クラウドのコスト削減は、予約型定額インスタンスの活用とコスト分析が鍵に!
〜モビンギ、ITRホワイトペーパー『Cloud User Analysis vol.2 クラウド利用企業によるコスト管理・経理業務の状況』を公開 〜
本ITRホワイトペーパーから調査結果の一部を、以下のように発表いたします。
●クラウドサービスのコスト管理
同調査では、業種や利用プロバイダーを問わず、多くの企業が予約型定額インスタンスを利用してコスト低減に取り組んでいる一方で、コスト管理・経理業務においては専用の請求管理ツールやコスト分析ツールを利用する企業は30%未満であり、多くの企業が表計算ツールのMicrosoft Excelを利用しているという結果が得られました。
また、多くの企業が「Microsoft Excel」や「クラウドプロバイダーの提供する機能」といった日常的に使用するツールで請求処理を行っています。一方で、クラウド専用ツールの請求管理ツールにも一定の利用率が見られ、今後の普及が期待されています。
請求処理で利用しているツール(複数回答)
出典:ITR(2019年3月調査)
また、本レポートの前編となるITRホワイトペーパー「国内企業におけるクラウド活用状況と現有課題」(モビンギが2019年5月9日にWebサイトで公開 https://mobingi.com/jp/news/posts/cloud-user-analysis-v1/ )に掲載されている「クラウド利用における運用コスト削減効果」の調査結果と、本日公開の後編のレポートに掲載されているコスト分析に関する2つの調査結果を以下に示します。
クラウド利用における運用コスト削減効果
出典:ITR(2019年3月調査)
業種別に見るコスト分析の実施状況(上)とコスト分析ツール(下)
出典:ITR(2019年3月調査)
モビンギは、オンプレミスのシステムをクラウドに移行しコストが「大幅に削減された」企業は16%に留まることから、「やや削減された」と回答した企業を含め、8割以上の企業においてさらなるコスト削減効果を得られる余地があると考えます。また、企業はコスト分析には積極的に取り組みつつも、そのためのツールとしては専用ツールではなく、いずれの業種でも過半数が一般的な表計算ツールで行なっているという実態が明らかとなりました。
モビンギでは「予約型定額インスタンス」の活用はもちろんのこと、無駄なリソースの早期発見などを含めたクラウド専用のコスト分析環境を整えることが、コストの低減の鍵となると考えています。
【ホワイトペーパーのダウンロードURL】
本ホワイトペーパーは、以下よりダウンロードいただけます。
ITR White Paper
『Cloud User Analysis vol.2 クラウド利用企業によるコスト管理・経理業務の状況』
https://go.labs.mobingi.com/cloud-user-analysis-v2
【目次】
第1章 クラウドサービスの請求・課金
・クラウドサービスの経費処理
・利用部門への課金
第2章 クラウドサービスへのコスト管理
・予約型定額インスタンスの活用
・クラウドサービスのコスト分析
結論
【調査対象】
2019年3月に年商1億円以上かつ従業員数100人以上で、IaaS/PaaSを利用している国内企業の担当者を対象に「クラウド活用度調査」を実施(有効回答:946件)
【モビンギ株式会社について】
会社名
モビンギ株式会社(MOBINGI KK)
設立
2015年1月
代表者
代表取締役 新井俊悟
本社所在地
東京都港区元赤坂1-3-9 K-Frontビル 5階
URL
https://mobingi.com/
提供サービス
・クラウドコスト削減ツールMobingi Wave
(https://mobingi.com/jp/product/wave/)
・クラウド経理自動化ツールMobingi Ripple
(https://mobingi.com/jp/product/ripple/)
・クラウドライフサイクル支援ツール Mobingi Ocean
(https://mobingi.com/jp/product/ocean/)
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