および顧客体験向上、新たな観光客の獲得、観光施設の運営効率化を目指して、本実証実験を企画しました。
- 本実証実験の特徴、今後の展開
ARグラスを装着して作品に近づくと、ARグラス上に作品の解説が自動的に映し出され、作品そのものだけでなくその背景を知りより深く楽しむことができます。
また音声・映像・画像を効果的に活用することで、歴史的建造物や神社仏閣等において、当時の風景や街の様子を想起させる工夫も可能です。
ARグラス上の解説は今後回復が見込まれる訪日外国人に向けた多言語化(英語、中国語等)を予定しております。
ロボティックモビリティ「PiiMo」は、先頭を走るPiiMoの機体を自動で追従する機能により難しい操縦をしなくても操作でき、障害物を検知すると自動で減速や停止をするシステムにより安心安全な走行を実現します。そのため、足元が不安な 高齢者や障がいのある方がいらっしゃるグループでもストレスなく安全に館内を回ることができ、導入施設側の負担が少ない形でコンテンツを取り入れられる特徴があります。
PiiMoに乗車するだけで、美術館内の様々な作品をストーリー性のある順序で巡ることが出来、装着したARグラスからリッチ化された案内が自動で流れるという体験は、付加価値の高い新たなライド体験とも言えます。
2023年以降、美術館をはじめ、神社仏閣やその他観光施設など様々な観光シーンにおいて「モビリティ・ツーリズム」型の観光コンテンツ導入を進めながら、富裕層(ハイエンド層)をターゲットに提供することを目指します。
- ご参考
パナソニックHDの子会社であるパナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社が開発したロボティックモビリティPiiMo(ピーモ)は障害物を検知すると減速または停止する「自動停止機能」、先行機体に追従動作する「自動追従機能」を有しています。先頭の一台を搭乗者もしくはスタッフが操作し、後続のモビリティが自動追従することで、効率の良いグループの移動をサポートします。観光分野などあらゆる場面での導入を目指しております。
https://www.panasonic.com/jp/company/ppe/piimo.html
■会社概要
社名:パナソニック ホールディングス株式会社
本社:大阪府門真市大字門真1006番地
代表者:楠見 雄規
設立:1935年12月15日
事業内容:パナソニックグループの経営戦略策定・ガバナンス、技術・新規事業開発投資等に関連する活動
URL: https://holdings.panasonic/jp/
<エクスペリサスについて>
エクスペリサス株式会社は、国宝・世界遺産・伝統芸能者など日本が誇る歴史や文化の関係者と連携して、希少性・付加価値が高い、限定的な体験プログラムやコンテンツを造成・提供しております。
■会社概要
社名:エクスペリサス株式会社
本社:東京都渋谷区渋谷1-12-18 ILA渋谷美竹ビル
代表者:丸山 智義
設立:2017年1月25日
事業内容:高付加価値な体験コンテンツの企画造成、販売業務
URL:https://jp.xperisus.net/
<一般社団法人関西イノベーションセンターについて>
一般社団法人関西イノベーションセンターは、株式会社三菱UFJ フィナンシャル・グループ(代表執行役社長 亀澤 宏規(かめざわひろのり))、および株式会社三菱UFJ 銀行(取締役頭取執行役員 半沢 淳一(はんざわじゅんいち))が設立し、関西経済の活性化と2025年大阪・関西万博の成功に貢献することを目的とした活動を行っています。
■会社概要
社名:一般社団法人関西イノベーションセンター
本社:大阪府大阪市中央区伏見町3 丁目6 番3 号
代表者:代表理事 林安秀
設立:2020年3月6日
事業内容:会員制イノベーション創出拠点MUIC Kansaiの運営
URL:https://www.muic-kansai.jp/
(本件に関するお問い合わせ)
MUIC Kansai 問い合わせフォームよりお願いいたします
URL:https://www.muic-kansai.jp/contact/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像