猫の痛み検知AI「CatsMe」で実施「ねこの健康と住環境に関する調査」結果発表
第2弾「ねこのストレスと住環境の関係性」に関する研究も開始!
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猫の痛み検知AI「CatsMe(キャッツミー)」の開発を行う株式会社Carelogy(本社 東京都中央区、代表取締役 崎岡豪、以下「当社」)は、昨年11月22日に株式会社オープンハウスグループが、当社および帝京科学大学 教授 岩花倫生 先生、株式会社リポットと共に、開始した「ねこと飼い主のしあわせな住環境に関する取り組み」(以下「本取り組み」、※1)の第1弾として当社が行ってきました、「ねこの健康と住環境に関する調査」(以下「本調査」、※2)の調査結果を発表いたしました。結果として「ねこの健康と住環境には相関性があることが推察される」ことがわかりました。
本調査の結果を受け、第2弾の取り組みとして「ねこのストレスと住環境の関係性」に関する研究(以下「本研究」)の実施が決定しました。
「猫のSOS」を見逃さない。精度95%以上を誇る、猫の痛み検知AI「CatsMe」を開発、運営する当社として、猫の健康や不調に関する新たな知の発見に挑戦していくことで、世界中の多くの飼い主の皆様へと還元していきたいと考えています。
▼CatsMeのアプリダウンロードはこちら
iOS: https://apps.apple.com/jp/app/catsme/id6478842291
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.carelogy_japan.cpd.twa
「ねこの健康と住環境に関する調査」結果発表
ねこの健康と住環境に一定の相関性あり!
<結果まとめ>
・地面からの高さ:高い場所にいるねこのほうが、約7.8ポイント痛みなしの割合が高い
・匂いの有無:匂いがしない場所にいるねこのほうが約5.7ポイント痛みなし割合が高い
・日当たり:日当たりについては痛み判定結果と有意な差異が少なかった
本調査は、当社が展開する、ねこの痛みをAIで判定するサービス「CatsMe」を活用して行いました。また、オープンハウスグループに、住環境における分析・アドバイスでご協力いただきました。
ユーザーに、特別に設計された住環境に関する項目3点「床からの高さ」「匂い」「日当たり」にお答えいただくことで、どのような住環境だとねこが痛みや体調不良を起こしやすいのか分析しました。
結果、それぞれの項目において痛みなしの割合を比較すると、ねこの健康と住環境に一定の相関性があることがわかりました。
第2弾 「ねこのストレスと住環境の関係性」に関する研究、実施決定
第1弾「ねこの健康と住環境に関する調査」の結果では、猫が不調や病気の徴候を示して以降の状態と住環境に一定の相関があると判明しました。これを序章とし、より詳しい相関関係や因果関係を解明するため、健康や体調の概念をさらに広げてねこが不調や病気になる前の予防的段階を調査するため、要因の一つともいわれるストレスに着目し、第2弾「ねこのストレスと住環境の相関性」に関する研究(以下「本研究」)の実施が決定しました。
調査は当社と帝京科学大学が共同で行います。オープンハウスグループには、引き続き、住まいのプロとして、調査や分析などにさまざまな形で協力いただきます。本研究を通じ、ねこのストレスと住環境における因果関係を科学的に解明することで、ねこにとってしあわせな住環境を探ります。
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研究概要
研究名 :「ねこのストレスと住環境の関係性」
実施期間:2025年 2月19日(水)~2025年 5月31日(土)
対象者 :ねこを室内飼育している方
(CatsMe登録者かどうかは問わず無料でご協力可能)
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調査方法:
1. 飼い主がねこの動画を撮影
2. 飼い主が写真をCatsMeの特設サイトにアップロード
URL:https://cpd.carelogy-japan.com/research
3. 2と同時に住環境に関する質問にご回答いただく
4. 動画のねこのストレスの度合いを
