宇宙テクノロジーが不動産市場を変える、新時代の産業共創カンファレンス ―株式会社WHERE、「宇宙×不動産カンファレンス 2025」12月2日開催決定―
宇宙・不動産・行政のトップランナーが集結し、衛星データや宇宙港など最先端テクノロジーで地球の未来を変える

JAXA発スタートアップ・株式会社WHERE(本社:東京都文京区、代表取締役:阿久津 岳生)は2025年12月2日(火)、宇宙テクノロジーと不動産業界の最前線が交わるカンファレンス『宇宙×不動産カンファレンス 2025(SPACE REALTY CONFERENCE 2025)presented by スカパーJSAT』を開催します。本イベントは、スカパーJSAT(株)をダイヤモンドスポンサーに迎え、最新の宇宙技術を活用した不動産市場の未来像を描き、新たな市場の開拓や宇宙技術の社会実装、そして産官学の共創によるエコシステム強化を目指すカンファレンスです。
「宇宙×不動産カンファレンス 2025」とは
近年、宇宙ビジネスは世界的に急拡大しています。民間事業者による技術革新によりロケット打ち上げコストが劇的に下がり、輸送・衛星・軌道上サービス・宇宙探査といった周辺分野で多様な事業機会が生まれ、多くのスタートアップが誕生しました。
日本政府も宇宙産業を国家戦略の中核に位置づけています。「宇宙基本計画」では、宇宙関連市場を2020年の約4兆円から2030年代には8兆円規模へと倍増させる目標を掲げられました。また、スタートアップなどの民間企業や大学等が行う宇宙分野の技術開発を対象とし、開発から実証・商品化まで1兆円規模で費用を支援する「宇宙戦略基金」制度を2024年度から導入。官需中心だった宇宙事業を、民間主導の成長産業へとシフトさせる方針を明確にしています。
一方で、宇宙業界が持続的な利益を生み出すための実用的なビジネスモデルは、まだ確立途上にあります。その打開には他産業との連携が欠かせません。中でも不動産は、宇宙データを最も多面的に活用できる可能性を秘めた領域です。衛星データとAIによる可視化技術は、これまで見えなかった土地の価値を発見し、宇宙業界にとっても大きな転換点をもたらすと私たちは考えます。本カンファレンスを通じて、宇宙領域の企業と不動産領域の企業がお互いの技術とニーズを組み合わせ、具体的なソリューションとビジネスチャンスを創出することを目指しています。
不動産業界にとっても、宇宙技術との融合は新たなインパクトを生み出します。現在、世界の不動産市場は年間1,000兆円を超える規模だとされていますが、取引されているのは地球上の不動産のわずか1%未満に過ぎません。残る99%、すなわち約10京円に相当する未開拓の不動産「オフマーケット」をどう可視化し、どう活用するか――その鍵を握るのが、宇宙からの視点です。

「宇宙×不動産カンファレンス 2025(SRC 2025 presented by スカパーJSAT)」は、こうした両業界の交差点から新市場の創造を目指す初の大型カンファレンスです。国内の宇宙ビジネスをリードするスカパーJSATがダイヤモンドスポンサーとして本カンファレンスに協賛。不動産業界からは野村不動産(株)、三井不動産リアルティ(株)、阪急阪神不動産(株)などの大手ディベロッパーに加えて、米国の大手不動産仲介企業eXp Japan(合)など海外企業も参画します。宇宙業界からも、2025年8月グロース市場に上場した(株)アクセルスペースや衛星データ解析の(株)スペースシフトも協賛し、開催前から大きな注目を集めています。
今年4月にシリーズAを完了したばかりのスタートアップベンチャーとしては異例の規模での開催。私たちは“宇宙から地球の不動産市場を変える”というビジョンを体現すべく、新たな産業の創出に努めてまいります。
主なセッション紹介
不動産関連企業と宇宙産業企業が交わる場を創造するため、両業界のリーダー・専門家・政府関係者が登壇予定です。
衛星、AI、建築、都市開発などさまざまなテーマから最新事例・技術・政策を共有することで、不動産・建設業界に携わる方々が宇宙技術を「利用する側(利用者)」として、また「新たな事業領域に参入する側(プレイヤー)」として未来のビジネスチャンスを捉えられる機会を創出。不動産関連企業と宇宙産業企業の連携を推進するための糸口を紐解きます。
【セッション概要 ※10月16日時点】

