【重視されるのは合理性か情緒か】葬儀をしない「直葬」の選択と後悔
直葬の満足度は比較的高いものの、4人に1人が後悔している結果に
株式会社ディライト(所在地:東京都新宿区、代表取締役:高橋 亮)は、直葬の喪主経験者を含む20〜70代の男女を対象に「直葬」に関する調査を行いました。
「直葬」という言葉を聞いたことはありますか。
「直葬」とは告別式を行わず火葬だけを執り行うという葬儀形式となります。
直葬は、費用面の負担軽減や遺族の心理的・時間的な負担軽減などのメリットがある一方で、故人との最後の別れの機会が限られるというデメリットもあります。
では実際に直葬を経験した方々は、この葬儀形式をどのように感じているのでしょうか。
事前のイメージと現実にはどのような差があるのでしょうか。
そこで今回、『葬儀の口コミ』(https://soogi.jp)を運営する株式会社ディライト(https://delight.co.jp/)は、直葬の喪主経験者を含む20~70代の男女を対象に「直葬」に関する調査を行いました。
記事の続きは下記サイトでご紹介しております。
<直葬に関する調査結果トピックス>
・直葬という言葉の認知度は約5割
・経済的合理性が魅力とされる一方で、情緒的な要素が不足しているというイメージもあり、社会の直葬への印象は二極化
・直葬費用は半数以上が30万円未満と回答
・約7割が直葬の選択に満足し、自身も行いたいと回答
・約3割の直葬を後悔する声には簡素さや時間の短さが想像以上だったという回答が上位に
直葬という言葉の認知度は約5割、経済的合理性が魅力とされる一方で、情緒的な要素が不足しているというイメージも
まずはじめに、「直葬という言葉をどの程度知っていますか?(喪主経験者の方、経験する前にどの程度知っていましたか?)」と質問したところ、『全く知らなかった(48.6%)』と回答した方が約半数という結果になりました。
約半数の方が「直葬」という言葉自体を全く知らなかった結果から、認知度がまだそこまで高くないことがうかがえます。
「『直葬』に対してどんなイメージがありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『簡素なお別れになる(36.6%)』と回答した方が最も多く、『費用負担を抑えられる(31.8%)』と続きました。
費用面や手軽さが注目される一方で、簡素であるという印象が強いようです。
他にも「手間がかからず楽」「短時間で済む」といった実用的な側面も評価されている一方で、前回実施した「家族葬」へのイメージに対する調査結果では上位にみられなかった「冷たい印象」や「故人をないがしろにしている」という否定的な見方も存在しており、直葬に対する社会の見方が二極化している様子もうかがえます。
直葬は「費用」や「参列者の少なさ」から選ばれる傾向が明らかに
ここからは直葬経験者にうかがいました。
「直葬という言葉を知ったきっかけは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『亡くなった後、葬儀社からの案内で知った(27.5%)』と回答した方が最も多く、『葬儀社のパンフレットや広告で見た(22.3%)』『インターネットの記事などで見た(19.9%)』と続きました。
約半数が葬儀社からの情報によって知るきっかけとなっており、認知度の結果もふまえると、事前に直葬についての情報入手や検討する機会は少なく、直葬の検討は直前でのタイミングが多いのではないでしょうか。
さらに、他の葬儀形式に対する検討の有無もうかがいました。
「直葬を選ぶ前に、他の葬儀形式(家族葬や一般葬など)を検討しましたか?(複数回答可)」と質問したところ、『家族葬を検討した(55.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『一般葬を検討した(35.2%)』『直葬のみを考えた(10.6%)』という結果になりました。
実際には直葬のみを検討するケースは少なく、他の形式と比較検討をへて直葬の選択に至っている方が約9割という結果となりました。
同時に家族葬の検討をした方が半数以上という結果も示されましたが、最終的に直葬を選んだ理由は何でしょうか。
「直葬を選んだ理由は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『費用を抑えるため(34.8%)』と回答した方が最も多く、『故人の意向のため(28.1%)』『遺族が少ないため(20.7%)』と続きました。
直葬の選択理由として、経済的な負担を抑えたいというニーズが強く見られる中でも、「故人の意向のため」(28.13%)と「他の遺族の意向のため」(12.11%)を合わせると、4割以上の人が意向を尊重した結果として直葬を選んでいることがわかります。これは儀礼よりも個人の希望に沿った形式が選ばれやすくなっていると考えられます。
