感性を刺激する日常を。植村マサ×上前津のアートレジデンス誕生

今回コラボしたのは、自然の色彩と光を切り取り“感情のグラデーション”を表現する写真家・植村マサ氏。作品が醸し出す静かな美しさが、住まいに心地よい彩りを添えています。

株式会社メイクス

自社ブランドマンションの企画・開発・販売などを手がけているメイクスグループ(本社:東京都渋谷区)が、「メイクスアート上前津Ⅵ」を愛知県名古屋市中区の上前津エリアに完成させました。写真家・植村マサ氏とのアートコラボレーションにより、エントランスには作品が展示され、日々の暮らしの中で感性が刺激される住まいを実現しています。

▶株式会社メイクス 公式ウェブサイト:https://makes-g.co.jp/

■2路線が交差する好立地、「上前津」駅に誕生した都市型アートレジデンス

名古屋市中区・上前津エリアに誕生した本物件は、地下鉄名城線と鶴舞線の2路線が交差する「上前津」駅から徒歩圏内という、都市生活において理想的なアクセス環境を誇ります。栄や金山、丸の内、大須観音など名古屋の主要拠点への移動もスムーズで、オン・オフともアクティブに過ごせる立地です。

外観デザインは、現代的でありながら品格を感じさせるモノトーンを基調に構成。縦ラインを際立たせたファサードは、街並みに凛とした存在感を放ちます。さらに、エントランスにはアート作品を配し、感性を刺激する美意識と上質な空気感を両立。都市の中心に住まう誇りを感じさせる、メイクスアートシリーズならではの新築アートマンションです。


■色と光で感情を映す、写真家・植村マサ氏

本マンションの共用部には、横浜生まれの写真家・植村マサ氏による作品を展示。

自然の色彩や光を繊細に切り取った写真は、日常の中に静かな感情の揺らぎをもたらします。

植村氏は高校卒業後にロサンゼルスで写真と出会い、帰国後は早稲田大学に進学。在学中より写真家・蜷川実花氏に師事し、4年間のアシスタント経験を経て独立。雑誌や広告の分野で活躍する一方、個展やグループ展も精力的に行うなど、作家としての活動も広がりを見せています。

「“A night in full bloom, Raining like tears in heaven.”」

突然のにわか雨の中で撮影したものです。大好きだった大叔父が寿命を全うした、と母から報告を受けた直後に雨が降り出し、それがまるで天国からの涙のように見え、気づいたらシャッターを切っていました。少し哀しいエピソードではありますが、僕の人生において、ここまで衝動的かつ感情的に撮影した作品はあまりないかもしれません。そんな作品を大きく飾っていただけるとのことで、天国の大叔父もきっと喜んでいると思います。

「ピンクとブルー」

まだ少し肌寒さも残る3月の上旬に撮ったものです。この日は雲ひとつない青空で、早咲きの河津桜のピンクがとても鮮やかにマッチしていたのが今でも強く印象に残っています。春の訪れとともに、無彩色だった世界が少しずつ彩られていく様が僕は好きです。桜と日本人の関係性は、きっといにしえの時代からDNAレベルで刷り込まれているのではないかと時々思うことがあります。僕にとって桜は、ただの美しい花ではなく、イチ表現者としての創作意欲を刺激する原動力のような存在です。この作品を通して、少しでも何かのインスピレーションのきっかけになれたら嬉しいです。

毎年春の訪れとともに、何かに取り憑かれたかのように桜を記録しています。面白いもので、毎年々々同じものをずーっと撮り続けていると、同じ場所の同じ桜であったとしても、その日の天候やその時の自分のメンタルによって全く違う顔をしているということに気付かされます。

中でも2023年は特に(自分にとっては)豊作で、いろいろな表情の桜が撮れた年でもあります。そして、奇しくも今回選んでいただいた2作品は、いずれも2023年に撮った作品です。

同じ年の桜でもだいぶ毛色の違う両作品ですが、共通していることがあります。それは、ふたつとも気持ちがやや沈んでいる時に撮影しているという点です。一般的に、負の感情というものは“あまり宜しくないもの”と忌避されることが多いかと思いますが、少なくともアートの文脈においては、負の感情が強ければ強いほど、正の方向により美しく昇華されると僕は信じています。実は、お花も適度なストレスを与えた方が綺麗に咲くなんて話をフラワーアーティストの方から伺ったことがあります。(もちろん過度なストレスはNO!)

