【地域のこし協力隊】自然豊かな妙高市で、まちと共に若者に伴走する居場所づくりリーダーを募集
supported by 認定NPO法人カタリバ

新潟県妙高市は第4次妙高市総合計画のリーディングプロジェクト「次代を担う『子ども・若者』の成長・交流・つながりの場づくり」を推進するため、令和7年秋にオープンする予定の新図書館等複合施設「まちなか+(プラス)」や新井駅自主学習室などの高校生が中心に集まる場所を「みんなの寄り道BASE」と位置付け、多世代との交流が生まれ、自己選択と決定ができる自由な活動の場(サードプレイス)を立ち上げます。立ち上げメンバーとして居場所づくりをリードし、居場所で高校生の想いや目標に寄り添う伴走者として活動いただけるプロジェクトリーダーを募集します。
※総務省の「地域おこし協力隊」制度を活用し募集するものです。
▼本採用への応募はこちら
https://forms.gle/LTtn4Dcc7moMe2UN7(締め切り:2025/5/16(金)中)
※履歴書ならびに職務経歴書をフォーム内でご提出いただきますので、ご用意ください。
【お知らせ】説明会参加者募集中!
本募集に関するオンライン説明会を下記の通り開催いたします。当日は妙高市長も参加予定です。
ご興味をお持ちいただいた方はぜひご参加ください!
【日時】2025/4/16(水)19:00〜20:30
【参加方法】オンライン(ウェビナー)
【申し込み方法】下記フォームからお申し込みください(締め切り:2025/4/15(火)中)
https://forms.gle/n65CmeunKDHCcqEd8
豊かな自然を活かした産業が息づくまち、妙高市
妙高市は、新潟県南西部に位置し、豊かな自然と歴史を持つ人口約3万人のまちです。日本百名山の一つである妙高山を中心に四季折々の美しい風景が広がり、温泉やスキー場などの観光資源にも恵まれています。都心部からのアクセスが充実していることから、年間500万人以上(令和5年度)が観光でまちを訪れています。近郊の海の幸に合う米や地酒なども大きな魅力の一つです。

一方で、多くの地方と同様、妙高市でも若者の転出超過が進行しています。市内に大学はなく、雇用機会も限られているため、高校卒業と共にまちを離れる若者は少なくありません。そんな妙高市を高校生視点で地域活性化を図るため「MYO高校部」が活動しています。MYO高校部の1期生(2024年活動)は、“妙高の良さを活かして自分たちでできること”をテーマにPRキャラクターの考案やオリジナル商品の開発などを行ってきました。

高校生はここまで考えている。ここまでできる。とサポートしていた大人たちもそのエネルギーと可能性に驚かされました。一方で、取り組みに関わった高校生はごく一部であったことも確か。より多くの高校生が自由に集まり、アクションしてみるきっかけをつくりたい…そんな想いから生まれようとしているのが「みんなの寄り道BASE」です。
高校生の居場所「みんなの寄り道BASE」とは?
「みんなの寄り道BASE」は高校生が日常的に利用でき、リラックスして過ごすこともできれば、自らやりたいことを考えて実現することもできる場所です。地域にとっては、まちの魅力と子ども・若者がつながる「ハブ」のような存在となることも目指しています。
居場所のコンセプトや使いかたは高校生たちの自由な発想を起点に考えていきます。しかし「自由にやっていいよ!」と声をかけても、やりたいことのある高校生ばかりではありません。そこで活躍するのが、今回採用をしたいと考えている伴走者の存在です。居場所を安全・安心な空間として提供するとともに、高校生の「少し先を行く大人」として、興味・関心を広げたり深めたりする機会を仕掛ける役割を担います。市内外のさまざまなリソースを妙高市の高校生につなぐ、コーディネーター的な役割も求められます。
「みんなの寄り道BASE」のメイン拠点となる市の新図書館等複合施設「まちなか+(プラス)」は間もなく完成する新しい施設です。この施設の他、新井駅の自主学習室「Studyオアシス」を起点にしながら、市内のさまざまな場所で居場所を増やしていければと考えています。

