おとひめさま公演前夜祭開催される/銀座NAGANO
8月1日(水)2日(木)GINZA SIXの観世能楽堂で公演されるひとり文芸ミュージカル「乙姫」。去る7月26日(木)公演前夜祭が「銀座NAGANO」にて開催された。
信州の浦島伝説 ~ひとり文芸ミュージカル「乙姫-おとひめさまー」公演前夜祭~
長野の木曽地方にも伝わる浦島の伝説。その長野県のアンテナショップで開催された今回のイベント。
劇中歌われる「浦島」は、長野県出身の島崎藤村の詩である。GINZA SIXに移築された観世能楽堂の能舞台で演じられる「乙姫」は一体どんな作品なのか。
本公演を応援する銀座の元「香十」代表の稲坂良弘氏と俳人 稲畑廣太郎氏も駆けつけ、前夜祭を大いに盛り上げた。
~原作「浦島伝説」(万葉集)、原案「浦島」(島崎藤村「落梅集」より)による本作品の魅力とは~
音楽・演出を手掛ける神尾憲一と、主演の乙姫役、源川瑠々子(みながわるるこ)によるトークショーでは、「乙姫」について、島崎藤村の詩がまるで最近のロマンティックなテレビドラマのようだという話から、日本古来の舞踊である沖縄舞踊を取り入れているという話まで、今回能舞台で演じられる作品の魅力を存分に語った。
そして、銀座と縁が深い香の伝道師 稲坂良弘氏による「銀座と香物語」の講話。「香」の歴史は、銀座と深い関わりがあるという内容の話は、文学座の演劇人でもあった氏の語り口もあり、会場は興味津々の雰囲気に包まれた。
続けて行われた、俳誌「ホトトギス」主宰の稲畑廣太郎氏選による「句会」は、来場した全員が参加し、「サングラス」という季題で作られた数々の俳句に、時に笑いあり、感嘆の声が上がるなど大いに盛り上がった。
イベントの締めくくりには「乙姫」の出演者、そして特別講座として登壇する「生と死を考える会」副理事長で白百合女子大学学長の田畑邦治氏、能を専門とする文学博士の倉持長子氏も紹介された。
夏休み中の8月初頭。銀座の中心地の能舞台が竜宮城となる。
<<公演情報>>
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ひとり文芸ミュージカル 「乙姫 ーおとひめさまー」 能舞台版
原作:万葉集「浦島伝説」 原案:島崎藤村「浦島」
日時:8月1日(水)14時開演
8月2日(木)14時開演
会場:観世能楽堂 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX B3F
脚本:スミダガワミドリ 音楽・演出:神尾憲一
出演:乙姫役 源川瑠々子(みながわるるこ) 前口上 柳志乃、鳴戸瑶姫
<特別講座> 8月1日(水)田畑邦治(白百合女子大学学長)
8月2日(木)倉持長子(文学博士)
※公演前約20分間
チケット:SS席12,000円 S席9,000円 A席7,000円 B席5,000円
チケット取り扱い:まるる事務局 TEL 03-5822-0318
観世能楽堂 TEL 03-6274-6579
公式サイト http://maruru.net/otohimesama/
協力:築地魚市場魚河岸会
協賛:和のまるる/アロワナ株式会社/株式会社ブルーレディオ・ドットコム
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