【映画館でオペラを】世界的に大きな波紋を広げる「#MeToo」問題と絡みあうロイヤル・オペラ『トスカ』を徹底解説!!甘美な音楽を背景に、嫉妬や恐喝、拷問、殺人が展開!
英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2017/18 ロイヤル・オペラ『トスカ』4 月 6 日(金)より TOHO シネマズ 日本橋ほか、全国順次公開!!
バレエ、オペラともに世界最高の名門歌劇場、英国ロイヤル・オペラ・ハウスの人気公演の舞台映像を『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2017/18』と題し、東宝東和株式会社配給の元、TOHOシネマズ系列を中心とした全国の映画館で今年も順次上映中です。この度、本シーズン6作目、ロイヤル・オペラ『トスカ』が4月6日(金)より全国順次公開となります。
クラシック音楽専門TVチャンネル「クラシカ・ジャパン」編成・石川了氏の解説とともに、今回で9度目の再演となるジョナサン・ケント演出・人気演目『トスカ』の見所を一挙ご紹介!
性暴力やセクハラを告発する合言葉として、世界的ムーヴメントとなった「#MeToo」。発端となったハリウッド業界のみならず、クラシック音楽界でも著名な指揮者が告発されるなど、いまなお世界に大きな波紋を広げています。
この度、『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2017/18』がお贈りするプッチーニの名作オペラ『トスカ』は、1800年6月のローマを舞台にしていますが、パワハラ・セクハラの観点から現代の「#MeToo」問題とも絡みあうタイムリーな演目。政治犯の逃亡を助けた共和主義者の画家カヴァラドッシを捕らえたサディスティックな警視総監・スカルピア男爵は、「画家を無罪放免にする代償に」と画家の恋人・歌姫トスカに迫ります。恋人への呵責なき拷問に心が張り裂けるトスカが、意を決して最後にとった行動とは・・・。
石川了氏は本演目について、「いつの時代でも被害が生まれる土壌になっているのは、男性中心の上下関係が強い社会。オペラにおいても男性権力者の職権乱用がさまざまな形で題材になっていますが、その中でも強烈な悪役とヒロインで印象的なのが『トスカ』ではないでしょうか。」と本演目について解説。さらに、本公演の幕間に登場するナビゲーターのクレメンシー・バートン=ヒルも「このオペラは暴力や圧政を描いたタイムリーな作品ですが、中心にあるのは男性による権力の乱用で、嫌がる者に服従を強要している」と指摘。まさに昨今世界的に大きな波紋を繰り広げる、パワハラ・セクハラ問題「#MeToo」を想起させるストーリーとなっています。
また、本演目の見所としてあげられるのが、フィギュアスケートや映画(『007/慰めの報酬』など)でもお馴染みの有名アリアの数々。カヴァラドッシがトスカへの愛を歌い上げる「妙なる調和」、トスカに罠をかけたスカルピアが教会で荘厳に歌う「テ・デウム」、トスカが絶望の中で何故このような過酷な運命を与えるのかと神に訴える「歌に生き、恋に生き」、処刑前のカヴァラドッシがトスカを想い泣きながら歌う「星は光りぬ」など、美しい曲が満載。
そういった甘美な音楽を背景に、嫉妬や恐喝、拷問、殺人が展開していくこの演目は、国や時代を超えて「オペラはよくわからない」という方でも楽しめるのではないでしょうか。特に第2幕、スカルピアのパワハラとセクハラに抵抗するトスカとの二人芝居は、オペラ史上最も迫力のシーンとして必見です!
▼石川了(クラシック音楽専門TVチャンネル「クラシカ・ジャパン」編成)『トスカ』解説全文はコチラ
【URL】http://tohotowa.co.jp/roh/news/2018/04/02/tosca_column/
<ロイヤル・オペラ『トスカ』作品情報>
【作曲】ジャコモ・プッチーニ 【演出】ジョナサン・ケント 【指揮】ダン・エッティンガー
【出演】アドリアンヌ・ピエチョンカ(フローリア・トスカ)、ジョセフ・カレヤ(マリオ・カヴァラドッシ)
ジェラルド・フィンリー(スカルピア男爵)
2018年4月6日(金)よりTOHOシネマズ 日本橋ほか、全国順次公開
※ディノスシネマズ札幌劇場、フォーラム仙台、中洲大洋映画劇場でも公開いたしますが、公開日が異なります。詳しくは公式サイトをご確認ください。
■公式サイト:http://tohotowa.co.jp/roh/ ■配給:東宝東和
(C)ROH.PHOTO BY CATHERINE ASHMORE.
