電動車駆動モーター由来のレアアース磁石リサイクル技術の実証事業が環境省の公募事業に採択
DOWAエコシステムが提案した「電動車駆動モーターを対象としたレアアース磁石リサイクル技術の実証事業」が環境省「国内資源循環体制構築に向けた再エネ関連製品及びベース素材の全体最適化実証事業」に採択
DOWAエコシステム株式会社(東京都千代田区外神田四丁目14番1号 資本金:10億円 社長:矢内 康晴)が提案した「電動車駆動モーターを対象としたレアアース磁石リサイクル技術の実証事業」が、環境省の令和8年度「国内資源循環体制構築に向けた再エネ関連製品及びベース素材の全体最適化実証事業」*1 に採択されました。

近年、電動車や再生可能エネルギー関連機器の普及拡大に伴い、駆動モーターなどに使用されるネオジム磁石をはじめとするレアアース資源の需要が世界的に高まっています。一方、レアアース資源は、資源の偏在性に伴う調達リスクへの対応や国内での資源循環の推進が重要な課題となっており、使用済み製品からレアアース磁石を効率的に回収し、再資源化する技術の確立が求められています。
当社はこれまで、使用済み家電製品に含まれるモーターからレアアース磁石を回収する技術の開発・実証に取り組んできました。*2今回採択された事業では、今後、電動車の普及拡大に伴い、廃車由来の駆動モーターの発生量増加が見込まれることから、これまでに培った知見や技術を活用し、回収対象を電動車の駆動モーターに広げて実証を行います。
本事業では、サプライチェーンを構成する関係者の協力を得ながら、当社が開発してきた独自の資源回収プロセスおよび選別技術を活用し、使用済み電動車の駆動モーターなどに含まれるレアアース磁石を、効率的に回収し、再資源化につなげるプロセスの確立に取り組みます。これにより、使用済み製品からの資源回収率の向上を図るとともに、レアアース資源の国内循環を促進し、国内資源循環体制の強化につなげることを目指していきます。
当社は、長年にわたり培ってきた資源循環に関する技術と事業基盤を活用し、レアアース磁石の資源循環技術の確立を進めることで、資源安全保障の強化と脱炭素社会の実現に貢献していきます。
*1 太陽光パネル・車載用バッテリー等の再エネ関連製品及び電子基板に含まれる鉄・非鉄金属・レアメタル、ガラス等のベース素材を対象とした省CO2型のリサイクル技術向上と、デジタルを用いたトレーサビリティ確保によるリサイクル原料の品質向上を図り、未利用資源の活用体制構築を促進する環境省による実証(委託事業)
「国内資源循環体制構築に向けた再エネ関連製品及びベース素材の全体最適化実証事業」 公益財団法人 廃棄物・3R研究財団のサイト
*2 2025年11月発表「秋田県でネオジム磁石回収の実証試験開始」に関するお知らせ
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