Infoblox、AWS上で予測型DNSベースの脅威防御ソリューションを発表

Infoblox株式会社

予測型のDNSベース脅威インテリジェンスにより、ITチームが脅威をより早期に遮断し、手動ルールの運用管理を削減、保護までの時間を短縮

AWS Network Firewallとネイティブに統合し、AWS マネジメントコンソールからシームレスに展開・管理可能

DNSベースの脅威インテリジェンスをAWS環境全体に拡張し、一貫した境界防御を実現、フィッシング、C2、データ流出のリスクを低減

2025年11月20日(木)― ネットワーク、セキュリティ、クラウドを統合するプロテクティブ DDI プラットフォームのリーダーであるInfobloxは本日、AWS Network Firewall向け「Infoblox AWS Marketplace managed rules」を発表しました。この新たな連携により、既存のAmazon Web Services(AWS)環境内にネイティブに組み込まれた予測型のDNSベース脅威インテリジェンスによって、組織のクラウドセキュリティ態勢が強化されます。

Infobloxのマネージドルールは、InfobloxのDNS脅威インテリジェンスを基盤とした厳選のルールグループを提供します。これらのルールにより、AWS Network Firewallは、ワークロードに影響を与える前に悪性ドメインへの接続を検知・遮断でき、エンタープライズのエッジで先制的な保護を実現します。

「攻撃者はかつてないスピードで動いており、自動化やAIを駆使して従来型のセキュリティ防御をすり抜け、クラウドワークロードを侵害しています」とInfobloxの最高製品責任者(CPO)、Mukesh Guptaは述べています。「DNSは先制的な保護を提供する最も効果的な手段です。Infobloxのマネージドルールにより、他のサイバーセキュリティソリューションが脅威の存在を認識する平均68日前に、組織は脅威を阻止できるようになります。AWS Network Firewallとの統合は、予測型のDNSベース脅威インテリジェンスを境界に提供し、組織がクラウドネイティブな形でワークロードを安全にデプロイ・運用することを支援します。複雑さを増やすことなく脅威に先手を打ちたい組織にとって、大きなゲームチェンジャーです。」

主な利点

ネットワーク境界での先制保護: Infoblox のマネージドルールにより、AWS Network Firewall が悪意のあるドメインをワークロードに接続・影響する前にブロックします。AWS にネイティブでシンプルな保護を提供します。Infoblox の脅威フィードを利用するお客様は、ファイアウォールシステムにおける下流のアラートが5倍減少したと報告しています。

予測的な DNS ベースの脅威インテリジェンス: 世界中のエンタープライズおよびサービスプロバイダーのネットワークで、1日あたり700億件超の DNS クエリを基に、Infoblox の DNS に特化した脅威インテリジェンスが、最新の脅威に対する保護を確実にする自動フィード更新付きの厳選ルールグループを提供します。

ネイティブな AWS 連携: お客様は AWS Network Firewall のコンソールから、Infoblox のルールグループを直接購読・有効化できます。デプロイは簡単で AWS にネイティブです。追加のインフラ、手動でのルール作成や保守は不要で、手動セットアップに比べて保護開始までの時間を90%以上短縮します。

運用の簡素化: この連携はルール更新を自動化し、設定の負荷を削減します。セキュリティチームはルール管理に費やす時間を減らし、戦略的優先事項により多くの時間を割けます。Infoblox の自動化により、組織はルールおよびフィード管理の自動化を通じ、月あたり平均500時間分の SOC アナリスト工数を削減しています。

実用的な可視性: Infoblox のマネージドルールは、AWS ネイティブのアラートとログを通じて軽量な可視性を提供し、脅威がブロックされ、ポリシーが意図どおりに機能していることをチームに確認させます。アラート疲れや監視の複雑さを増やすことはありません。

重要なセキュリティギャップを迅速に塞ぐ

近年の攻撃者は、フィッシングのペイロード配信、コマンド&コントロール(C2)チャネルの確立、データの持ち出しに DNS をますます悪用しています。従来の境界防御は往々にして後手に回り、DNS への対策を見落とすか、初歩的な保護にとどまりがちです。Infoblox のマネージドルールは、最高水準の先制的な DNS ベースのセキュリティを AWS Network Firewall に提供し、組織が脅威に対して受け身ではなく先回りで対処できるようにします。

限定プレビュー版では、お客様は素早く機能を有効化してフィードバックを提供でき、AWS Network Firewall 向けに最適化された Infoblox の脅威インテリジェンスシグナルのサブセットが含まれます。正式版では、AWS Network Firewall 向けの Infoblox 脅威インテリジェンスシグナル一式が提供される予定です。

IBM Cost of a Data Breach Report 2024 (英語)によると、米国組織におけるデータ侵害の平均コストは1,000万ドル超にのぼります。本統合により、Infoblox と AWS は、お客様の露出を低減し、迅速な保護を実現することで、高額な侵害の回避に貢献します。

AWS Network Firewall 向け Infoblox AWS Marketplace マネージドルールの詳細は、ブログ(英語)をご覧ください。

Infoblox について

Infobloxは、ネットワーク、セキュリティ、クラウドをプロテクティブDDIプラットフォームで統合し、企業にレジリエンスと俊敏性を提供します。Fortune 100企業の大半をはじめ、新進気鋭のイノベーターを含む13,000社以上から信頼を得ており、重要なネットワークサービスをシームレスに統合・保護・自動化することで、妥協することなく迅速な事業運営を可能にしています。詳細は infoblox.com をご覧いただくか、LinkedInで当社をフォローしてください。

Infoblox Threat Intelligence Research の詳細は以下の特設サイトをご覧ください。

https://www.infoblox.com/jp/threat-intel/

 

【本プレスリリースに関するお問合せ】

Infoblox株式会社

〒107-0062 東京都港区南青山2-26-37 VORT外苑前Ⅰ 3階

SalesJapan@infoblox.com

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
https://www.infoblox.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区南青山2-26-37 VORT外苑前I 3階
電話番号
-
代表者名
土橋 一範
上場
未上場
資本金
-
設立
-