「AX CAMP」サービス開始から8か月で伴走支援1,112件、契約社数97社に拡大。株式会社AX、2025年の年間総括を発表

株式会社AX(本社:福岡県福岡市、代表取締役:石綿文太)は、AI導入・研修支援事業における2025年の年間総括を発表いたします。
2025年の取り組み実績
伴走支援プロジェクト1,112件を突破。多様な業界・業務でAI活用を支援
2025年、AXは企業規模や業界を問わず、さまざまな現場でAI活用の伴走支援を実施してきました。
広告・マーケティングをはじめ、IT・SaaS、製造、介護・福祉、小売、教育、スタートアップなど、業種の異なる企業において、日常業務に根ざしたAI活用支援を行っています。
支援内容は業務効率化にとどまらず、日常業務の自動化によって生まれた時間やリソースを、事業成長や新たな取り組みに活かすことまでを見据えた設計が中心です。
これらの伴走支援は、1社の中で複数の部署・業務にまたがって相談が広がるケースが多く見られました。一つの業務改善をきっかけに「他の業務にもAIを活用できそうだ」という声が上がり、継続的な検討・実装につながっています。
AXでは、こうした業務横断的な相談に対し、企業ごとの状況に合わせて優先順位を整理しながら、段階的にAI活用を進める支援を行ってきました。
「AX CAMP・AX DIVE・AI顧問」累計契約社数97社に拡大

2025年4月にスタートしたAI研修「AX CAMP」を始めとした「AX DIVE」「AI顧問」は、企業の実務に即したAI活用支援を軸に、多くの企業に導入されてきました。2025年末時点での契約社数は97社となっています。
受講後アンケートでは、9割以上の企業が「満足」と回答しており、研修内容や支援の進め方に対して高い評価が寄せられています。
「AX CAMP」は、AIの基礎理解にとどまらず、各社の業務内容を踏まえた活用設計や、実務への具体的な落とし込みまでを扱うプログラムです。研修期間中に整理した業務や課題をもとに、その後の伴走支援へと自然につながる設計となっています。
こうした構成により、単発の研修で終わらず、現場での活用を前提としたAI導入の第一歩として評価されるケースが多く見られました。
実際の支援事例としては、
・月間100時間を超える業務削減につながった
・広告運用の補助業務をAIに任せ、企画や改善に時間を使えるようになった
・社内資料作成の工数を削減し、意思決定のスピードが向上した
などのケースが生まれています。
これらの事例については、実績インタビューとして順次公開しております。
AI活用に触れる機会を、社内外に向けて継続的に提供

