【9/6】グラングリーン大阪の「VS.」1周年および展覧会「sakamotocommon OSAKA」を記念し、特別音楽イベント“HEAR HERE -GATHERING 2”を開催!
2025年9月6日、蓮沼執太のキュレーションのもと、さまざまなアーティストが集い、特別な共演を繰り広げます。

株式会社トータルメディア開発研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山村健一郎)と株式会社野村卓也事務所(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:野村卓也)の両社がVS.共同事業体として運営する「VS.(ヴイエス)」が、うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」うめきた公園内に、約1年前の2024年9月6日(金)に開業しました。
本企画は、展覧会「sakamotocommon OSAKA 1970/2025/大阪/坂本龍一」およびVS.の開館1周年を記念し、蓮沼執太のキュレーションのもと、さまざまなアーティストが集い、特別な共演を繰り広げます。
VS. 1st anniversary with sakamotocommon
“HEAR HERE -GATHERING 2”
公式WEBサイト:https://vsvs.jp/events/hear-here-gathering2/
昨年末、東京都現代美術館の「坂本龍一|音を視る 時を聴く」特別内覧会で関係者向けに開催され話題を呼んだスペシャルライブイベント「HEAR HERE -GATHERING」の第2弾です。
“sakamotocommon OSAKA”展覧会空間の各所にアーティストたちが点在し、音を奏でることで、坂本龍一の展示作品・VS.の空間・そして音楽が重層的に溶け合う、一日限りの特別な体験をお届けします。 18時の開場から展覧会を巡りながら、19時から22時までの約3時間、会場内の至るところでパフォーマンスが断続的に展開。
演奏は独奏であり、即興的な合奏であり、そして坂本龍一の音源と重なり合いながら、音が空間の中を移ろいます。
展示を巡る身体と、音を彷徨う耳。
アーティストが出入りしながら繰り広げる演奏は、二度と同じ音像にはならない。
時間と空間を旅するような音の体験に、ぜひお立ち会いください。
ARTISTS
蓮沼執太|Shuta Hasunuma
音楽家、アーティスト

1983年、東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して、国内外での音楽公演をはじめ、映画、テレビ、演劇、ダンス、ファッション、広告など様々なメディアでの音楽制作を行う。また「作曲」という手法を応用し物質的な表現を用いて、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンス、プロジェクトを制作する。
最新アルバムに『unpeople』(2023)。東京2020パラリンピック開会式にてパラ楽団を率いてパラリンピック讃歌編曲、楽曲「いきる」を作詞、作曲、指揮を担当。近年のコンサート・パフォーマンスに「unpeople 初演」(草月プラザ石庭『天国』/ 2024)、「ミュージック・トゥデイ」(オペラシティ・コンサートホール・タケミツメモリアル / 2023)など。
主な個展に「Compositions」(Pioneer Works 、ニューヨーク/ 2018)、「 ~ ing」(資生堂ギャラリー、東京 / 2018)などがある。また、近年のプロジェクトやグループ展に「Someone’s public and private / Something’s public and private」(Tompkins Square Park 、ニューヨーク/ 2019)、「FACES」(SCAI PIRAMIDE、東京 / 2021)、など。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
https://linktr.ee/shutahasunuma
https://www.instagram.com/shuta_hasunuma
小山田圭吾|Keigo Oyamada

1969年、東京生まれ。
'89年、フリッパーズギターのメンバーとしてデビュー。バンド解散後1993年、Cornelius(コーネリアス)として活動開始。現在まで7枚のオリジナルアルバムをリリース。自身の活動以外にも、国内外多数のアーティストとのコラボレーションやREMIX、インスタレーションやプロデュースなど幅広く活動中。
https://www.cornelius-sound.com
オオルタイチ|Oorutaichi