ほぼ毎日のようにみなさんの目に触れるエントランスは、ある意味でマンションの顔とも言える場所と思います。そのような神聖な場所に自分の作品が展示されるのは大変光栄なことではありますが、それと同じくらい畏れ多くもあります(笑)日々目まぐるしく移り変わる時代において、病めるときも健やかなるときも、作品を通して少しでもみなさんの心を豊かにできれば嬉しいです。


■植村マサ 氏プロフィール

-写真を通して感情のグラデーションを描き出す、注目の若手フォトグラファー-

1992 年横浜生まれ。高校卒業と同時に単身ロサンゼルスへ。3 年間の現地生活を通して写真に興味を持ち始める。帰国後、早稲田大学社会科学部に入学。大学在学中より蜷川実花氏に師事。4 年のアシスタント期間を経て、2022 年8 月に独立。雑誌や Web メディア、広告といった媒体をメインフィールドとしつつ、一方で 2023 年には初個展 “HURTS SO GOOD” をはじめ、グループ展 “Sign” や “旅と本と” など作家としても精力的に活動中。

植村マサ 氏インタビュー

Q.はじめてこのお話を受けた時はどのように思いましたか?

A.「本当にいいんですか、大丈夫です?」というのがまず最初でしたね(笑)。

物件って一度建てたら、何年、何十年となくなることがほぼないので、正直、お話を伺ったときは嬉しい気持ちがある一方で、期待に応えられるのかという不安やプレッシャーもありました。

Q. 実際に完成した物件をご覧になった感想を教えてください。

A.写真をホーローに焼き付けるというのは初めての経験だったので、作品の良さがちゃんと再現されるのか、微妙な感じになっていないか、不安がありました。

ですが実際に物件にたどり着いて見てみると、よく発色していて「杞憂に過ぎなかったな」と感じました。ご尽力いただいた皆さまに、感謝の気持ちでいっぱいです。

Q. 「A night in full bloom, Raining like tears in heaven.」という作品について教えてください。

A.これは本当に、たまたま雨が降ってきて、たまたまカメラを持っていて、たまたま撮ったら、たまたま良い感じに撮れたという(笑)。

まさにタイミングの妙ですね。

撮った当時は、まさかこの作品がマンションのエントランスに飾られるとは思ってもみませんでした。

写真の面白いところは、普段なにげなく撮ったものが、後から作品として昇華される可能性を秘めているところだと思います。

河津桜とはまた違って、背の高いソメイヨシノを見上げながら、ただ純粋に「きれいだな」と思って撮った1枚です。

Q. これから入居する方に向けて、どのように過ごしてほしいかなどメッセージをお願いします。

A.嫌なことがあって、落ち込んだ日の帰り道、ふとエントランスの写真を見て、少しでも気持ちが救われるような瞬間があれば嬉しいです。

住み慣れるまでは意識が向くと思うのですが、長く暮らしているとだんだん見慣れてしまうこともあると思います。

そんなとき、ふと立ち止まって眺めてもらえたら、とても嬉しいです。

「メイクスアート上前津Ⅵ」外観
「メイクスアート上前津Ⅵ」内観


■物件概要

「メイクスアート上前津Ⅵ」

所在地:愛知県名古屋市中区富士見町508番(地番)

    愛知県名古屋市中区富士見町5番15号(住居表示)

交通:名古屋市営地下鉄名城線・鶴舞線「上前津」駅徒歩7分

   JR中央本線「鶴舞」駅徒歩14分

構造・規模:鉄筋コンクリート造地上15階建

総戸数:107戸(内、管理室1戸)

分譲戸数:106戸

販売専有面積:20.70㎡(6.26坪)(24戸)~42.91㎡(12.98坪)(2戸)

間取り:1K(96戸)・1LDK(8戸)・2LDK(2戸)


■メイクスアートシリーズとは?

アートで暮らしを豊かにするメイクスのマンションシリーズ。

アートは人々の健康やWell-being(身体だけではなく、精神面・社会面も含めて)へ良い影響を与えるという研究結果がWHOから発表されております。

また、不動産にアートを取り入れることで独自性が高まり、物件に付加価値を与えることで、オーナー様の心と体の健康寿命100歳創りに貢献できると考えております。

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住宅・マンションその他
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会社概要

株式会社メイクス

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URL
https://makes-g.co.jp/
業種
不動産業
本社所在地
東京都渋谷区神泉町8番16号 渋谷ファーストプレイス1階(総合受付:13階)
電話番号
-
代表者名
仲村 周作
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2006年03月