【北斎館】50周年に向けて、2025年度の展覧会スケジュールを発表。フランス ナントにて、小布施の北斎をテーマにした大規模展覧会の開催も決定!
2026年に50周年を迎える北斎館は、2025年には記念事業として、フランスでの大規模展覧会や足立区立郷土博物館所蔵浮世絵名品展を開催します。
信州小布施 北斎館では、常設展示の葛飾北斎晩年の最高傑作、東町・上町祭屋台天井画(男浪図・女浪図・龍図・鳳凰図)とともに、北斎の残したさまざまな作品を季節に沿ってテーマを変え展示しています。
北斎館は2026年に開館50周年を迎えようとしています。2025年には記念事業として、フランス ナント市のブルターニュ公爵城博物館にて、「小布施の北斎展」を開催予定。北斎館と全面的なコラボレーションを行い、ほぼ全ての展示が当館のコレクションで構成されます。北斎館では5月から、特別展「東京・足立区立郷土博物館所蔵浮世絵名品展」を開催。ぜひこの機会にご来館ください。
北斎館
【住所】長野県上高井郡小布施町大字小布施485
【開館時間】午前9時から午後5時まで(ご入館受付は閉館30分前まで)
※1月1日は時間短縮開館 午前10時〜午後3時まで
【休館日】12月31日
【入館料】企画展によって異なります。
略画 ーはずむ筆、おどる線ー
2025年4月12日(土)〜5月18日(日)
葛飾北斎の絵手本には、略画で描かれたモチーフがしばしば登場します。単純化した線で捉えられた様々なモチーフは、単に簡略に描かれた絵というだけでなく、それ自体が伸びやかな線や柔らかい形の魅力を備えています。本展では、北斎の版本に見られる略画を中心に、文字絵や草体画なども含めてご 紹介します。簡単な線を用いていても対象 の形が失われずに、むしろ生き生きと見えてくる魔法のような略画の世界をどうぞゆっくりとお楽しみください。【入場料】1200円
知られざる秀逸コレクション
東京・足立区立郷土博物館所蔵浮世絵名品展
1986年の開館以来、足立区ゆかりの歴史・美術資料の発掘と収集に尽力されている足立区立郷土博物館には、1000点を超える浮世絵版画のコレクションが収蔵されています。松方三郎旧蔵品を中核としたこのコレクションは、初期浮世絵の奥村政信に始まり、錦絵の創始者鈴木春信や 歌麿、北斎、広重、といった人気絵師、さらには明治期の小林清親にまで至る広範なものです。また、現代でも人気の高い歌川国芳の名品や近年注目を集める小原古邨の作品などが含まれる稀少性・先見性もこのコレクションの大きな魅力の一つでしょう。本展ではこの秀逸コレクションの全貌を4期に分けてご紹介します。
【入場料】1500円
第一期:初期から歌麿まで
5月24日(土)〜6月22日(日)
第二期:栄之・北斎・英泉
6月28日(土)〜7月27日(日)
第三期:歌川派の全盛
8月2日(土)〜8月31日(日)
第四期:明治から昭和へ
9月6日(土)〜10月5日(日)
※4点はすべて足立区立郷土博物館所蔵
なんという目だ! ー北斎にはこう見えるー
10月11日(土)〜12月7日(日)
今にも砕け落ちそうな波、直線で勢いよく描かれた豪雨、突風 に舞い上がる懐紙や葉。常にかたちを変える水や風の一瞬をとらえる北斎の洞察力と観察力に迫る展覧会。「北斎の目はなんという目なんだ」と思わず口にしてしまうこと間違いなし! 【入場料】1200円
傑作!北斎漫画
12月11日(木)〜2026年1月16日(金)
北斎の代表作にして、ジャポニズムの要因の一つとも言われる『北斎漫画』。絵手本(絵の教科書)でありながらも鑑賞性が高く、絵師を志すものに限らず市井の人々も買い求めるというベストセラーになりました。本展では、全十五冊に収載された多様なデザインをご紹介し、その魅力に迫ります。
※館内一部工事の為、新館展示室2室のみで開催します
※場合により、日程を変更することがあります。
【入場料】800円
北斎を魅了した天舞う瑞獣 〜龍・鳳凰〜
1月24日(土)〜3月29日(日)
瑞獣とは、古来より吉祥をもたらす空想上の動物たちのこと。北斎はその瑞獣である龍と鳳凰に魅了され、作品として多く残しました。本展では北斎が描く龍と鳳凰にスポットを当てた展示とともに、今注目される新進気鋭の若手アーティストたちが手がける鳳凰、龍をモチーフにした作品も展示します。
【入場料】1200円
お問い合わせ先
一般財団法人 北斎館
TEL:026-247-5206
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像