クラシック音楽専門TVチャンネル「クラシカ・ジャパン」編成・石川了氏の解説とともに、今回で9度目の再演となるジョナサン・ケント演出・人気演目『トスカ』の見所を一挙ご紹介!
性暴力やセクハラを告発する合言葉として、世界的ムーヴメントとなった「#MeToo」。発端となったハリウッド業界のみならず、クラシック音楽界でも著名な指揮者が告発されるなど、いまなお世界に大きな波紋を広げています。
この度、『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2017/18』がお贈りするプッチーニの名作オペラ『トスカ』は、1800年6月のローマを舞台にしていますが、パワハラ・セクハラの観点から現代の「#MeToo」問題とも絡みあうタイムリーな演目。政治犯の逃亡を助けた共和主義者の画家カヴァラドッシを捕らえたサディスティックな警視総監・スカルピア男爵は、「画家を無罪放免にする代償に」と画家の恋人・歌姫トスカに迫ります。恋人への呵責なき拷問に心が張り裂けるトスカが、意を決して最後にとった行動とは・・・。
石川了氏は本演目について、「いつの時代でも被害が生まれる土壌になっているのは、男性中心の上下関係が強い社会。オペラにおいても男性権力者の職権乱用がさまざまな形で題材になっていますが、その中でも強烈な悪役とヒロインで印象的なのが『トスカ』ではないでしょうか。」と本演目について解説。さらに、本公演の幕間に登場するナビゲーターのクレメンシー・バートン=ヒルも「このオペラは暴力や圧政を描いたタイムリーな作品ですが、中心にあるのは男性による権力の乱用で、嫌がる者に服従を強要している」と指摘。まさに昨今世界的に大きな波紋を繰り広げる、パワハラ・セクハラ問題「#MeToo」を想起させるストーリーとなっています。
また、本演目の見所としてあげられるのが、フィギュアスケートや映画(『007/慰めの報酬』など)でもお馴染みの有名アリアの数々。カヴァラドッシがトスカへの愛を歌い上げる「妙なる調和」、トスカに罠をかけたスカルピアが教会で荘厳に歌う「テ・デウム」、トスカが絶望の中で何故このような過酷な運命を与えるのかと神に訴える「歌に生き、恋に生き」、処刑前のカヴァラドッシがトスカを想い泣きながら歌う「星は光りぬ」など、美しい曲が満載。
そういった甘美な音楽を背景に、嫉妬や恐喝、拷問、殺人が展開していくこの演目は、国や時代を超えて「オペラはよくわからない」という方でも楽しめるのではないでしょうか。特に第2幕、スカルピアのパワハラとセクハラに抵抗するトスカとの二人芝居は、オペラ史上最も迫力のシーンとして必見です!
▼石川了(クラシック音楽専門TVチャンネル「クラシカ・ジャパン」編成)『トスカ』解説全文はコチラ
【URL】http://tohotowa.co.jp/roh/news/2018/04/02/tosca_column/
<ロイヤル・オペラ『トスカ』作品情報>
【作曲】ジャコモ・プッチーニ 【演出】ジョナサン・ケント 【指揮】ダン・エッティンガー
【出演】アドリアンヌ・ピエチョンカ(フローリア・トスカ)、ジョセフ・カレヤ(マリオ・カヴァラドッシ)
ジェラルド・フィンリー(スカルピア男爵)
2018年4月6日(金)よりTOHOシネマズ 日本橋ほか、全国順次公開
※ディノスシネマズ札幌劇場、フォーラム仙台、中洲大洋映画劇場でも公開いたしますが、公開日が異なります。詳しくは公式サイトをご確認ください。
■公式サイト:http://tohotowa.co.jp/roh/ ■配給:東宝東和
(C)ROH.PHOTO BY CATHERINE ASHMORE.
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