また、遺族を含め参列者の少なさを理由として挙げる回答も上位となり、高齢化や核家族化などの社会状況も理由の1つとして示唆されました。
費用面や社会状況などは、家族葬の選択とも近い部分があり、直葬と同時に家族葬が多く検討されやすいことがうかがえます。
費用を抑えたいという理由が最も多い中で、実際にかかった費用はいくらほどだったのでしょうか。
「直葬の費用はどれくらいでしたか?」と質問したところ、『10〜20万円未満(28.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『20〜30万円未満(19.7%)』『60万円以上(15.0%)』という結果になりました。
半数以上が30万円未満の費用で行っていたことが明らかになりました。
費用面を抑えるという要望は叶えられる形式であることが示された一方で、60万円以上と高額になるケースもありました。次に直葬への満足度をうかがいました。
約7割が直葬の選択に満足し、自身も行いたいと回答!一方で簡素さや時間の短さが想像以上だったと後悔する声も
「直葬を選択して後悔していますか?」と質問したところ、7割以上の方が『あまり後悔していない(43.9%)』または『全く後悔していない(29.7%)』と回答しました。
直葬の満足度は一定高いものの、4人に1人は後悔の念を抱いていることがうかがえますが、どういった点で後悔を感じたのでしょうか。
「後悔していることは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『お別れの時間が短かった(41.5%)』と回答した方が最も多く、『想像以上に簡素だった(32.6%)』『故人の生前の意思を確認できていなかった(18.5%)』と続きました。
葬儀の時間を短くしたいという合理性を重視した直葬の選択理由がみられた一方で、故人との時間の短さが後悔した点として最多となっています。合理的・効率的な選択を優先したものの、短い時間では満足のいくお別れができずに後悔する傾向が示唆されました。
また、直葬に対し、簡素でシンプルな形式のイメージととらえている人が3割以上いる中でも、「想像以上に簡素だった」との回答が3割以上と、形式の選択時に直葬への理解が不足していたと考えられます。
その他も費用や儀礼の部分での後悔を挙げる意見もみられており、選択時やイメージとのギャップが大きな要因のようです。
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『葬儀の口コミ』の調査によると...
リンク先<https://soogi.jp/news/1868>
直葬を検討して葬儀社を選ぶなら『葬儀の口コミ』
今回、「直葬」に関する調査を実施した株式会社ディライト(https://delight.co.jp)は、『葬儀の口コミ』(https://soogi.jp)を運営しています。
直葬では、形式ゆえの後悔しやすい側面があるからこそ、どういった直葬を行うかが形式や葬儀社選定の時点で重要です。
また、ネガティブなイメージをもたれやすいからこそ、他遺族への説明なども考えたうえでの選定が求められます。
実際の経験者の感想をもとにすることで、より満足度の高い直葬を行うことが可能になります。
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会社名 :株式会社ディライト
設立 :2007年10月1日
本社所在地:東京都新宿区新宿1-36-12 サンカテリーナ2F
代表者 :代表取締役 高橋 亮(Xアカウント:https://x.com/takaryo_delight)
資本金 :50,000,000円(2023年1月31日現在)
サービス▼
『葬儀の口コミ』:https://soogi.jp
『葬儀のウェブ担当』:https://sougi-webtan.com
『お墓の口コミ』:https://oohaka.jp
調査概要:「直葬」に関する調査
【調査期間】2024年10月18日(金)~2024年10月21日(月)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,030人
【調査対象】調査回答時に直葬の喪主経験者を含む20~70代の男女
【調査元】株式会社ディライト(https://soogi.jp)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
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