「ねこのストレススコア」(※3)をもとに算出
※分析は帝京科学大学で実施
5. 動画のストレス結果と質問の回答を紐づけ、
ねこのストレスと住環境の関係性を分析
<住宅に関する質問の一例>
撮影した場所・部屋について下記のような項目にお答えいただきます。
・撮影時にねこがいた部屋と場所
(例)1Fリビングの床、2F寝室のベッドの上、など
・壁の材質や色、照明、床材
・日当たり(撮影時)
・室温設定の状況
(例)空調●度設定、気温●度で空調なし、床暖房、など
中長期的には、猫の動画からストレスレベルを高精度で検知するAIの開発も視野に入れ、ご協力いただく飼い主の皆様へとサービスの価値を高めていくことで、還元していけたらと考えています。
【別紙】
<※1>「ねこと飼い主のしあわせな住環境に関する取り組み」について
本取り組みは、ペットの痛みをAIで判定する「CatsMe」を開発・運営するPetTech企業である株式会社Carelogy、ねこと飼い主のしあわせなくらしを実現すべく、住環境や住宅設計に関する知見を持ち、直接お客様と対峙する数やそこから伺えるお声、都心での圧倒的な供給数やデータを持つ株式会社オープンハウスグループ、「猫カフェMOCHA」を運営し、ねこの室内飼育に関して専門的知識をもつリポット株式会社、「動物のいたみ」を研究・調査している帝京科学大学 生命環境学部 アニマルサイエンス学科 教授 岩花倫生先生と行っております。各パートナーがそれぞれ持つ知見を活かして、ねこと住環境に関する取り組みや実態調査を協力して行うことでシナジーを発揮し、ねこと飼い主のしあわせな住環境の実現に貢献します。
取り組み開始の背景
一般社団法人ペットフード協会の「全国犬猫飼育実態調査」(2024年12月20日発表)によると、2014年に犬と猫の飼育頭数が逆転、その後その差は開いていき2024年には、猫の飼育頭数は8.6万増の約915万頭となりました。また、猫については環境省から室内飼育が推奨されています。
先行してオープンハウスグループが実施した「飼い主とねこのしあわせな住環境に関する調査」においては、「猫の体調不良時に欲しいサービスは?」で1位の回答が「ストレスのたまらない住宅環境づくり」であり、「猫の体調不良時に理想に思うが、実際にはできていないことは?」でも4位の回答に「ストレスのたまらない住環境を整えること」がランクインするなど、1日のほとんどの時間を室内で過ごすねこの体調と住環境には大きな関係があると認識されながら、理想の住環境が実現されていないことが伺えます。
<※2>「ねこの健康と住環境に関する調査」について
当社の提供するねこの痛みをAIで判定するサービス「CatsMe」を活用して行いました。ユーザーに、特別に設計された住環境に関する項目にお答えいただくことで、住環境とねこが痛みの相関性の有無について調査・分析しました。
調査概要
調査名 :「ねこの健康と住環境に関する調査」
実施期間:2024年 11月22日(金)~12月31日(火)
対象者 :ねこを室内飼育している方
N数:1,026枚
調査方法:
1. ユーザーがCatsMeに登録
(サービスURL:https://cpd.carelogy-japan.com/ )
2. ねこの写真を撮影
3. 写真をCatsMeにアップロードする際に、ポップアップされた画面に、住環境に関する項目を入力
(調査項目:日当たり、においの有無、地上(床)からの高さ)
4. 写真をもとにAIがねこの痛みの有無を判定
5. 判定結果と調査項目を紐づけ、住環境とねこの健康の相関性を分析
<※3>「ねこのストレススコア」について
「ねこのストレススコア」(Cat-Stress-Score, CSS)とは、猫の姿勢や各部位の様子からストレスの度合いを評価するために、Kessler & Turner が1997年に発表した指標 である。主に猫がケージ飼育環境に置かれた際のストレスを評価するために用いられる。
※ Kessler, M. R., & Turner, D. C. (1997). "Stress and Adaptation of Cats (Felis Silvestris Catus) Housed Singly, in Pairs and in Groups in Boarding Catteries." Animal Welfare, Vol.6, No.3, 1997.
