AgoraとAkoolが、会話型AIとストリーミングアバターの共同プロジェクト始動を発表

AgoraとAkoolは、リアルタイム会話型AIと実写級のストリーミングアバターを統合し、音声・ビデオ・チャットの各領域でインタラクティブ体験を高度化します。
東京、2025年11月5日 — リアルタイム・エンゲージメントと会話型AIのリーディングプラットフォームであるAgora, Inc.(NASDAQ: API)と、AI駆動の動画・アバター技術を牽引するAkoolは本日、AkoolのストリーミングアバターをAgoraの会話型AIエコシステムに統合する戦略的協業を発表しました。今回のパートナーシップにより、開発者は音声・ビデオ・チャットのアプリケーションに表現力豊かなリアルタイムAIアバターを組み込み、没入感が高く人間味のあるインタラクションの新たな可能性を切り拓くことが可能になります。
「Agoraの使命は、没入型のリアルタイム体験を可能にすることです。Akoolのアバター技術を統合することで、音声に“ビジュアルの存在感”が加わった、会話型アプリケーションの新たな姿を実現します」— Agora共同創業者 兼 最高収益責任者 Tony Wang 氏。
統合のハイライトと利点
● AgoraのConversational AI Engineは、ベータ版のアバタープロバイダーとしてAkoolをサポートし、音声・表情・ジェスチャーと同期する創造性に富む実写級アバターの生成を可能にしました。
● AgoraのAPIを利用する開発者は、アバタープロバイダーとしてAkoolを選択し、アプリケーション内でアバター設定を迅速に構成できます。
● 本統合により、会議、ライブ配信、AIエージェント、会話型インターフェースにおけるユーザーインタラクションが強化され、「音声のみ」と「フルビジュアル体験」のギャップを効果的に埋めます。
● この協業によって、Akoolのアバター生成およびストリーミング技術を補完要素として、アバターを基盤とする会話体験を含む形でAgoraの製品提供が拡張されます。
ユースケースとアプリケーション
● 「話す」だけでなく「見て話す」ことができるバーチャルホストやAIエージェント
● アバターが動的にプレゼンテーションやナレーションを行うライブ配信やウェビナーの強化
● 表情豊かなアバターを用いて信頼性とエンゲージメントを高めるカスタマーサポートボット
● より人間らしく双方向的な授業を実現するアバター活用型教育プラットフォーム

「Akoolでは、声を“聞く”だけでなく、表情豊かな“存在”を“見る”ことで、対話はより強力になると考えています。Agoraとの提携により、当社のアバターは会話型AIプラットフォームに直接接続され、開発者がこうした体験を実現しやすくなります」と、AkoolのCEOであるJiajun(Jeff)Lu氏は述べています。
両社は、技術デモ、開発者向けリソース、マーケティングキャンペーンを通じて本統合を共同で推進します。両チームは協業を継続的に磨き上げ、アバター機能の拡充、言語対応の強化、パフォーマンス最適化を進めていく計画です。
本パートナーシップにより、最先端の会話体験を支えるプラットフォームとしてのAgoraの地位が一層強化されるとともに、Akoolは多様なリアルタイム・アプリケーションにおいてアバター技術をスケール展開する道筋を得ます。
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Akoolについて
Akoolは、クリエイター、教育機関、企業がリアルタイムで表現力豊かなアバターや動画コンテンツを制作できる、フルスタックのAI動画生成プラットフォームです。音声・映像・AIをつなぎ、実写感のある双方向体験を提供します。
Agoraについて
Agoraはリアルタイム・エンゲージメントのグローバルリーダーで、開発者が会話型AI、音声、ビデオ、インタラクティブなライブ配信、チャットをアプリケーションやIoTデバイスに組み込むための、シンプルで柔軟かつ強力なAPIを提供しています。本社は米カリフォルニア州サンタクララ。ソーシャルメディアやライブコマースから教育、遠隔医療に至るまで、世界1,800社以上の主要組織に選ばれ、最高水準のリアルタイム体験を支えています。詳細は、Agora(NASDAQ: API)公式サイト www.agora.io をご覧ください。https://jp.vcube.com/sdk/conversational-ai-engine をご参照ください。
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