文化遺産のDXによる保全へ第一歩。無形文化遺産ダンサーのダンスモーションを公式3Dデータ化し、一般公開へ。
〜収益を還元して持続可能なエコシステムを形成するチャリティープロジェクト〜
https://gesrec.com/artist/180
チャリティープロジェクトの実施背景:
そこでGESRECでは、こういった現状を一人でも多くの方に知っていただくと共に、何世代にも渡って受け継がれてきた伝統舞踊を守っていくため、今回のプロジェクトを立ち上げました。
https://gesrec.com/artist/180
今回のプロジェクトでは、下記のような試みも行っています。
- 自由価格(Pay As You Wish)というプロセスを導入し、ユーザーが自由に価格を設定 *
- これまではコンテンツを購入したユーザーのみが閲覧できた、3Dでの閲覧を一般公開
コンテンツページ:https://gesrec.com/content/207
この試みによって、モーションのユーザーではないが文化遺産の保全に貢献したいという方にも気軽にご参加いただき、より多くの人にAsha Sapera氏の素晴らしいダンスを知っていただければければ幸いです。
Asha Sapera氏と無形文化遺産「カルベリヤダンス」について:
Asha Sapera氏はインドのラージャスターン州でジプシーダンサーとして伝統舞踊「カルベリヤダンス」を継承し披露しているトップダンサー。ラージャスターン州では古くから蛇使いを生業としていた民族で、踊りの中には蛇をモチーフとした動きが出てくることでも有名です。1972年の野生生物法が制定されて以来、蛇使いは職を追われてしまいしたが、歌や踊りのパフォーマンスはカルベリヤ族のアイデンティティとして受け継がれ、2010年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。
今後の展望:
GESRECは、このプロジェクトを第一歩として、これまで保全が難しかった”動き”に関する文化遺産を発掘、データ化し、収益をコミュニティへと還元していく活動を推進していきます。
昨今では3Dアートやメタヴァース空間が盛り上がりを見せており、アバターの作成方法の多様化などもある中で、これまで以上にモーションが必要とされ、活用されるシーンが増えています。
このような新しい表現の場において、文化遺産が活用されていくことによって「拡張」を伴った真の継承が進んでいくと考えており、その動きをサポートしていきます。
GESREC(ジェスレック) とは:
これまで不透明だった「動きの権利」に対してテクノロジーを駆使し、公式3Dモーションデータとして一般取引のできるマーケットプレイスです。収益の一部は著作権同様に半永久的にモーションの作り手に対して還元していきます。GESRECを通して、ダンサーをはじめとするモーション・クリエイターの方々の活躍場所が再定義され、さらなる拡張を経て世界をより豊かにするムーブメントの種を蒔いていきます。
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