梼原町(高知県)をモデルとした遠隔診療の実証実験プロジェクトに関する包括連携協定を締結

高齢化・過疎化が予想される中山間地域において、持続可能な遠隔医療システムとして「ヒポクラ」を用いた将来的な医療サービスの確保につなげる効果検証を実施

株式会社エクスメディオ(代表 物部真一郎、以下エクスメディオ)は、高知県高岡郡梼原町(町長:矢野富雄、以下「梼原町」)および株式会社みずほ銀行(頭取:藤原弘治、以下「みずほ銀行」)と「遠隔診断・医療用人工知能(AI)の実証研究プロジェクトに関する包括連携協定」(以下、「本協定」)を締結いたしました。


本プロジェクトでは、梼原町をモデルに高齢化・過疎化が予想される中山間地域で医療サービスを将来にわたり確保する手段の1つとして、梼原町が開設する梼原町立国民健康保険梼原病院(以下、「梼原病院」)において、エクスメディオが開発した臨床課題解決のための医療者向けサービス「ヒポクラ」を用い、遠隔診療の安全性及び有用性に関する効果検証を行うとともに、将来的な医療用AIの研究に繋げていきます。そして、高齢者の受診躊躇による病気の重症化を予防するなど予防型社会にシフトし、将来にわたる医療サービスの確保につなげていきます。 

梼原町は、高知県西部に位置し町面積の91%を森林が占める自然豊かな中山間地域です。少子高齢化による人口減少等を背景に、長年にわたり地域包括ケアシステムを梼原病院と保健福祉支援センターが一体となって充実させ、多職種連携による支え合いの命を守っていく仕組みにより、町民が住み慣れた地域で安心して暮らしていける町づくりを目指しています。また、梼原病院は地域医療を支える「へき地医療拠点病院」としての機能充実を図り、町民の不安の解消につなげています。梼原病院の池田院長によると、同病院は総合診療を中心とした医療体制を敷いているため、このような形で専門医のサポートを受けることができるようになることは、病院、そして地域住民にとっても非常に有益であると話しています。

みずほ銀行は、グループ全体での”総合金融コンサルティング“の発揮に努め、お客様のあらゆる金融ニーズに積極的に対応しています。本協定によりみずほ銀行は、グループリソースを活用したコンサルティングの提供や、取引病院の紹介による実証研究の発展支援、実証研究に関する資金提供等を通じ、本プロジェクトの支援をします。

エクスメディオは、「テクノロジーの力により健康寿命を向上させること」をミッションに掲げ、臨床課題解決のための医療者向けサービス「ヒポクラ(旧ヒフミル) ※1」を提供するとともに、臨床課題を解決するための医療x人工知能(AI)の研究開発にも注力しています。現在は深層学習などの機械学習技術を用いて皮膚科疾患および眼科疾患の自動診断AIの研究開発を進める傍ら、臨床に役立つAIの適用例として、膨大な数の医療論文を学習し、医師から提示された一定量の文章から適切な論文を推定し提示する「関連論文検索AI」を開発し、すでにヒポクラの中で実用化しています。また、総務省をはじめとした事業支援プログラム採択や政府の官民対話で事例に上がるなど、行政からも注目を集めています。

効果的・効率的な遠隔診療やAIを活用した診断支援は、政府の「未来投資戦略2017」が示す重要政策でもあります。梼原町、みずほ銀行およびエクスメディオは、本プロジェクトが人口減や高齢化社会への対応、延いては地方創生にもつながるとの認識に基づき、我が国の課題解決に向けた取組みを進めていきます。
 



※1 2016年12月、医療全般の治療精度向上を目指すサービスとして「ヒフミル」より「ヒポクラ」へ名称変更

【エクスメディオ 概要】株式会社エクスメディオ (https://exmed.io/) 代表取締役 物部 真一郎 本社:高知県高知市  設立:2014年12月 事業内容:インターネット等のネットワークシステムを利用したモバイル向け医療支援ソフトウェア・ ITサービスの企画・研究・開発、人工知能の研究・開発
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