セッションタイトル |
目的 |
宇宙から起こす不動産革命 〜衛星データやGNSSを用いた地上の不動産活用事例〜 |
衛星データを不動産市場の実務にどのように活用できるのかをテーマとしたセッションです。 地価評価や遊休不動産の発見、空き地の有効活用など具体的な事例を通じて、不動産業界が「宇宙データの利用者」として新たな価値を見出すための視点を提示します。 |
宇宙へ向かう港を通したまちづくり 〜国内外のスペースポート経済効果〜 |
不動産・建設業界が宇宙産業とどう関わり、どのような参入メリット・地域経済効果を生み出せるのかを探るセッションです。 宇宙ビジネスの拡大を背景に、スペースポート建設などを通じてどう「宇宙市場のプレイヤー」となるのかを検討します。 |
デジタルツインで描く未来都市構想 〜データを活用した都市設計や防災対策〜 |
都市設計や防災、インフラマネジメントなど、不動産・都市開発分野の衛星データ活用に関するセッションです。 宇宙技術の「利用者」として、また「プレイヤー」としての視点から、デジタルツインの社会実装がもたらす市場拡張の可能性を探ります。 |
イベント概要

日時 |
2025年12月2日(火)開場12:00/開演13:00 |
開催方式 |
ハイブリッド(リアル・オンライン同時開催) |
会場 |
<リアル会場> 時事通信ホール -東京都中央区銀座5-15-8 -東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅から徒歩1分 -都営大江戸線築地市場駅から徒歩4分 <オンライン会場> 申し込み後、メール宛にご案内します |
参加費 |
無料 |
主催 |
(株)WHERE |
共催 |
(株)sorano me |
イベント終了後には、業界も肩書も越えて交わる、音と光のアフターパーティー 『Gravity Night.』 ——を開催します。詳細は順次お知らせします。ぜひ合わせてご参加ください。
(会場:TOKIO TOKYO/日時:2025年12月2日〈火〉20:00–23:00/参加費:無料)
協賛企業様一覧(2025年10月16日現在)
※協賛企業様は今後も随時追加予定(以下敬称略)
<ダイヤモンドスポンサー>
スカパーJSAT(株)
<プラチナスポンサー>
野村不動産(株)/(株)Sales Marker/(株)セールスフォース・ジャパン(Salesforce)/eXp Japan(合)/(株)クラフティア
<ゴールドスポンサー>
阪急阪神不動産(株)/三井不動産リアルティ(株) /営業スキルコーチ さわべたかし/(株)福岡工務店/福岡地所(株)/Sansan(株) /EY Japan(株) /(株)アクセルスペース/(株)スペースシフト/(株)BOX/(株)ゼンリン/日本工営(株) /(株)不動産経済研究所

<メディアパートナー>
全国賃貸住宅新聞/住宅新報/宙畑/SPACE Media

会社概要
株式会社WHEREは、「宇宙から地球の不動産市場を変える」というビジョンを掲げる、JAXA発のスタートアップ企業です。創業者の阿久津は、これまでに8社の不動産関連企業を起業・経営してきました。さらなる挑戦として、JAXA宇宙科学研究所内の総合研究大学院大学にて宇宙技術の研究に取り組み、衛星データとAIを活用したオフマーケット探索AI『WHERE』を開発。現在は、行政・民間を問わず多様な業種との連携を広げています。
会社名:株式会社WHERE
本社店所在地:東京都文京区向丘2-3-10
代表者:代表取締役 CEO 阿久津 岳生(あくつ たけお)
会社設立:2022年2月22日
事業内容:地権者とつながる不動産AIツール『WHERE』の開発・販売、宇宙探査機の製造
特徴:衛星データとAIを活用し、不動産の探索から評価・管理・アプローチまで一貫して支援
企業サイト:https://pntwhere.com/
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