『漂流する内的民俗』を キーワードに 1999年よりオオルタイチとして活動を開始。 2019年最新アルバムOORUTAICHI SPECIAL BAND「HOTOKENO」をリリース。ソロ名義の他ゆうき、ウリチパン郡、 雅楽ユニット・どんぶらこなど様々なプロジェクトにおいて活動を展開。その他2020年NHK総合で放映されたアニメ「映像研には手を出すな!」、NHK Eテレ2023/2024年度「天才てれびくん!」の劇伴音楽を担当するなど活動は多岐にわたる。
www.okimirecords.com
灰野敬二|Keiji Haino
音楽家
1952年5月3日千葉県生まれ。アントナン・アルトーに触発され演劇を志すが、ザ・ドアーズに遭遇し音楽に転向。ブラインド・レモン・ジェファーソンをはじめとする初期ブルースのほか、ヨーロッパ中世音楽から内外の歌謡曲まで幅広い音楽を検証し吸収。1970年、エドガー・アラン・ポーの詩から名を取ったグループ「ロスト・アラーフ」にヴォーカリストとして加入。また、ソロで自宅録音による音源制作を開始、ギター、パーカッションを独習する。1978年にロックバンド「不失者」を結成。1983年から87年にかけて療養のため活動休止。1988年に復帰して以来、ソロのほか不失者、滲有無、哀秘謡、Vajra、サンヘドリン、静寂、なぞらない、The Hardy Rocksなどのグループ、experimental mixture名義でのDJ、他ジャンルとのコラボレーションなど多様な形態で国際的に活動を展開。ギター、パーカッション、ハーディ・ガーディ、管楽器、弦楽器、各地の民間楽器、DJ機器などの性能を独自の演奏技術で極限まで引き出しパフォーマンスを行なう。200点を超える音源を発表し、確認されただけでも2,000回以上のライブ・パフォーマンスを行なっている。
https://www.fushitsusha.com
https://www.instagram.com/keijihaino_official
https://twitter.com/hainokeiji1
ハラサオリ|Saori Hala

1988年東京生まれ。ダンスアーティスト。知覚装置としての身体を起点に、映像、テキスト、ドローイングなどを交えた複合的なパフォーマンス作品を制作する。身体行為の実践を通じて、現実と虚構、自己と他者といった境界を問い直し、感覚と記憶の編成プロセスへの介入を試みている。約10年間のベルリン滞在を経て、2023年より東京を拠点に活動。近年は現代美術やファッションなどと関わりながら自らの表現領域を拡張している。東京藝術大学デザイン科修士、ベルリン芸術大学舞踊科修士修了。2017年ポーラ美術振興財団在外研修員。2025年度セゾン文化財団セゾン・フェロー。
www.saorihala.com
空間現代 | Kukangendai

2006年結成。メンバーは野口順哉(gt/vo)、古谷野慶輔(ba)、山田英晶(dr)。編集・複製・反復・エラー的な発想で制作された楽曲を、スリーピースバンドの形態で演奏。これによるねじれ、負荷が齎すユーモラスかつストイックなライブパフォーマンスを特徴とする。2016年、京都・錦林車庫前にライブハウス「外」をオープン。これまでリリースした主な作品にアルバム『Tentei』(2021年)、『Tracks』(2023年)、坂本龍一氏とのコラボLP『ZURERU』(2018年)など。
https://kukangendai.com/
https://kukangendai.bandcamp.com/
小林七生| Nanao Kobayashi(FATHER)