帝京科学大学 生命環境学部 アニマルサイエンス学科 教授 岩花倫生先生プロフィール
獣医学部を卒業後、複数の製薬会社で研究、学術、開発、マーケティング、営業を経験し、研究を担当している間に岐阜大学連合大学院獣医学研究科において薬剤耐性の研究で博士号を修得した。
現在、帝京科学大学において愛玩動物看護師の育成に従事し、動物薬理学、動物臨床検査学、生化学を担当している。「動物のいたみ」にいかに気付くかについて人と動物の両方から研究している。
リポット株式会社について
多くの人にユニークな体験空間を提供したい想いで会社を設立し、2015年に「猫カフェMOCHA」第1号店として池袋西口店をオープンしました。すべてのお客様に、心から満たされるひとときを味わってもらいたいという想いと共に、家族団らんでゆったりと過ごしたり、久しぶりに会う友人と会話に花を咲かせたりなど、お客様の大切な人との時間が、少しでも特別で充実したものになることが、私たちの一番の願いです。また、猫カフェは日本で独自に発展したユニークな文化として、今や世界中から注目を集めています。実際に「猫カフェMOCHA」は外国人観光客からも人気の観光スポットとなっており、日本のインバウンド消費の取り込みに貢献しています。このような背景を踏まえ、当社は今後、日本国内だけでなく海外へ積極的に展開をしていきます。猫を愛し、日本文化に興味を持つ世界中の人々に対して、日本独自の猫カフェ文化を広めることで、グローバルな成長を目指します。
< 企業概要 >
会社名 :リポット株式会社
代表者 :代表取締役 岩﨑康二
本社所在地 :東京都新宿区新宿3-31-5
企業サイト URL:https://www.re-pot.com/
ねこカフェ MOCHA Web サイト URL:https://catmocha.jp/
株式会社オープンハウスグループについて
株式会社オープンハウス及び関係各社は、2022年1月より、株式会社オープンハウスグループを純粋持株会社とする持株会社体制に移行いたしました。グループの事業は、戸建関連事業、マンション事業、収益不動産事業、アメリカ不動産事業を中心に、住まいや暮らしに関連する各種サービスを展開し、地域につきましても、創業の首都圏に加え、名古屋圏、関西圏、福岡圏へと拡大、更に近年は、地域共創のための活動や、環境保全活動にも力をいれています。1997年の創業以来の主要事業である戸建事業では、土地の仕入から、建築、販売まで製販一体の体制を整え、便利な立地かつ手の届きやすい価格の住まいを提供しております。共働き世帯の増加により求められる職住近接した立地、多様化する働き方の中で新しいニーズに応える企画等、グループならではの連携をとった取組を進めてまいりました。これからも、当社グループは、より多くのお客様に選んでいただける住まいのご提供に努めてまいります。
株式会社オープンハウスグループ Web サイト URL:https://openhouse-group.co.jp/
株式会社オープンハウス・ディベロップメント Web サイト URL:https://ohd.openhouse-group.com/
株式会社オープンハウス Web サイト URL:https://oh.openhouse-group.com/
株式会社Carelogyについて
猫のSOSを見逃さない、精度95%以上で猫の痛みを検知できるAI「CatsMe」を開発・運営しています。
このサービスは、日本大学生物資源科学部獣医学科・動物のいたみ研究会と共同開発され、リリースより約1年で世界50以上の国と地域で24万ユーザー、累計70万回以上ご利用いただきました。
もう二度と「猫のSOSに気付けなかった」、そんな悲劇を起こさぬよう、猫と飼い主の生活をより豊かなものにするため、日々邁進しています。
< 企業概要 >
会社名 :株式会社Carelogy
本社所在地 :東京都中央区銀座8-15-10, 銀座ダイヤビル1012
設立 :2021年2月
代表者 :代表取締役 崎岡豪
企業サイトURL :https://carelogy-japan.com
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