「会社の価値」は、決算書だけではわからない。京都府事業承継・引継ぎ支援センターが、経営者自身が“見えない財産”を掘り起こす100分のセミナーを開催

「誰に託すか」の前に、「何を託すのか」――技術、信用、顧客とのつながり、社員、地域との関係。社長にとっての「当たり前」の中にある会社の価値を言葉にする

京都府事業承継・引継ぎ支援センター

京都商工会議所と京都府事業承継・引継ぎ支援センターは、令和8年度第4回事業継続サポート事業として、2026年10月22日(木)、京都経済センターにて「親族にも、買い手にも伝えたい『会社の価値』を見つける100分」を開催します。

本セミナーでは、事業承継の方法やM&Aの制度を学ぶのではなく、経営者自身が、自社の中にある「決算書には載っていない価値」に気づき、それを言葉にすることに焦点を当てます。

なぜ今、「会社の価値」を見つけるのか

中小企業には、決算書や財務数値だけでは測ることのできない、さまざまな価値があります。

長年培ってきた技術やノウハウ。

何十年にもわたる顧客との信頼関係。

地域で働く従業員。

取引先とのネットワーク。

地域から積み重ねてきた企業としての信用。

こうしたものは、会社の財産でありながら、決算書には十分に表れません。

そして、経営者自身にとっては、それらが「当たり前」になっていることも少なくありません。

しかし、その「当たり前」が、次の世代や第三者から見ると、その会社にしかない大きな価値である場合があります。

問題は、その価値が言葉になっていないことです。

社長の頭の中にある技術や経験、顧客との関係性、仕事へのこだわり。

それらが整理されないまま事業を引き継ぐ時期を迎えると、会社が長年かけて築いてきた価値そのものが、次の世代に伝わらない可能性があります。

「誰に託すか」の前に、「何を託すのか」

事業承継というと、

「後継者は誰にするのか」

「親族に引き継ぐのか」

「従業員に引き継ぐのか」

「M&Aで第三者に譲るのか」

といった「誰に託すか」という議論が中心になりがちです。

しかし、その前に考えておきたいのが、

「この会社には、何を残したいのか」

という問いです。

今回のセミナーでは、この問いから事業承継を考えます。

親族承継であっても、従業員承継であっても、第三者へのM&Aであっても、まず自社の価値を知り、それを伝えられる形にしておくことが、会社の未来の選択肢を広げることにつながります。

専門家が「価値を評価」するのではなく、経営者自身が「価値に気づく」

今回の企画で大切にしているのは、専門家が企業価値を評価することではありません。

経営者自身に、自社の中にある価値を発見してもらうことです。

セミナーでは、参加者がワークを通じて、

・自社が長年培ってきた技術やノウハウ
・顧客との信頼関係
・従業員や人材
・地域とのつながり
・企業としての信用
・自社ならではの強みや特徴

などを書き出します。

普段は意識していなかった「当たり前」を一つひとつ言葉にすることで、**「自分の会社には、こんな価値があったのか」**と改めて気づくことを目指します。

これは、単なる企業価値評価ではありません。

「価値を評価する」のではなく、「価値に気づいてもらう」。

それが今回のセミナーの本質です。

会社を「譲る」のではなく、会社の「価値」を未来へつなぐ

事業承継は、単に会社の経営権を次の人へ移すことではありません。

そこには、これまでの経営者が長い時間をかけて築いてきたものがあります。

技術。

信用。

人。

顧客。

地域とのつながり。

そして、会社が果たしてきた役割。

今回のセミナーでは、こうした目に見えにくい価値を「会社の財産」として捉え直します。

「会社の価値は、決算書だけではわからない。」

経営者が自社の価値に気づき、それを言葉にする。

その小さな一歩が、会社の未来を考えるきっかけになると考えています。

セミナー概要

親族にも、買い手にも伝えたい「会社の価値」を見つける100分

~あなたの会社の「強み」、ちゃんと伝えられますか?~

日時
2026年10月22日(木)14:00~16:00
(開場13:30)

会場
京都経済センター 7階 E・F会議室
(京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地)

内容

1.会社の価値とは何か
2.会社の価値を書き出すワーク
3.価値は放っておくと失われる
4.価値を未来へつなぐために

対象
事業承継に関心をお持ちの個人事業主または中小企業経営者
※後継者・後継者候補の方も歓迎

定員
50名

参加費
無料

申込締切
2026年10月20日(火)

申込方法
京都府事業承継・引継ぎ支援センターホームページ「おしらせ」の申込フォーム、またはチラシ記載のQRコードからお申し込みください。

https://www.kyoto-shoukei.go.jp/

講師

大澤真介

京都府事業承継・引継ぎ支援センター サブマネージャー/中小企業診断士

M&Aによる事業承継を、売り手・買い手の双方で経験。承継の前後に社内で起きることを、現場の従業員としてその渦中で経験。リユース業界で約20年、店舗運営から経営企画・財務管理まで幅広く担当。独立後は、中小企業の事業承継や事業計画、資金繰り、DX支援などに取り組み、2026年4月より現職。

主催・後援

主催
京都商工会議所
京都府事業承継・引継ぎ支援センター

後援(予定)
日本政策金融公庫(京都支店・西陣支店)
京都銀行
京都信用金庫
京都中央信用金庫
京都信用保証協会

京都府事業承継・引継ぎ支援センターについて

京都府事業承継・引継ぎ支援センターは、国が設置する公的な事業承継支援機関として、京都府内の中小企業・小規模事業者を対象に、親族内承継、従業員承継、第三者承継(M&A)など、事業の引継ぎに関する相談・支援を行っています。

今回のセミナーでは、事業承継の具体的な手法だけではなく、その前段階にある「自社の価値を知る」という視点から、経営者が会社の未来について考えるきっかけを提供します。

本件に関する取材・お問い合わせ

京都府事業承継・引継ぎ支援センター (担当:梅原)

TEL:075-353-7120
Email:sjb@kyo.or.jp

ホームページ:
https://www.kyoto-shoukei.go.jp/

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会社概要

URL
https://www.kyoto-shoukei.go.jp
業種
サービス業
本社所在地
京都府京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町 京都経済センター7階京都商工会議所内
電話番号
075-353-7120
代表者名
梅原克彦
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年04月