【lotsful調査】生成AI、「導入」から「定着」へ新たな壁 会社員の67%が業務の「属人化」による効率悪化を実感

~AIの「導入実施」56.3%に対し、「深い定着」は24.5%にとどまる 約6割が「自社リソースだけでの解決は困難」と回答~

株式会社lotsful

株式会社lotsful(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:田中 みどり)が運営する副業プロフェッショナル人材の活用支援サービス『lotsful(ロッツフル)』( https://lotsful.jp/ )は、20〜40代の会社員660名を対象に「社内AI定着と外部人材活用に関する実態調査」を実施いたしました。

生成AIをはじめとするAIツールの企業導入が広がるなか、課題は「導入すること」から「日常業務に定着させ、成果につなげること」へ移りつつあります。本調査では、企業における生成AIの導入・活用実態から見えてくるAIの現場定着を阻む組織課題と、その解決に向けた外部の専門人材活用の可能性について分析しました。

◾️調査サマリー

・AI定着の「二極化」が進行: 生成AI等の導入企業は5割を超えるものの、日常業務に深く定着している企業は24.5%にとどまる。定着を阻む要因は「試行錯誤する時間の不足(33.0%)」や「伴走する専門人材の不在(29.9%)」。

・ 現場の7割弱が「属人化」に苦慮: 67.0%が属人化による効率悪化を感じており、57.8%が「自社リソースのみでの解決は困難」と回答。75.2%が週1〜2日などの「外部プロ人材のスポット参画」による課題解決に期待を寄せている。

・外部人材活用でAI活用の定着率は「7倍」: 外部プロ人材を活用し成果を出している企業では、AI活用の定着率が69.9%に達する一方、内製のみの企業では11.1%にとどまる。成功の要因は「依頼業務の明確な切り出し(36.1%)」と「スポット活用によるコスト調整(34.9%)」。

◾️調査結果詳細

AI導入企業は5割超も、現場への定着は2割強。最大の壁は「時間」と「専門人材の不在」

職場でのAIツール導入状況について尋ねたところ、「導入済み」の回答率は合計で56.3%に達したものの、「日常業務に深く定着している」との回答は24.5%にとどまり、現場への定着については課題が残る結果となりました。

定着が進まない理由としては、「AIの活用方法(プロンプト等)を試行錯誤する時間がない(33.0%)」が最多となり、「現場に使い方をレクチャー・伴走してくれる専門人材が不在(29.9%)」、「AIに読み込ませる社内データや過去資料の整理ができていない(28.4%)」が拮抗しており、現場の負荷とノウハウ不足が主な原因となっています。

67.0%が「属人化」による効率悪化を実感。「自社リソースのみで解決困難」が約6割

現在の職場で、特定のベテラン社員しかやり方がわからない、過去の資料が見つからないなど業務の「属人化」による効率悪化を感じることがあるかを尋ねたところ、「頻繁に感じる(23.1%)」「たまに感じる(43.9%)」となり、属人化による効率悪化を感じている会社員の割合は67.0%に上りました。

属人化に課題を感じていると回答した人に対し、AI活用などによる取り組みを「社内の人員・ノウハウだけで解決できそうか」を尋ねると、「通常業務の負担が大きく、社内メンバーだけでは手が回らない(42.9%)」が最多回答となりました。「社内にノウハウを持つ人材がおらず、どう進めていいかわからない(14.9%)」と合算すると、合計57.8%が「自社リソースのみでの対応は困難」だと感じており、内製のみによる推進の限界が浮き彫りとなっています。

75.2%が「外部プロ人材のスポット参画」に期待。求められるのは「型化」と「伴走」

続いて、「もし、職場でAI活用やナレッジ整理のプロ(副業・フリーランス等)が週1〜2日などのスポットで参画した場合、課題は解決に向かうと思うか」と尋ねたところ、「非常に解決に向かう(27.2%)」「やや解決に向かう(48.0%)」を合わせて75.2%が期待を寄せていることがわかりました。特に、経営者・経営幹部(63.6%)、経営企画(50.0%)、事業企画(68.8%)、営業企画(56.0%)といった、社内の生産性向上や戦略推進を担う企画系職種において「非常に解決に向かう」と回答した割合が全体(27.2%)を大きく上回り、高い期待感が伺えます。

また、期待する役割としては、「社内データの整理やAI学習用データの『型』づくり(38.5%)」や「現場社員へのレクチャー・ルール作り(36.5%)」が上位を占めました。