仕事内容
本プロジェクトでは、高校生の居場所「みんなの寄り道BASE」の立ち上げを主導し、立ち上げ後の企画・運営を担うプロジェクトリーダーを募集しています。
居場所のオープンにあたっては、10代の意欲と創造性を育む活動を20年以上続けてきた認定NPOカタリバのスタッフがバックアップしますので、安心して取り組んでいただけます。
また、本プロジェクトを担当する企画政策課からもプロジェクトメンバーが参画する予定です。
<入職後の流れ:入職後半年程度>
(1)居場所運営に関する研修
カタリバが運営する10代向けの居場所での実地研修や居場所運営のための各種研修(リスク管理研修、10代への関わり研修など)に参加し、プロジェクトリーダーとしての技量や知見を身につけます。
(2)「みんなの寄り道BASE」の開設準備
妙高市の高校生にとっての居場所の意義や実現したいユースセンターの姿を考えていくほか、居場所開設までに必要な仕組みづくり、広報、備品等の準備を行います。
〈具体的な業務内容〉
― 利用手続き方法の整備
― 子どもたちのニーズを把握するためのイベント開催・アンケート実施
― 地域の機運醸成・理解促進に向けた勉強会等の開催
― 学校訪問・SNSやHPを活用した広報活動
― 居場所レイアウトの検討
― 居場所に必要な物品の手配 等
<入職後の流れ:入職後半年後〜>
(1)「みんなの寄り道BASE」の企画・運営
「みんなの寄り道BASE」でのプログラムの企画や運営改善を行います。
〈具体的な業務内容〉
― 高校生とのコミュニケーション
― 高校生向けイベントや体験プログラムの企画・運営
― 施設運営事務全般 等
(2)関係者やステークホルダーとの調整業務
居場所に関わる地域内外の人材をコーディネートしたり、行政や学校など関係者への報告や連絡、会議体運営、各種調整を行ったりします。
(3)ボランティアを含むスタッフのマネジメント
居場所運営を担うボランティア等スタッフの育成・管理を担います。
ご参考までに、1日のスケジュールの一例をご紹介します(勤務時間は相談の上、変更となる可能性があります)。
<ある日のスケジュール>
― 11:00 始業、市役所に出社、担当課の職員と打ち合わせ
― 12:00 休憩、昼食
― 13:00 学校訪問、教員と情報交換
― 14:00 地域の方とイベント打ち合わせ
― 15:00 「みんなの寄り道BASE」拠点へ、開室準備
― 16:00 開室、高校生との関わり
― 19:15 閉館、閉館作業、振り返りミーティング
― 19:30 終業
仕事のやりがい
高校生の成長や変化:居場所を立ち上げた暁には、学校でも塾でも家庭でもない、サードプレイスだからこそ見ることができる高校生の姿にも出会うことができるでしょう。高校生と直接的に関わり、成長や変化を間近で感じられることは、最も大きなやりがいになるはずです。
事業の立ち上げ経験:行政と連携しながら「みんなの寄り道BASE」のありたい姿を考え、実際に創り上げる経験は、ご自身のキャリアにとっても大きな財産になるのではないでしょうか。
地域や社会への貢献:日本における居場所の事例はまだ少なく、特に地方においては先進的な事例であると言えます。「みんなの寄り道BASE」で培われたナレッジが今後全国の教育・行政機関に影響を与え、社会に対してより大きなインパクトを創出することにもつながるはずです。

