離島やコミュニティの知恵から学ぶ市民大学「シマビト大学」を5月設立へ。創立資金と参加者募集のためのクラウドファンディング開始

~オンラインと現地訪問のハイブリッドで「心豊かに生きる力」を学ぶ~

認定NPO法人離島経済新聞社

認定NPO法人離島経済新聞社(九州島本部・大分県日田市/東京本部・東京都世田谷区/代表理事・多和田温子 ※活動名 鯨本あつこ)は、2025年5月にオンライン講座と現地を訪問する合宿のハイブリッド形式で「心豊かに生きる力」を学ぶ市民大学「シマビト大学」創立いたします。

創立に向け、2月20日から創立資金や受講生を募るクラウドファンディングを開始いたしました。目標金額は280万円で、募集期間は3月23日(日)23:59までとなります。

オンライン+リアルなシマ合宿で仲間と共に深い学びを

「シマビト大学」は、人口減・高齢化・地球沸騰化が進行する時代において必要となる「心豊かに生きる力」を、離島などの豊かなローカルに学ぶ市民大学です。企画する認定NPO法人離島経済新聞は2010年より有人離島地域にフォーカス。島の人々が持つ「心豊かに生きる力」を、自社メディア『ritokei』から社会に届けてきました。

「シマビト大学」はこれまでメディアを通じて届けてきた好例を、リアルに学べる市民大学になります。講師は離島をはじめ豊かなローカルで活躍するキーマンや専門家など。

受講方法は、島に学ぶメディア『ritokei.com』内に併設される専用ページから申し込み、全3回のオンライン講座を受けたのちに、離島や中山間地域で開催される「シマ合宿」に参加するオンラインとリアルのハイブリッド形式。

創立に際して、初期運営費や広報費用として280万円を募るほか、創立記念講座として、『世界がかわるシマ思考-離島に学ぶ、生きるすべ』(issue+design)のメイン著者である認定NPO法人離島経済新聞社 代表理事・鯨本あつこが講師となる、「基本のシマ思考」(合宿地:奄美大島)、「地域を支えるシマ思考」(合宿地:甑島列島)、「たのしいシマのつくり方」(合宿地:五島列島)の受講生を、クラウドファンディングで募集しています。

予測困難な時代だからこそ必要な「心豊かに生きる力」を育む

国内約400島の有人離島地域やへき地は、商業施設やサービスが限られる地域が多い分、住民の創意工夫や共助力が発揮されやすい環境にあります。

書籍『世界がかわるシマ思考-離島に学ぶ、生きるすべ』では、「シマに学ぶべきポイント」として、「利他的生き残り」「ないから生まれる創造力と生きる力」「足を知るが当たり前」「地球と生きる豊かな感覚」「課題も可能性もみえる日本の縮図」を紹介。これらもシマビト大学で学べる「心豊かに生きる力」となります。

地方創生・二地域居住促進法の流れを後押し

自然と人と共生する哲学・実学・文化が残る一方、急激な人口減少により存続の危機にある離島・へき地は少なくありません。「シマビト大学」では、自治体や民間企業とのコラボ講座も随時募集。

人口減少に悩む地域にとって「シマビト大学」は、関係人口・ふるさと住民(二地域居住者)・移住定住者を地域に呼び込む仕組みとなり、国が推進する二拠点居住の拡大にも貢献します。

「シマビト大学」では、関係人口や二地域居住者として新たに地域と関わりたい人々と地域社会との間で生じやすいミスマッチの防止策として、オンライン講座+シマ合宿のステップを採用。

「シマビト大学」により生まれる交流人口が人材獲得につながった場合には、移住促進や採用募集にかかるコスト削減も期待できます。

「豊かさ」をフェアトレードし、しなやかな島国へ

「シマビト大学」は、日本列島内において、ヒト・モノ・コト・情報・お金が集中する地域と、それらが限られる地域で生きる人々が、互いが持つ「豊かさ」をフェアトレードできる仕組みでもあります。

世界6位規模の海洋面積(EEZ)を誇り、東西南北3,000キロメートルに広がる島国・日本において、「シマビト大学」は、離島地域までを含めた離島経済新聞社のネットワークをベースに、経済資本、自然資本、社会関係資本の持続可能な循環を促すことで、しなやかな国づくりに貢献してまいります。

3月23日まで支援・受講生を募集

3月23日まで行うクラウドファンディングでは多様なリターンも用意。創立応援カンパや限定グッズ、受講チケットのほか、島に学ぶメディア『ritokei』の記者の取材に同行できる一日編集部員チケット、シマ思考を学ぶ社員研修チケットなどのリターンから選択いただけます。

「シマビト大学」の詳細はCAMPFIREのプロジェクトページに掲載。プロジェクトの紹介や支援の呼びかけのため、公式SNSを通じたライブ配信イベントも開催してまいります。

認定NPO離島経済新聞社のミッションは、学びと共創でシマ・人・社会をつなぎ、つよく、たのしく、あたたかいシマとヒトがあふれる社会をつくること。「シマビト大学」では、都市と地域を「学び」でつなぎ、持続可能な地域および日本列島の未来づくりに貢献してまいります。

認定NPO法人離島経済新聞社について

2010年、「豊かさ」を求めて世田谷ものづくり学校の社会人スクールに通いはじめた鯨本あつこ(現・離島経済新聞社 代表理事)が同級生と共に設立。「心豊かに生きる力」が密集する離島地域の可能性を啓発するため島に学ぶメディア『ritokei』を発行。フリーペーパー版『季刊ritokei』は平均1.5万部を季刊発行。全国約170離島を含む1,300ヶ所の公式設置ポイントより配布。フリーペーパーと連動するウェブメディア『ritokei.com』や島と親子をつなぐ『シマ育コミュニティ』も運営。メディア運営を軸に構築した全国の島々とつながるネットワークを活かし、島と人をつなぐ交流促進事業や、島の魅力を育てる魅力化推進事業などを、企業や自治体等と共創。2025年2月4日に、公益性の高い事業活動と運営体制が認められ「認定NPO」取得。最大50%が税控除対象となる寄付・会費を活用し、島の現地スタッフやパートナーに仕事をつくることで離島地域に資金を循環させ、島国を活性化させる新たな経済循環の構築を目指している。

認定NPO法人離島経済新聞社の目指す未来

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会社概要

URL
https://ritokei.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
大分県日田市大字田島161-3
電話番号
-
代表者名
多和田温子(通称・鯨本あつこ)
上場
未上場
資本金
-
設立
2014年02月