来場者満足度93%以上、"人生を自由に" をテーマにした「Women's Career Conference」を開催しました
アンケートで、女性の活躍事例の多い会社でも、ライフイベントを踏まえた働き方にまだ課題があることが明らかに
働く女性のためのコミュニティSNS「CORE」を展開する 株式会社CORE は、2024年12月21日 (土) に「Women’s Career Conference」を開催しました。事前予約数は100名を超え、当日は満員御礼で立ち見席のご用意も。参加者満足度は93%超えと、多くの方にご満足いただくことができました。
“人生を自由に” をテーマにした「Women’s Career Conference」を開催
「Women’s Career Conference」は、働く女性たちのキャリア形成や成長を支援することを目的としたカンファレンスです。多様な分野で活躍する女性リーダーや専門家を招き、ライフステージ / 起業 / ジェンダー課題 など、さまざまな視点から女性のキャリアに焦点を当てたセッションをメインコンテンツとして開催しました。
“Women’s Career Conference” について
■ 開催背景
20代後半から30代前半は、妊娠・出産・キャリアにまつわる選択が人と分かれ始め、人生の個別性が際立つことで、ふとした瞬間に自分の選択に自信を持てなくなりやすい時期だと考えています。
今後自分の人生を選択する上で、何をどう判断して選択していくべきなのか?それは自分にどうフィットしているのか?他の方はどう判断して選択しているのかを知りながら、自分の道を模索したい。
このような悩みを持つ皆様に向けて、ロールモデルとして先を歩んでいる女性たちの体験から学びつつ、より近いステージにいてリアルな悩みをシェアできる女性たちとの交流を通して、自分の思考や気持ちを整理できる場をご用意しました。
■ トークセッションの概要
ステップ1.女性キャリア × ライフステージ:「ライフステージの変化を切り抜けるマネジメントスキル ~ 女性こそリーダーを目指すべき理由 ~」
ライフイベントと密接に関わる女性のキャリア。ライフイベントを通して、環境や価値観に変化が訪れる中、どんな意思決定をしていくべきか?キャリア戦略を描きながら進んできた登壇者の皆様に、自分らしさを実現するキャリアやマネジメントに就任したからこそ得られる自由度についてお伺いしました。
< 登壇者 及び プロフィール >
| 佐藤 裕美 NewsPicks premium事業ディレクター / NewsPicks for WE プロジェクトリーダー
大手メーカーとITスタートアップで広報を担当。NewsPicks入社後はコミュニティマネージャーとして1万人以上のユーザーと深く関わり、コミュニティの成長を牽引。特に、アンコンシャス・バイアスに関する取り組みを推進し、ダイバーシティ&インクルージョンを実現する環境を整備するなど、業界の先駆者として多くの注目を集めている。
| 田中 美和 株式会社Waris / 共同代表
慶應義塾大学卒業後、日経BP社で「日経ウーマン」の編集記者として活躍し、3万人以上の女性の声に耳を傾けてきた。2013年に株式会社Warisを共同創業し、フリーランスやリスキリング支援、女性管理職紹介などを展開。創業10年でベネッセグループ入りを果たし、20年以上にわたり女性のキャリア支援を牽引する専門家として活動。NHK、日経新聞などメディア出演多数。著書に『自分らしく働くための39のヒント』(KADOKAWA)を持つ。
| 松尾 真里 SHE株式会社 / プロジェクト推進室 室長
リクルートホールディングスに新卒入社し、HR領域のIT企画部門でWebディレクションや商品企画・サービス開発、事業戦略立案と推進に従事。2020年にSHE株式会社へ新規事業責任者としてジョインし、2021年に「SHEmoney」を立ち上げ、産育休を経て、2023年からは「SHEmoney」と「SHElikes MULTI CREATOR COURSE Designer」の統括責任者を歴任し、現職。
ステップ2.女性キャリア × 起業:「社会変革の最前線、起業した女性の生き方 ~ 究極の自己責任が生み出す無限の可能性 ~」
女性起業家というキャリアは検討できるのか?確かに起業は楽ではないが、共感力が高い女性こそ、より良い社会のために、大きなインパクトをもたらす事業を展開できるのではないか。実際に女性起業家を経験された / 女性起業家の支援に携わってきた 登壇者様に経験談や事例についてお伺いしました。
< 登壇者 及び プロフィール >
| 鈴木 聡子 フォースタートアップス株式会社 / 専門役員兼Communication Design Officer
リクルート、住友不動産、Kaizen Platformなどの企業でキャリアを積み、メタップスでは執行役員として事業開発をリード。その後、成長産業支援のためにフォースタートアップスに参画し、執行役員 兼 Communication Designを担当。スタートアップ支援のプロフェッショナルとして、情報発信や企業支援を通じて起業家を育成し、産業界に貢献。さらに、iU情報経営イノベーション専門職大学の客員教授も務め、多岐にわたる活動を展開。
| 渡邊 愛子 株式会社Josan-she’s / CEO
助産師としての経験を活かし、医療とテクノロジーを融合し、日本の産前産後ケアの革新に注力。助産師をはじめとする女性専門職のシェアリングプラットフォームを通じて、複数の産後ケアサービスを展開。2024年にはYazawaVenturesを含む複数の投資家から資金調達に成功し、事業を拡大。新しい働き方と育児支援のモデルを提案し、家庭や医療従事者から幅広い支持を得ている。
| 前澤 早紀 POLA ORBIS CAPITAL / ベンチャーキャピタリスト
