ASTRO GATE、内閣府による宇宙輸送技術に関する規格化・標準化の在り方に関する調査を実施

ASTRO GATE株式会社

東京(日本) — 2025年7月16日


世界中でスペースポートの企画運営を行うASTRO GATE株式会社(本社:東京都あきる野市、代表取締役:大出大輔 以下、ASTRO GATE)は、株式会社日本総合研究所(本社:東京都品川区、代表取締役社長:内川淳)が内閣府から受託した調査事業「宇宙輸送技術に関する規格化・標準化の在り方に関する調査」(以下「本調査」)を同社及びパシフィックコンサルタンツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:大本修)と共同で実施いたします。

 

本調査では、わが国の宇宙輸送分野における国際競争力の強化に向けて、ロケットなどの輸送機やロケット打ち上げ射場(スペースポート)に関連する技術やサービスの規格化・標準化に向けた取り組みの方向性について検討を行います。

 

■本調査の目的と内容

世界的な宇宙空間の利用の高まりから、それに対応するための宇宙輸送サービスの技術革新が急速に進展しています。わが国においても、次世代の宇宙輸送技術の研究開発や海外の宇宙輸送技術の活用などを進め、新たな宇宙輸送ビジネスを実現させるために必要な制度や環境の整備に取り組む方針が示されています(「宇宙基本計画(令和5年6月13日閣議決定)」)。

 

海外では米国主導によるロケット打ち上げ規制の国際調和が進められようとしている中、宇宙輸送分野においてわが国の国際競争力を高めるためには、宇宙輸送技術・サービスに関する国内の規格・標準や法規制の在り方を検討する必要があります。

 

本調査では、わが国の宇宙輸送分野における技術・サービスの規格化・標準化に対するニーズや課題を明らかにした上で、海外の宇宙輸送に関する制度の動向も踏まえながら、わが国が取り組むべき具体的なテーマの検討を行います。検討にあたっては、わが国の宇宙輸送分野における規格化・標準化の機運醸成を促進するとともに、実効性のある規格・標準の方向性を定めるために、企業・大学などの有識者で構成するステアリング委員会を設置して産官学連携のもとで取り組みを進めます。また、継続的な検討を行うために次年度以降の活動計画や活動体制についても整備します。

 

ASTRO GATEは、国内外の多くの宇宙輸送事業者と連携しながら世界中でスペースポートの企画運営に取り組んでおり、宇宙輸送技術の規格化・標準化を検討する本調査は、複数のスペースポートの企画運営を行うASTRO GATEの事業にとって重要なテーマと位置づけられています。本調査を通じて、宇宙輸送技術の安全性・信頼性の向上、互換性の確保、事業者間の連携や事業のグローバル化を牽引し、我が国における宇宙輸送分野の国際競争力の強化に貢献してまいります。

ASTRO GATE株式会社 代表取締役 大出大輔のコメント:

この度、内閣府様による日本の宇宙輸送に関する重要な調査事業に携われることを、光栄に思います。弊社は世界中の国や自治体とスペースポートの企画運営に取り組むとともに、世界中のロケット会社等と、打上げに向けた技術的交流をしています。これらの知見とネットワークを活かし、共同で本調査を実施する日本総合研究所様、パシフィックコンサルタンツ様とともに、日本の宇宙輸送の合理的な規格化・標準化に取り組んでまいります。

ASTRO GATE株式会社について:

ASTRO GATE株式会社は、宇宙輸送の未来を切り拓くことを使命とし、世界各地でスペースポートの企画・開発・運営を行う日本の企業です。各国政府や民間パートナーと連携し、宇宙港の構築から運用までを一貫で支援するとともに、地球上のさまざまな地域からの軌道打上げを推進しています。

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ビジネスカテゴリ
物流・倉庫・貨物
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会社概要

ASTRO GATE株式会社

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URL
https://astrogate.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都あきる野市油平136
電話番号
-
代表者名
大出 大輔
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2024年03月