「こども達が畜水産業の未来について考える」玉川学園中学部で特別授業を開講しました

こども達が畜水産業の未来について考え、課題解決に向けたアイディアを発表する特別授業を開講

フィード・ワン株式会社

フィード・ワン株式会社(本社:横浜市神奈川区、代表取締役社⻑ 庄司英洋)は、玉川学園中学部(所在地:東京都町田市)の生徒とともに、畜水産業の未来を考える特別授業を開講しました。
特別授業には中学部IBクラス9年生の42名の生徒たちが参加しました。2023年9月27日(水)に配合飼料や日本の畜水産業界の課題についての講義を聞き、グループ毎に決めたテーマに沿って畜水産業の未来のためのアイディアを話し合いました。約2か月間のグループ学習を経て、2023年12月15日(金)にグループ発表会を行いました。
普段意識することが少ない畜水産業界について深く学び、社会課題に対して関心を持つきっかけとなることを期待しています。

  • 取り組みの概要

■参加者

玉川学園中学部9年生 IBクラス 42名

■講義の内容

【第1回】

2023年9月27日(水)13:15~15:00

フィード・ワンより「配合飼料と日本の畜水産業界」をテーマに講義を行いました。

①配合飼料について

・配合飼料の役割

・毎日の食卓に並ぶ畜水産物と配合飼料との関わり

・SDGsの観点から考える畜水産業界の課題解決の必要性

②日本の畜水産業界について

・畜水産業界が直面している課題

・上記の課題解決のヒントとなる事例


講義後、8つのグループに分かれ「未来の畜水産業のための課題解決」をキーワードに各グループでテーマを決めました。また、フィード・ワンと生徒の間で質問・アドバイス等のやり取りを経て、約2か月をかけて考えをまとめていきました。

【第2回】

2023年12月15日(金)13:15~16:00

各グループが畜水産業の課題分析とその解決に貢献するアイディアを発表しました。生徒ならではの斬新なアイディアがたくさん挙げられ、学びに溢れる発表会となりました。

  • 取り組みの背景

玉川学園では、「自ら問い(テーマ)を作り、テーマに基づく情報を収集・整理し、プレゼンテーションをする」という思考力の育成を大切にするとともに、企業と協働することで社会との接点を持つ取り組みを積極的に行っています。

フィード・ワンは玉川学園と2018年から食育講習会の取り組みを継続していますが、今回は食育とは異なる切り口で、玉川学園中学部の先生方とともに新たな取り組みを模索し、本取り組みが実現しました。


  •  本取り組みを終えて

■玉川学園中学部 IB Programs Division 家庭科担当教諭 寺沢美智子

IB家庭科の授業の中で、フィード・ワン株式会社による食育講習会や講義をしていただき、5年以上が経過しました。そのつながりの中でより生徒が自発的に問題解決し、未来について考える授業に展開したいと思い、今回は中学3年生IB家庭科の授業内で課題として実施させていただきました。

 企業の視点から畜水産業の現状や問題点についてお話しいただき、生徒たちは具体的な現状を知る機会を得た上で、この食に関する授業はスタートしました。2か月後、企業の方の前で発表し、講評をいただくというゴールに向け、班ごとにテーマと問題点を見つけ、将来自分がその仕事に携わるという視点を持ちながら、具体的な問題解決方法と新たな提案をしました。講評では、専門的な視点からの指摘を受けることで、生徒たちが畜水産業に関する課題解決学習を通じて、広く食の未来についての知見を深めることができたことを実感するとともに、この2か月間の調べ学習や話し合い、スライド作成や発表の準備など、様々な活動が、生徒たちにとって貴重な経験となりました。この授業にご協力いただいておりますフィード・ワン株式会社の皆様には、深く感謝申し上げます。


■フィード・ワン株式会社 経営企画部 サステナビリティ推進室 小泉千夏

毎日の食卓を彩るお肉や卵、お魚、乳製品などの畜水産物を生産するために、配合飼料は欠かせない存在です。飼料が毎日の食卓に密接に関わる一方で、飼料の存在を知っている方はとても少ないと思います。

今回生徒の皆様は、配合飼料や畜水産業を取り巻く課題について深く調べ、課題解決のアイディアを考えてくれました。どのプレゼンも素晴らしく、課題への着眼点や課題解決に向けた発想力の豊かさはとても印象的でした。今回の取り組みを通じて、配合飼料と畜水産物との関係性を知り、配合飼料を身近に感じるとともに関心を広げるきっかけとなれば嬉しいです。


  • 学生やこども達に向けた取り組み「One‘s Work」について

フィード・ワンでは、未来を担う学生やこども達に向けた取り組みを「One‘s Work」と称し、様々な取り組みを行っています。配合飼料は普段の生活ではなかなか感じることは少ないですが、実は毎日の食卓を彩る畜水産物の生産に密接に関わっています。このことを知っていただき、毎日の食生活における視野を広げて欲しいと考えています。


・キャリア教育支援

中学・高校生を対象とした職業体験や企業訪問の積極的な受け入れを行っています。配合飼料の役割などについての講義と併せ、配合飼料の原料に実際に触れ、ゲームを交えて楽しみながら配合飼料についての理解を深めていただきます。


・食育講習会

食に関する環境が日々変化する中、自ら考えて食材を選ぶ力の習得のための「食育」が見直されています。フィード・ワンの食育講習会では牛肉・豚肉・卵・魚などの食材テーマに合わせて講義を行い、フィード・ワンの飼料で育った食材を調理します。畜水産物に関して正しい知識を深めることで、健康で楽しい食生活に貢献しています。


・こども参観日

親の働く姿や会社について知ることで、“働くこと”に対して興味を持つきっかけにして欲しいという思いから、従業員のこども達を事務所や工場などの職場へ招く「こども参観日」を行っています。配合飼料についての勉強会や食育講習会を一緒に行うことで、従業員のご家族にフィード・ワンへの理解をより深めていただき、家庭でのコミュニケーションが増えることも期待しています。


  • フィード・ワン株式会社 会社概要

会社名:フィード・ワン株式会社

代表者:庄司 英洋

所在地:神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町二丁目23番地2

設立:2014年10月

資本金:100億円

事業内容:配合飼料の製造・販売、畜水産物の仕入・販売・生産・加工等

上記に付帯関連するその他事業(農場の経営指導、家畜診療施設の運営等)


フィード・ワン コーポレートサイト:https://www.feed-one.co.jp/

サステナビリティサイト:https://www.feed-one.co.jp/csr/

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会社概要

フィード・ワン株式会社

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URL
https://www.feed-one.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
神奈川県横浜市西区みなとみらい五丁目1番2号 横浜シンフォステージ ウエストタワー11階
電話番号
-
代表者名
庄司英洋
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
2014年10月