人間の知覚やロジックでは認識できない領域での現象を、粒子の動きや波動として捉え、作品制作や演奏を行っている。
独自に習得したパーカッション・ドラム・電子楽器・声などを用い、ライブならではの時空体験を目的とした即興演奏を行う。また「FATHER」名義で行われるパフォーマンスでは音楽は生命の表現であるという根源的な性質を志向しながら、不可視な領域に輪郭を与える刺繍的な彫刻作品や、自然現象との相互作用を生み出すインスタレーションと相互関係を構築する。
Guest Artists (Pre-recorded Sounds/レコーディング参加)
青葉市子|Ichico Aoba
アルヴァ・ノト|ALVA NOTO
コムアイ|KOM_I
“HEAR HERE -GATHERING 2” 開催概要
開催日 Date
2025年9月6日(土)
September 6(Sat)
開催時間 Time
開場 OPEN 18:00
開演 START 19:00
閉館 CLOSE 22:00
会場 Venue
VS. (グラングリーン大阪内)
530-0011
大阪府大阪市北区大深町6-86
グラングリーン大阪 うめきた公園 ノースパーク
VS. [ Google Map ]
Umekita North Park VS., 6-86 Green Osaka, Ohuka-machi 6-86, Kita-ku, Osaka 530-
0011, Japan
入場料 Admission
オンラインチケット online ticket : ¥8,800
当日窓口 same-day ticket:¥9,300
※本チケットで「sakamotocommon OSAKA」の展示もご覧いただけます。
※特別プログラムのため、招待券でのご入場はできません。
※18歳未満は保護者同伴の場合のみ入場可能です。(要年齢証明)
※グッズのみのご購入に関しましても、必ず入場券の購入が必要です。
You cam see "sakamotocommon OSAKA" exhibition.
Due to the special program, admission with an invitation ticket is not permitted.
*Those under 18 years old must be accompanied by a parent or guardian.
*An admission ticket is required even if you are purchasing merchandise only.
sakamotocommon OSAKA 開催概要
■坂本龍一 プロフィール
1952年東京生まれ。東京藝術大学大学院修士課程修了。1978年『千のナイフ』でソロデビュー。同年、YMOの結成に参加。1983年に散開後は『音楽図鑑』、『BEAUTY』、『async』、『12』などを発表、革新的なサウンドを追求し続けた姿勢は世界的評価を得た。映画音楽では『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞作曲賞を、『ラストエンペラー』でアカデミー賞作曲賞、ゴールデングローブ賞、グラミー賞など多数受賞。『LIFE』、『TIME』などの舞台作品や、2018年 piknic/ソウル、2021年M WOODS/北京、2023年-2024年 M WOODS/成都、2024年-2025年 東京都現代美術館/東京での大規模インスタレーション展など、アート界への越境も積極的に行なった。環境や平和問題への言及も多く、森林保全団体「more trees」を創設。また「東北ユースオーケストラ」を設立して被災地の子供たちの音楽活動を支援した。2023年3月28日逝去。
■「sakamotocommon」(サカモトコモン)
「sakamotocommon」(サカモトコモン)とは、坂本龍一が遺したものを共有化する試みです。
坂本龍一の知的・物質的遺産のコモン化を目指し、未来のクリエイターのために利活用することを目指します。
坂本龍一は、完成した作品よりも、「プロセスが面白い」と常に語っていました。であればこそ、遺されたものは、美術館や博物館の奥深くに「収蔵」されるべきものではなく、坂本自身が死してもなお、新たに耕され、更新されていくべきもの、「プロセス」はいつまでも続いていくものだと考えます。「sakamotocommon」は、その「プロセス」を含めみなさんに開放していくことを試みます。
趣旨:
坂本龍一が遺したものを利活用し、新しいクリエイションを生み出す。
坂本龍一が遺したものとクリエイターとの接点を作る。
坂本龍一が遺したものと人々が触れることのできる場を作る。
■「VS.(ヴイエス)」とは
「VS.」は、多様な人やアイデアが刺激し合い、新たな価値や関係を生み出す文化装置です。2024年9月、グラングリーン大阪うめきた公園に誕生しました。約1,400㎡に広がる地下スペースに、天井高15mの展示スタジオなど独自の建築空間を備え、国内外の文化を結ぶイベントを開催。訪れる人々や社会に新たなインパクトを提供します。
■展覧会概要
名称:sakamotocommon OSAKA 1970/2025/大阪/坂本龍一
会期:2025年8月30日(土) ~ 2025年9月27日(土)
時間:10:00 – 20:00(最終入場時間 19:30)
※一部、開館時間・閉館時間に変更があるため、最新情報は公式WEBサイト/Instagramをご確認ください。
休館日:会期中無休
会場:VS.(グラングリーン大阪内)
住所:〒530-0011 大阪市北区大深町6番86号グラングリーン大阪うめきた公園 ノースパーク VS.
オフィシャルサイト:https://vsvs.jp/exhibitions/sakamotocommon-osaka/
お問い合わせ:https://vsvs.jp/contact
主催:株式会社キャブ、VS. 共同事業体(株式会社トータルメディア開発研究所・株式会社野村卓也事務所)
協賛:株式会社デジタルガレージ、株式会社カカクコム、株式会社ニューバランス ジャパン、株式会社メディコム・トイ、エイベックス・エンタテインメント株式会社
協力:大阪府、バシェ協会、京都市立芸術大学、GEIDAI FACTORY LAB、一般社団法人ナレッジキャピタル、ヤマハ株式会社、ソニー株式会社、株式会社ジーベックス、山口情報芸術センター[YCAM]
後援:FM COCOLO
※後援・協賛・協力情報は2025年8月5日現在のものです。
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