土屋アンナさんも応援に駆けつけた！ランコムの石巻女性支援プログラム2016年も開講！

東日本大震災後の支援プロジェクト“Eyes for Future by ランコム”

石巻から世界に発信！！～ランコム、ＮＰＯ石巻復興支援ネットワークと石巻市、地方創生にむけて～

日本ロレアル株式会社が展開するラグジュアリー化粧品ブランド ランコムは、宮城県石巻市で震災後より女性の自立をサポートする “Eyes(アイズ)For(フォー)Future(フューチャー)byランコム(未来へ向けたまなざし）”の2016年度プログラムの開講式を昨日、石巻市遊学館にて執り行いました。

 

Eyes for Future byランコムは、民間企業（ランコム）、地元ＮＰＯ（石巻復興支援ネットワーク）、行政（石巻市）の３者の協働のもと、「女性が輝く、石巻が輝く」（女性の力で石巻を輝く街に）を目指し2013年に開設した女性支援のプログラム。　復興の状況、変化に応じて講座内容を毎回刷新し、地域住民の要望に沿った企画となっていることも特徴のひとつです。　パソコン、コミュニケーション、ビジネス講座などの実務を学べる講座だけではなく、地元石巻の先輩起業家によるメンタリングや様々な分野で活躍中の女性を講師に迎えたセミナーやワークショップなど、「地方」（地元）と「女性」の視点を活かしたユニークな講座を提供しています。3年間で81名が修了しました。

そして、本年も2015年度と同じく“起業で地方創生を実現する”ために、ネットを通じた情報発信力を強化する講座を含む、女性起業家育成コース開講します。

「女性が輝くまち！石巻からはじまる！」というテーマの2016年。2011年から支援活動を続けているランコムは石巻の女性支援プロジェクトはじめて5年を迎えましたが、本年はよりSNSを駆使して、石巻から世界に発信していけるような技術とノウハウを学べるコースにして、より女性起業家を目指す受講生の皆様に広い知識をご提供していきたいと考えています。

 

8日に行われた開講式にて、石巻復興支援ネットワークやっぺす代表の兼子佳恵は「震災からやっぺすを立ち上げ、活動を続けてきましたが、2013年よりランコム、石巻市と連携して、地元の女性たちを元気に、実践的に活躍できるような活動を続け、4期生を迎えました。女性たちのフィールドを家の中だけでなく、外でもコミュニティを作り、活動することが地方創生にもつながり、石巻を活気づけていると思います。これから半年、このプログラムをやり終えたら、きっとまた少し成長した自分に出会えると思うので、ぜひ頑張ってほしいと思います。」と受講生の背中をおしました。ランコム事業部長の都築誠也は「本日3月8日は国際女性デーです。まさにこの日にEyes For Future by　ランコムの2016年開講式を開催できたことは光栄です。石巻のパワフルな女性たちが、このプログラムを通して世界に発信していけたらという想いです。毎年修了式でお会いした時のみなさんのお顔が、とても自信に満ち溢れているので、今年も楽しみです。」とこのプログラムに対するブランドの意気込みを発表しました。

 

土屋アンナさんのトークセッションでは、150名以上の方が集まりました。3月11日、偶然にも東日本大震災と同じ日が誕生日の土屋さんに震災に対する自身の想いを語って頂きました。「これまでにもいくつかの支援活動に参加し、パワフルな現地のみなさんとの交流で逆に自分が元気づけてもらいました。声を掛け合って、手を取り合う。人間は協力し合いながら、困っている人がいたら手を差し伸べて、笑い合い、生きていくのだなと感じています。」と語りました。

 

また、シングルマザーとして2人の男の子を育てながら芸能活動をされている土屋アンナさん。これから起業家コースを受ける受講生たちに「全部を完璧にすることは不可能。一人で抱え込まないことが大事です。私も周りの力をかりながら子育てと仕事をしています。常に前を向いて生きていく。もちろん落ち込むこともありますが、なんでもポジティブに考えたいと思っています。明るい明日を考えながらお互い頑張りましょう！」とエールを送りました。