2022年にサイバーエージェントへ新卒入社し、インターネット広告事業部にてWEBマーケティングを担当。その後、株式会社ポーラ・オルビスホールディングスに転職し、 総合企画室 CVC・LPチーム にて、ベンチャーキャピタリストとして活動中。新規出資におけるフロント業務〜投資先のハンズオン支援まで、情熱を持って担当している。
ステップ3.女性キャリア × ジェンダー課題:「ジェンダーギャップを超えて ~ 女性が切り開くキャリアの未来 ~」
ライフイベントとキャリアはトレードオフである…果たしてそうなのだろうか?そんな固定概念を壊し、ジェンダーギャップの解消に取り組む登壇者の皆様に働く女性を取り巻く環境から実態を紐解いていただきました。
< 登壇者 及び プロフィール >
| 石倉 秀明 山田進太郎D&I財団 / COO
キャスター株式会社の取締役CROを経て、2024年2月より山田進太郎D&I財団のCOOに就任。財団の事業拡大と運営体制の強化を担い、ダイバーシティ&インクルージョンの推進に尽力している。また、Alternative Work Labの所長としても活動し、柔軟な働き方の普及や多様なキャリアの実現に向けた取り組みを行う。早稲田大学中退後、独自のキャリアを築き、ビジネス界で多岐にわたり活躍している。
| やまざき ひとみ Ms.Engineer株式会社 / 代表
女性向けITエンジニア育成スクール「Ms.Engineer株式会社」の代表取締役CEO。高度なオンライン授業と就業サポートにより、女性の経済的自立や働き方の選択肢を増やすと同時に、日本の男女間賃金格差の解消に向けて取り組んでいる。
| 川口あい NewsPicks for WE 編集長
昭和女子大学大学院文学研究科修士課程修了。小学館クリエイティブ、ハフポスト日本版等を経てNewsPicks Studios広告制作チームリーダーおよび女性のキャリア構築を支援するプロジェクトNewsPicks for WE編集長を兼任。女性の働き方やヘルスケアに関するコンテンツを多数のメディアで発信。
アンケート結果(会場の声)
■参加者様満足度
本イベントの参加者様アンケートでの満足度は93%超え(※)という評価をいただきました。下記にいただいたコメントの一部をご紹介させていただきます。
※イベント後アンケートのうち、「満足」「とても満足」を満足と評価、回答数=28(2024年12月24日時点)
「女性のキャリアやジェンダーについて問題意識を持った方と交流できる機会はなかなかありませんが、今日参加したことで素敵な出会いがたくさんありました」
「アフターコロナ以降、久々に女性エンパワーメント文脈のイベントへの参加をしましたが、こんなに熱量高くポジティブなエネルギーが流れていた会場はあまり無いと思いました」
「パネリスト、モデレーターの皆様全員が輝いていて、かなり刺激されました」
「みなさん、芯を持ってキラキラされてて、自分もより一歩踏み込んで進めていきたいと思った」
「セッションの内容に背中を押していただき、起業の一歩を踏み出す勇気が出ました!」
■調査結果詳細
アンケートでは、女性の働きやすさに関する調査もあわせて行いました。行った調査結果の詳細をご紹介します。(回答数=28名)
女性の活躍しやすい組織だと感じている人が半数以上
いま所属している会社における女性の活躍しやすさに関して、「はい」が57.1%、「どちらとも言えない」が32.1%、「いいえ」が10.7%という回答になりました。
「はい」と答えた方の理由として、
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「スタートアップで社長の理解があるから」
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「外資で働いておりダイバーシティへの取り組みが進んでいると思う」
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「仕事で活躍しつつ、子育てもされている方が多い・働く場所や時間の制約が少ない」
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「執行役員に女性がいて、産休育休が取れる環境かつ時短勤務も相談によっては可能なところがあるため」
などが挙げられました。
「どちらとも言えない」と答えた理由としては、
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「活躍している女性もいるが、マネージャー職がほぼ男性なことが物語っている」
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「育休産休は取りやすいが、業務内容によってはテレワークなどが推奨されない傾向にある。」
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「男性同等に活躍している方はいないから」
などがありました。
「いいえ」と答えた理由としては、
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「性別関わらず働きにくい」
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「社内の共通言語がネガティブかつ差別的な言葉があるため」
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「人事部は女性活躍推進を取り組んでいることをアピールしているものの、外形的な制度を整えているのにすぎず、女性社員一人一人に寄り添ったものになっていないため」