AXでは2025年、AI活用を検討する企業や導入企業に向けて、さまざまな形でAI活用に触れる機会を提供してきました。
自社主催のウェビナーをはじめ、業界イベントやカンファレンスへの登壇などを通じて、最新のAI動向や実務での活用ポイントを発信しています。
また、「AX CAMP」を導入している企業に向けては、新しいAIモデルやツールをAX側で検証し、実務に活用できる形に整理したうえで共有する勉強会も実施。導入後も継続して知見をアップデートできる場づくりを継続してきました。
AIと働く組織づくりを、自社で実践
AXでは、AIを業務の補助ツールとして扱うのではなく、AIと共に働くことを前提とした組織運営を行っています。
日々の業務では、コミュニケーションや情報整理、企画立案などにおいて、AIが常に関与する環境を整え、業務の進め方や役割設計そのものをアップデートしてきました。
こうした取り組みにより、AIを前提にスケジュールや体制を組む働き方が社内に定着しています。
また、新しいAIモデルやツールについては、まずAX社内で検証を行い、実務での有効性や課題を確認したうえで、研修や伴走支援の内容に反映しています。
社内での実践と検証を重ねることで、AI研修や支援サービスそのものも進化してきました。AXは今後も、自らがAIと働く組織であり続けることで、実践に基づいた知見をクライアントに還元していきます。
2025年によく相談された業務テーマ
ここからは、AI研修「AX CAMP」「AX DIVE」「AI顧問」にてクライアント企業から多く寄せられた相談を解説します。
業務の中で、AIが力を発揮しやすいポイントをどう見極めるか
2025年にクライアント企業から寄せられた相談を振り返ると、共通して多かったのは「どのツールを使うか」よりも、自社の業務のどこにAIを組み込むと効果が出やすいのかを見極めたい、という内容でした。
特に、広告・マーケティング領域に関わる業務では、日々の運用やチェック、制作、集計など、人の判断や作業が積み重なった業務が多く、そこにAIをどう組み込むかという相談が多く寄せられました。
一方で、そこで扱われていた課題は、業界固有のものというよりも、多くの企業に共通する業務構造の課題として整理できる内容でした。
判断や確認が発生する業務における、役割分担の整理
広告表現のチェックや事実確認、社内ルールに基づく判断業務など、人が最終判断を担う前提の業務について、AIをどの工程に組み込むかを整理したい、という相談が多く見られました。
AXの支援では、判断の観点や基準を言語化し、一次的な確認や情報整理をAIに任せ、最終判断を人が行う、という形を中心に業務フローを設計しています。
この整理によって、判断の質を保ったまま、日常業務にかかる時間や負荷を軽減する取り組みが進められました。各作業の手戻りや担当者の負担が減り、企業全体で月間100時間以上の業務時間削減につながったケースも生まれました。
集計やレポート業務を支えるデータの整え方
レポート作成や数値管理に関する相談では、集計作業そのものよりも、データの持ち方や構造をどう整えるかに焦点が当たるケースが多くありました。
必要な情報を整理し、将来的な集計やAI処理を想定した形に整えておくことで、日々の入力や更新作業を安定して回せる状態をつくることを目的としています。
このようなデータ整理の取り組みは、業界を問わず、多くの企業で共通して進められました。
クリエイティブ業務における、制作プロセスの整理
SEO記事やコンテンツ制作、画像生成など、クリエイティブ領域でのAI活用についての相談も多く寄せられました。
ここでは、記事構成や表現パターン、制作時の判断ポイントを整理し、制作プロセスを共有しやすい形に整えることが重視されています。
この整理によって、AIを制作の補助として組み込みやすくなり、日々の制作業務を安定して進められる状態づくりが行われました。仕組み化が進み、「専門スキルのないメンバーも即戦力として制作業務に取り組めるようになった」という事例も見られました。
詳しい事例については、実績インタビューとして順次公開しております。
1年を通して見えてきた伴走支援の共通点
2025年の相談全体を通してAXが重視してきたのは、業務フローやデータ、判断基準を整理したうえで、各社に合った形でAIを組み込むことです。
業務の中身を丁寧に分解し、どの工程にAIを使うのが適切かを一緒に考えることで、実務に根づくAI活用につなげてきました。
AXでは今後も、各社の業務構造や運用状況に向き合いながら、実務に根づくAI活用を伴走支援として継続していきます。
代表取締役CEO 石綿文太 コメント

2025年は、多くの企業がAI活用に取り組み始めた一年でした。
AXはこの1年、研修やツール導入にとどまらず、各社の業務内容に合わせた活用設計や定着支援を行ってきました。その結果、現場での導入が進み、業務改善につながる事例や、AI活用が組織の文化として定着するケースが数多く生まれています。
2026年も引き続き、企業の実務に寄り添ったAI活用支援を通して、働き方の改善と生産性向上に貢献してまいります。
2026年の展望|「AIと共に働く」を、これからも
AXはこれまで、クライアント企業の現場の声を受け取りながら、研修内容や支援の進め方を少しずつアップデートしてきました。
業種や組織規模、AI活用の進捗によって、求められる支援の形は異なります。AXはその違いに向き合いながら、各社に合った形でのAI活用を支援してきました。
今後も、クライアントとの対話を重ねながらサービスを磨き続け、「AIと共に働く」という考え方が、より多くの企業に届くよう取り組みます。引き続き、現場に寄り添った支援を通じて、AI活用が日常業務に根づく環境づくりを支援してまいります。
株式会社AXとは?

株式会社AXは、「1000万時間を解放し、世界の創造性を爆発させる」を掲げ、AI研修やAIシステム開発を通じて企業の業務効率化と価値創造を支援しています。AIを“使う”だけでなく、“AIと働く組織づくり”を実践し、生産性向上と働き方改革を後押ししています。
【会社概要】

会社名:株式会社AX
所在地:福岡県福岡市中央区大名1-3-29-7F
代表者:代表取締役CEO 石綿 文太
公式サイト:https://a-x.inc/
事業内容
・AI研修/開発事業
・広告代理業
・組織開発コンサルティング業
・有料人材紹介事業
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社AX
広報担当:竹内
Email:pr@a-x.inc
Tel:090-7137-0960
すべての画像
