NPO法人AlonAlon(理事長 那部智史、千葉県いすみ市)は、LGTウェルスマネジメント信託株式会社からのご寄付により、温暖化を逆手に取った障がい者の自立を支える新規事業をスタートします。
今回のご寄付をきっかけに、AlonAlonオーキッドガーデン内の「AlonAlonジャングルタウン」にて胡蝶蘭、マンゴーに続く新たな作物として、バニラビーンズの生産を開始します。

このたび、リヒテンシュタイン公爵家のプライベートバンキングであるLGTウェルスマネジメント信託株式会社様より、1万スイス・フラン(日本円で180万円)のご寄付をいただきましたことをご報告いたします。
この温かいご支援を元に、AlonAlonが運営する「AlonAlonオーキッドガーデン」内の「AlonAlonジャングルタウン」にてバニラビーンズの生産をスタートします。
新たな挑戦:バニラビーンズ栽培事業について
AlonAlonではこれまで、障がいのある方々がやりがいを持って働ける場所を創出し、経済的な自立を支援するため、高品質な胡蝶蘭やマンゴーの栽培に取り組んでまいりました。
近年、地球温暖化の影響により、当園が位置する千葉県房総地域が、バニラ栽培に適した亜熱帯に近い気候へと変化してきました。この気候の変化をチャンスと捉え、胡蝶蘭、マンゴーに続く新たな作物としてバニラビーンズの生産を開始します。
バニラビーンズの生産は、手作業による受粉や丁寧な管理が必要で、その工程は障がいのある方々の仕事のやりがいや成長につながると考えています。
将来的には、国内メーカーへのバニラビーンズ販売に加え、バニラを使った商品開発などの6次産業化も視野に入れ、事業の拡大を目指してまいります。


栽培地:AlonAlonオーキッドガーデン内「AlonAlonジャングルタウン」
栽培面積:試験的に330平方メートル
栽培エリア名称:「LGTバニラファーム」(命名予定)
収穫目標:2030年の出荷を目指します

誰もが輝ける場所を求めて
今回の新たな挑戦は、「障がいのある方々が社会の一員として経済的に自立し、いきいきと輝ける社会」を目指すAlonAlonの活動をさらに一歩進めるものです。
LGTウェルスマネジメント信託株式会社様のご支援に心より感謝申し上げますとともに、バニラビーンズ生産事業を通じて、より多くの方々に笑顔を届けられるよう、職員一同、尽力してまいります。
NPO法人AlonAlon
AlonAlonは農福連携の新しいビジネスモデルで、知的・精神障がいの方たちに、生きがい・働きがいのある安定した仕事を創ることを目指しています。お世話するのでなく、障がいのある人々がスキルを身につけて成長し、やりがいを感じて仕事ができ、最終的には親亡きあとも自立できる力をつけてもらうことを目標としています。
住所:〒299-4502千葉県いすみ市岬町中原3863-61TaitoStyle D-02
問い合わせ先:p-info@alonalon.or.jp
担当:池田
TEL:0470-62-6215
LGT について
LGT は、リヒテンシュタイン公爵家が 90 年以上にわたりオーナーを務める国際的なプライベートバンキングおよびアセットマネジメントグループです。2025年6月30日現在、LGT は富裕層や金融機関のお客様から 3,596 億スイスフラン(4,516億米ドル)の運用資産残高 (AUM)を管理しています。ヨーロッパ、アジア、米国、オーストラリア、中東の30以上の拠点に 6,000 名を超える従業員を擁しています。
LGT ウェルスマネジメント信託株式会社
東京都港区虎ノ門二丁目10 番4 号
オークラプレステージタワー9 階
電話 03-4580-6800
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