などの声がありました。
85%以上が女性活躍のために改善すべきことがあると回答
「いま所属している会社で、女性がもっと活躍できるようになるために、改善すべきことはありますか?」という質問に対しては、85.7%の方が「はい」、14.3%が「いいえ」と回答しました。
上記の具体的な内容として、
-
「女性管理職のモデルをつくる」
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「スタートアップのため労働量は多く、今後の出産を考えるときちんとした働き方を検討しないといけないと思っている」
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「女性特有のライフイベントに対応する福利厚生を充実させるべきと思う」
といった意見が挙げられました。
今後のライフスタイルやキャリアについて社内に相談できない人が6割超え
「今後のライフスタイルやキャリアについて、アドバイスを求められる方は社内にいらっしゃいますか?」という質問に関しては、「いない」が60.7%、「いる」が39.3%という回答になりました。
■調査結果からわかること
いま所属している職場について、女性が活躍しやすいと感じている人は半数以上と、女性活躍の場が増えてきていることが伺えます。一方で、職場の女性が働く環境について改善すべき点があると感じる方は85%と高く、女性活躍に向けて解決すべき課題は依然として残っています。
職場においてキャリアについて相談できる人がいると答えた方は39.3%と半数以下でした。このことから、職場における相談相手やロールモデルの不足は、多くの女性が感じる課題であると捉えられます。
働く女性に関する考え方や取り巻く環境は少しずつポジティブなものに変化していると考えられますが、まだまだ課題は残っています。
■調査概要
調査期間:2024年12月21日〜12月24日
調査主体:自社調査
調査対象:Women's Career Conference来場者
有効回答数:28名
調査方法:記名式のWebアンケートによる回答
株式会社CORE代表取締役 尾崎莉緒よりコメント
COREでオフラインイベントを初めて開催したのは、1年ほど前。初めは小さいレンタルスペースを借りて、スタッフみんなで名札や飾りつけの準備をするなど、手作り感たっぷりのイベントから始まりました。
今回のカンファレンスの参加者様からは、「こんな場所がほしかった!」「もっと早く来たかった」などの嬉しいお言葉をいただきました。イベントに参加してくれる方々の帰り際の満足そうな顔を見て、女性たちでこんなにも熱いエネルギーが生まれる空間が作れることに毎回感動しています。
COREのイベントは主に口コミによって成長してきました。過去参加してくださった方がリピートしてくれたり、友達を連れてきてくれたり…。参加者様の口コミの力によってコミュニティが大きくなり、国内最大級のカンファレンスイベントの開催に至りました。
このようなイベントは、私たちCOREの力のみで実現できたわけではありません。最前線で活躍されているご登壇者の皆様、同じ志を持つコミュニティパートナーの皆様、女性をエンパワーメントする商品を協賛してくださった協賛企業の皆様、そして何よりこれまでCOREを使い、COREの良さをいろんな方に広めてきてくださった皆様のおかげです。
これからもCOREは、働く女性にキャリアの事例やヒントを届け、新しい選択肢を見つける。そんなコンセプトをもとに、働く女性の居場所を作り続けます。
2025年3月9日には、国際女性デーを記念したイベント開催を予定しております。ぜひ今後のCOREのイベントにも注目していただけたら嬉しいです。
働く女性のためのコミュニティSNS「CORE」について
働く女性のためのコミュニティSNSでは、キャリアに関する悩みの解決や不安の共有のできる同族や、ロールモデルを見つけられるプラットフォームです。
結婚・子育て・キャリアなど、人生にまつわる選択は千差万別。どんな経験をしてどんな価値観を持っているのか、人それぞれであるからこそ、本音で悩みを相談することは簡単ではありません。
「CORE」は、子育てと働くことを両立しながらも活躍していきたいと考える方が多く集まっています。同じように試行錯誤している方、自分なりの結論を出し行動を起こした方など、ステータスはそれぞれですが、同じ悩みを持ったことがある女性が集まっているからこそ、深い共感のうえで話をしやすい環境ができています。
「育休について情報交換したい」「誰かと悩みを共有したい」と考えている人は、ぜひCOREの利用を検討してみてください。
CORE:https://core-official.com/
株式会社COREについて
「リーダーシップのあり方を変える」をミッションに、女性のキャリアをサポートする企業です。働く女性のためのコミュニティSNS『CORE』、女性活躍推進に向けて企業を支援する、伴走型人事代行サービス『CORE Work』、働く女性の選択を応援するオウンドメディア『CORE Lab.』を展開中。
会社名:株式会社CORE
設立:2022年07月
所在地:東京都渋谷区神宮前6-23-4-2F
代表取締役:尾崎莉緒
CORE:https://core-official.com/
CORE Work:https://with-runner.studio.site/
CORE Lab.:https://core-official.com/media/
本件に関する問い合わせ先
株式会社CORE 広報担当
東京都中央区銀座六丁目14番8号 銀座石井ビル511号室
メールアドレス:core@core-official.net
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