アートフェア東京が閉幕。来場者数は5.5万人を記録
アートフェア東京が閉幕。来場者数は5.5万人を記録
アートフェア東京は国内外からの多くの来場者と好調なセールスを記録し、閉幕いたしました。
ご来場の皆様に心より感謝申し上げます。
3月7日〜10日の4日間で、のべ5.5万人が来場し、例年通り盛況なまま、会期を締めくくることができました。アートフェア東京は18回の開催を経て、毎年3月に日本を代表するアートフェアが東京国際フォーラムで開催されることが、アートシーンのみならず、多くの日本の皆様に浸透してきたことが確かめられました。今回は国内外36都市から156軒が3セクションに出展し、好調なセールスを記録しました。
また、継続して出展しているギャラリーの展示も年々洗練されてきております。新しく参加された19ギャラリーのうち、アメリカやヨーロッパ、メキシコなど海外から7ギャラリー、また、工芸から3ギャラリーと、最近の流行を感じさせます。
また、今回は新しい取り組みもありました。海外キュレーターによる特別展「The Project YUGEN」、会場外では東京クリエイティブサロンとのコラボレーションで“『土・メッセージMINO』IN東京 '24:伝承される陶芸の最先端”も開催されております。
アートフェア東京は、お客様の信頼・信用を高め、日本のアートマーケットの拡大に寄与できるよう
今後も努力を続けていきます。
(アートフェア東京 マネージングディレクター 北島 輝一)
■出展者からの声
牧 正大 氏(MAKI Gallery代表/セレクションコミッティ)コメント
全体的に前回より来場者は少ないようですが、初日は既存と新規のお客様と半々くらい来ていて、そこで大方の作品が売約となりました。日本人、イギリス人、アメリカ人の所属アーティストを紹介した中でも、世界的に知られているマンゴ・トムソンが特に反応が良く、購入希望も多くいただきました。また日本のアーティストも大作を中心にポジティブな反応が見受けられました。
コミッティでは、前回よりも各ブースの展示方法やアーティストのプレゼンテーションのクオリティが上がっていることが話題にあがりました。昨年、そうしたことを指摘したことで反映されたのではないかと思います。それによって来場者が少なくともセールスに繋がっていると思います。
小山健二 氏(青龍堂代表取締役)コメント
古美術から現代美術まで扱うジャンルが広いので、それを見つけられるこの空間が楽しいというお客様の声をいただきました。その中で自分の好きな作品を探せるのが魅力なのだと思います。
髙橋台一 氏(うつわ菜の花代表)コメント
素晴らしいお客様が次々と現れ、彼らがこんなに近い存在の場なのだと感じました。アートフェアは自分の性分には合わないと思っていましたが、出展してみてよかったです。多くの来場者がいる中で作品を覗き込んで見て、感謝の念を言ってくれる方がいたのが印象的でした。優れた展示ひとつでそういうことが起こりますし、いいものがあれば誰もが感動します。納得するまでこだわったおかげで、自分の見せたいブースにできたと思います。
平野龍一 氏(平野古陶軒代表)コメント
今回、アートフェア東京に来たことがない方々にもご案内したのですが、アートフェア自体が初めてでとても喜んでもらえました。興味を持って作品を探す彼らにとっては、たくさんの発見があるようです。アートフェア東京は長く続いているフェアですから、美術に親しみのある人はほとんど知っています。そうしたアートを知らない人々により発信することができたら、もっといろいろなものを見つけてもらえるのではないかと思います。
島田淳子 氏(GALLERY SIDE 2代表)コメント
選ばれた骨董や工芸と共に現代美術を見て、買うことができるアートフェア東京ならではの環境が、
日本の現代美術に対して理解を深める機会となっていると思います。今年は来場される方の知識や熱気も上がっていると感じました。
Simonida Pavicevic 氏(HOFA Gallery Co-Founder & Curator)、Elio D'Anna 氏(HOFA Gallery Co-Founder & CEO)コメント
日本、韓国、中国、アメリカをはじめとする世界中のコレクターが来ていて、彼らと話す機会に恵まれました。初出展でしたが、フェア自体のオーガナイズもよくて参加してよかったです。我々の重要なアーティスト4名を日本でご紹介できたことを嬉しく思います。
■アートフェア東京会場での多彩なプログラム
本年のプログラムではロンドン拠点とするキュレーターTara Londiをゲストキュレーターに迎えた特別展「The Project YUGEN」や、株式会社メルコグループのフィーチャーアーティスト鬼頭健吾によるインスタレーション作品の展示等を行いました。
■サテライト企画『土・メッセージMINO』IN東京 '24:伝承される陶芸の最先端
デザインとファッションのイベント「TOKYO CREATIVE SALON」とのコラボレーション企画として、アートフェア東京と同時期に“『土・メッセージMINO』IN東京 '24:伝承される陶芸の最先端”(東急プラザ表参道原宿 5F LOCUL)が3月17日(日)まで開催中。国際陶磁器フェスティバル美濃実行委員会主催、アートフェア東京企画。
https://soilmessage.com/
「アートフェア東京」 開催概要
■名称
アートフェア東京
■企画内容
コマーシャルギャラリーによる美術品の展示及び販売
■開催日程
2024年 3月8日(金)– 10日(日) ※3月7日(木)は招待制
プライベートビュー
3月7日(木)11:00 - 19:00
パブリックビュー
3月8日(金)11:00 - 19:00
3月9日(土)11:00 - 19:00
3月10日(日)11:00 - 17:00
■会場
東京国際フォーラム ホールE/ロビーギャラリー(東京都千代田区丸の内3-5-1)
■入場料
前売券:4,000円 (税込)
予約当日券:5,000円(税込)
※小学生以下は、大人同伴に限り入場無料
■主催
アートフェア東京製作委員会(エートーキョー株式会社)
■後援
外務省(後援名義)、文化庁
大使館
オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム東京、ベルギー王国大使館ブラジル大使館、ブリティッシュ・カウンシル、チェコ共和国大使館、デンマーク王国大使館、フィンランドセンター、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、ドイツ連邦共和国大使館、駐日ギリシャ大使館、ハンガリー大使館/リスト・ハンガリー文化センター、アイルランド大使館、マリ共和国大使館、在日メキシコ大使館、ポルトガル大使館、シンガポール共和国大使館、スペイン大使館、スウェーデン大使館、アメリカ大使館
北海道、群馬県、福井県、三重県、京都府、兵庫県、奈良県、香川県、福岡県、富山市、金沢市、京都市
■協賛
三井住友トラスト・グループ(三井住友信託銀行㈱・三井住友トラストクラブ㈱、株式会社メルコグループ、東京建物株式会社
■協力
Empire Entertainment Japan
■特別協力美術館
国立新美術館、東京国立近代美術館、東京都現代美術館、東京都美術館、上野の森美術館、サントリー美術館、SOMPO美術館、東京オペラシティ アートギャラリー、戸栗美術館、ポーラ美術館、森美術館、東京都庭園美術館
■ウェブサイト
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