人材要件
本募集は次に掲げるすべての要件を満たしているかたが対象です。
・居住地:3大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎、山村、離島、半島等の条件不利地域以外)に在住しており、委嘱後に住民票を妙高市に異動し、居住できるかた
※地域おこし協力隊の地域要件及び地域要件確認表は以下の総務省ホームページからご確認ください(※転出地の地域要件について不明な場合はお問い合わせください)
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/02gyosei08_03000066.html
・心身ともに健康で誠実に業務を行うことができるかた
・普通自動車運転免許を有しているかた
・ワードやエクセル等の基本的なパソコン操作やSNSの操作ができるかた
・地方公務員法第16条に規定する一般職員の欠格条項に該当しないかた
求める人物像
本募集では、下記のようなかたに応募いただきたいと考えています。
(1)教育や子どもの居場所づくりに強い興味がある
(2)成長意欲が高く、不確実かつ曖昧な状況でも素直で前向きに試行錯誤することができる
(3)人と関わるのが好きで、地域内外の多様な人とコミュニケーションをとることが楽しめる
求めるスキル・経験
以下のご経験やそれに準ずるご経験をお持ちの方を歓迎します。
・文化活動やスポーツに打ち込んだ経験
・ボランティア活動などで子ども(特に高校生)に関わった経験
・地域でのボランティア活動や各種コーディネートの経験
雇用条件等
(1)募集人員:1名
(2)勤務日数: 週5日間(原則月曜日~金曜日)
(3)勤務時間:原則、午前11時00分~午後7時30分(昼休憩1時間)
※業務内容により時間外勤務及び休日勤務を命じる場合があります。その場合は、平日への振替対応とします。
(4)勤務地:妙高市役所(企画政策課)及びまちなか+などの「みんなの寄り道BASE」拠点
(5)任用形態・期間等
・任用形態 会計年度任用職員(パートタイム)
・任用開始 令和7年7月1日から(応相談)
・任用期間 任用開始の日から令和8年3月31日
※勤務実績に応じて年度ごとに更新し、協力隊として最長3年間勤務することができます。
(6)給与・賃金等
・報酬 月額200,000円
・賞与 年2回支給
※毎月の報酬の中から社会保険料等の本人負担分が差し引かれます。
※自宅から勤務地まで2km以上ある場合は、距離に応じて通勤手当を支給します。
※報酬は任用年数により変わります。(1年目:月額200,000円、2年目:月額210,000円、3年目:月額220,000円)
(7)休日・休暇:土曜日、日曜日、国民の祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
※年次有給休暇は10日(年度途中採用の場合は按分)、夏季特別休暇は4日(年度途中採用の場合は按分や無い場合あり)です。
(8)待遇および福利厚生
・社会保障等(雇用保険、健康保険、厚生年金保険)が適用されます。
・住居は市が借り上げて貸与します。ただし、光熱水費等の各種使用料や敷金礼金が発生する場合は協力隊の負担とします。また、賃借料が上限額3万円を超えた場合も隊員の負担とします。
・活動に必要な車両、パソコンは市が貸与します。活動に係る消耗品費、燃料費、自動車保険等は市が負担します。
(9)選考方法
・第一次選考【書類選考】:提出いただいた書類を以って選考の上、結果及び第二次選考の案内はメールで通知します。
・第二次選考【オンライン面接選考】:オンラインでの面接選考を行います(zoomを使用予定)。結果及び最終選考の案内はメールで通知します。
※第二次選考時に人材要件を満たしているか確認するため、次の書類を求めます。
1.住民票(抄本で、本籍の表示は不要)
2.普通自動車運転免許証の写し(両面)
3.納税証明書
・最終選考【現地面接選考】:現地での面接選考を行います。最終的な選考結果はメールで通知します。
▼本採用への応募はこちら
https://forms.gle/LTtn4Dcc7moMe2UN7(締め切り:2025/5/16(金)中)
※履歴書ならびに職務経歴書をフォーム内でご提出いただきますので、ご用意ください。
<問い合わせ先>
妙高市役所 企画政策課 政策調整グループ
TEL:0255-74-0005(直通)
FAX:0255-72-9841
Email:kikakuseisaku@city.myoko.niigata.jp
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