一方で、外部プロ人材が参画しても「課題解決に向かわない」と答えた回答者に懸念点について尋ねると、「週1~2日のスポット関与だけで、本当に成果が出るのか不安(42.7%)」「セキュリティや機密情報の取り扱いに関する社内調整・稟議が難しそう(40.8%)」に次いで、「どのような業務を切り出して依頼すればいいか自社で整理できない(31.1%)」という“切り出しの壁”が挙げられています。

外部人材を活用する企業は、AI活用の定着率が「69.9%」と非活用企業の約7倍に拡大

DXやAI活用プロジェクトにおいて、外部人材を「すでに積極的に活用し、成果が出ている」と回答した企業は全体の13.4%で、成功要因のトップには「依頼する業務範囲を明確に切り分けたため(36.1%)」が挙げられました。

また、外部人材の活用状況とAI活用の定着度をクロス分析した結果、外部プロ人材を活用して成果を出している企業では、69.9%が「AIがインフラとして深く定着している」と回答しました。一方、外部人材を活用せず自社のみで推進する企業での深い定着率は11.1%にとどまり、約7倍もの格差が生じていることが判明しました。

■代表取締役CEO田中みどりによる分析コメント 

「AIツールを契約・導入したものの現場で使われない」という悩みの根底には、社内データの不備や通常業務に追われ改善に手が回らないことによる、『属人化とリソース不足の負のスパイラル』が存在します。今回の調査で注目したいのは、AIツールそのものの問題だけではなく、これまで企業内に存在していた業務やナレッジの属人化が、AIを活用しようとする段階で改めて課題として顕在化していることです。

AI活用のブレイクスルーの鍵は、単にAIに詳しい人材を採用することではありません。既存業務を棚卸しし、属人的なノウハウを整理し、AIを活用できる業務プロセスへと変えていく役割が重要です。こうした取り組みは、必ずしもフルタイムの採用や高額なコンサルティングではなく、週1〜2日程度で業務整理やプロンプト構築などの『型づくり』を伴走・支援してくれる外部人材をアサインすることも、有効な選択肢の一つだと考えます。

lotsfulでは、大企業が直面しやすい「どの業務を外部に任せるべきか」という業務の切り出し段階から伴走し、ピンポイントで成果を出すAI・DX副業人材のマッチングを支援しています。外部の専門性を必要なタイミングで取り入れながら、社内にノウハウや仕組みを残していくことで、AI時代における企業の「脱・属人化」を実現してまいります。

◾️調査概要

・調査手法:インターネット調査(Fastask)

・調査対象:20代〜40代の会社員(全国)

・調査期間:2026年8月28日(金)〜8月31日(月)

・対象人数:660人

■副業プロフェッショナル人材の活用支援サービス『lotsful(ロッツフル)』について

『lotsful』は、企業の事業・組織課題と、現役のプロフェッショナル人材をつなぐ副業人材活用支援サービスです。事業開発、マーケティング、営業、人事、広報などのビジネス領域を中心に、利用企業数2,800社超、5万件以上の案件を支援しています。※2026年8月時点

企業には、課題整理やプロジェクト設計から人材提案、契約・オンボーディングまで伴走し、外部の専門性を事業成長に取り込む仕組みづくりを支援。個人には、現職などで培った経験・スキルを活かし、新たな企業・プロジェクトに挑戦できる機会を提供しています。

企業向けサイト:https://lotsful.jp/brand/lp

副業を希望する方向け:https://lotsful.jp/

■株式会社lotsfulについて

株式会社lotsfulは、個人が持つスキルや専門性を企業の枠を越えて活かし、人と企業の新たな挑戦を生み出す人材サービス企業です。副業プロフェッショナル人材の活用支援サービス『lotsful』を通じて、企業には外部の専門性を活かした事業・組織変革を、個人には経験やスキルを活かしてキャリアの可能性を広げる機会を提供しています。

2026年8月よりアカツキグループに参画しています。

https://corp.lotsful.jp

■『lotsful』サービスご利用に関するお問い合わせは、以下メールアドレスからお願いいたします

support@lotsful.jp

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会社概要

株式会社lotsful

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URL
https://lotsful.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都品川区上大崎2-13-30 oak meguro 8階
電話番号
-
代表者名
田中みどり
上場
未上場
資本金
4500万円
設立
2026年05月