業界初の導入形態 会話AIエージェント「LANGX Speaking」提供開始!オンライン英語学習プログラム『リンガハッカーズ』
個人の習熟度に合わせたスピーキングアセスメント
【LANGX Speaking導入背景】
LANGX Speakingは、AIキャラクターとの自然な会話により受験者のスピーキング力を測定してくれるテストです。能力判定では、表現の豊富さ・文法的正しさ・流暢さ・発音の良さ・一貫性・やり取りの6項目をそれぞれにCEFRの指標で判定、さらに6項目を総合した評価をCEFRで示してくれます。その能力判定には、受験者の言語・発音・イントネーション・談話・口の動き・視線・顔表情、その他あらゆるマルチモーダル対話情報を用いて、最新の深層学習モデルで総合的に判断します。
今回、LANGX Speakingを新たに導入するリンガハッカーズでは、2018年のサービス開始当初から、個別最適化したオンライン学習と世界のあらゆる教養テーマについて批判的思考力を働かせて議論・協働するワークショップ型スピーキング授業を提供してきました。2020年にスピーキング授業をオンラインに切り替えてからは、日本全国のグローバル社会で活躍したい若者のためにプログラムを提供しています。英語はグローバル社会で世界の人々と協働するためのツールであるとの考え方から、英語のスキルだけではなくメタ認知や意見形成力を同時に養うことに重きを置いたプログラムで、全てオンラインという形式上、授業以外の部分では自律的学習を促すコンテンツを提供しており、目標設定と振り返りも重視しています。目標設定の際、自分自身の現在地を客観的に判断する材料として、それぞれの受講生が自身の決めたタイミングで受けられるようLANGX Speakingによるアセスメントを導入・提供していくことを決めました。LANGX Speakingの受験は所要時間10〜20分程度で、AIが受験者のレベルに合わせて話題を調整してくれるため、受験したいレベルや目指すスコアに合わせた対策などは不要で、現時点のスピーキング力を測定することができます。
社会の動向に目を向けると、2023年7月に公表された全国学力テストの英語の結果が大きな話題になりました。中学3年の英語で平均正答率が低迷し、とくに英語のプレゼンテーションを聞いて話し手の意見に対する自分の考えとその理由を話す問題の正答率は*4.2%に留まるなど、「使える英語」の育成に向けた課題が浮き彫りとなっています。一方、今回の結果を分析した国立教育政策研究所は、英語(話す)のテストには、聞く、話すを総合した力を必要とする設問もあり、難易度が高かった、としており、「話す」力のアセスメントの難しさも窺わせる結果となりました。
*令和5年7月31日文部科学省発表の令和5年度 全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果
【業界初の導入方法】
このスピーキングテストは、現時点では教育機関や法人向けの先行提供のみで個人ユーザーへの提供はしていません。リンガハッカーズでは教育機関・学習塾業界で初めて、希望するタイミングで受験できる形式で当テストを導入します。まずは2023年12月より受講生を対象に提供を開始します。
なお、LANGX Speakingを提供するエキュメノポリスは、リンガハッカーズのスピーチコンテスト「Lingua Speech Award 2023」(12/17募集締切・1/16最終審査大会)にも協賛、一般参加者も含む審査員特別賞を受賞する10名に、賞品としてLANGX Speakingテスト2回分の受験を無料で提供します。
【リンガハッカーズ プログラム説明会概要】
プログラムを受けてみたい方向けに3ヶ月に一度定期的に説明会を開催しています。次回説明会は12月4日(月)20:00からオンラインにて開催予定。詳細については特設ページ(https://lp.linguahackers.jp/term_setsumeikai/sign-up)をご覧ください。
【スピーチコンテスト『Lingua Speech Award 2023』概要】
リンガハッカーズを運営するタクトピアが主催する小学生〜高校生を対象にしたスピーチコンテストで、年齢ではなく英語レベルに応じたエントリーが可能(※小学生は4年生以上)。The Japan Times Alpha、IDP Education、株式会社エキュメノポリスの協賛で開催。審査員特別賞の受賞者10名にLANGX Speakingテスト2回分が授与されます。詳細は特設ページ(https://lp.linguahackers.jp/ja/speechaward2023)をご覧ください。
【エキュメノポリス コメント】
LANGX Speaking は、会話AIエージェントInteLLA(インテラ;Intelligent Language Learning Assistant)との自然な会話を通して学習者の英会話コミュニケーション能力を判定します。弊社が開発した InteLLAは、対話システム技術を活用して言語学習者のレベルや理解に合わせて質問を適応的に変更し、適切にサンプルを引き出し、CEFRに準拠して学習者の言語能力を効果的に評価します。
InteLLAを用いたインタラクティブな会話を通して収集した発話データを用いて、語彙の豊富さ・文法的正しさ・流暢さ・発音の良さ・インタラクティブ性・一貫性の6つの側面から、受験者のスピーキング能力を自動判定します。受験者はLANGX Speakingの受験を通して、自身のレベルを確認できると共に、英語スピーキングにおける自身の強み・弱みを把握することができ、以降の英語学習に役立てることができます。ぜひご活用していただき、英語学習意欲とスピーキング能力の向上に役立てていただけると幸いです。
【リンガハッカーズ監修 嶋津幸樹コメント】
AIと共存・共創していく時代が到来した今、英語の学習法や評価方法も変化させていく必要があります。導入を検討するにあたって私自身もLANGX Speakingを体験させていただきましたが、AIとの対話は想像以上に自然で、かつ自らの考えを表現していく知的な楽しさに溢れたものでした。固定されたシナリオの練習に終始せず、英語を通じたオープンな議論・協働・意見表明を狙いとしているリンガハッカーズとの親和性を強く感じたため、導入を決定いたしました。AIとの対話という新しい学習法によって、私たちの受講生の英語力とモチベーションの向上が加速することを確信しております。
【タクトピア株式会社について】
タクトピアは、「グローカルリーダーの発射台」というミッションのもと、多様性あふれる仲間との「圧倒的な原体験」の共創を通じてグローカルリーダーを育成する、新しい学びを提供するラーニングデザイン・ファームです。海外研修、国内研修、英語学習、講演など多岐に渡るプログラムをご支持いただき、2023年6月時点で、30,000名以上に参加していただきました。今後もよりわくわく・充実したプログラムをご提供し、21世紀を生き抜く次世代型のリーダーを育成して参ります。
<会社概要>
会社名:タクトピア株式会社/TAKTOPIA &Co.
代表者:代表取締役社長 長井 悠
所在地: 東京都千代田区神田錦町2-9 大新ビル5階
事業:世界へ羽ばたく若者を支援する教育プラットフォームの運営および教育プログラムの提供
設立:2015年4月
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